浅田真央ちゃんに あいをこめて

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大坂日日新聞 フィギュアスケート企画更新・勝利の方程式 高橋大輔(4)全4回の④

2012-12-21 22:39:55 | 日記
帰ってきたら もう はじまってで 遅くなってだけど・・・
大ちゃん フリー がんばれ!!!

大阪日日新聞フィギュアスケート企画 更新に 今日は4回目

勝利の方程式 高橋大輔(4)

2012年12月21日


持って生まれた力 あふれ出す情感表現

「モスクワ(2011年・世界フィギュアスケート選手権)で辞めないでよかった」と、グランプリ(GP)ファイナルの優勝を決めた翌日、高橋大輔はそう話した。
不満足な5位に終わり、現役を続行すると決めたモスクワ世界選手権。
圧倒的な強さで優勝したのはパトリック・チャン(カナダ)だった。

「パトリック選手の素晴らしさはエッジワークのうまさとスピード感。
 そして力強いスケーティング」だと長光歌子コーチは言う。
「今シーズンはジャンプがコンスタントではないけれど、先シーズンまでの
 4回転を2回跳んでもほとんどミスがない確実さには感服します」

一方、高橋のスケーティングの良さは
「タッチの柔らかな滑り。例えるなら、バターが溶ける感じ。
 プラス体の中から情感があふれ出すような表現」だと。
「このあふれるような情感の表現は持って生まれたもの。
 決して教えて身につくものではない。彼が最も世界に誇れるところだと思う」。

長光コーチは、中学2年の高橋の滑りを初めて見たときにその天性に驚き、
それから「その表現を生かすプログラムを滑らせたい」とさまざまなプログラムを
世に送り出してきた。

ショートプログラム(SP)の「Rock'n Roll Medley」について
意外なことを長光コーチは明かす。
「大輔にとって、とても難しい曲。彼の持つ、体から醸し出す雰囲気を必要としない
 曲なので、彼の良さを表現しにくい」と。

曲に助けられることとは反対の現象。
表現の幅を持つことによって、逆に滑るのが難しいということが今、高橋のなかで
起きているのだ。
「それでもこのごろはだいぶ板についてきたかな。
 これからもっと、観客が楽しんでくれるようになったらいいなと思う」と、
長光コーチの高橋に寄せる信頼は厚い。

ソチ五輪まではあと1年余り。
高橋の試合プログラムを見られるのはSPとフリー、あと一つずつだけだ。
それを長光コーチにあらためて告げると、
「ああ、本当ですよね。もったいないですよね、もう」と
まるで一人のファンのような言葉を漏らす。
「ゆっくり、ゆっくり。今シーズンの動向を見ながら、
 時間をかけて考えていきたいと思います。
 そして最後には彼が決めるでしょう」と続けた。

高橋の最後のプログラム。集大成の演技を思うと楽しみでもあり、寂しくもある。
世界中のスケートファンが、同じ思いを抱いているに違いない。

(おわり)
また 大ちゃんの フリーが 楽しみだね

次の試合へ「課題」

(2012年12月20日)



体のライン修正に時間

「ショートプログラム(SP)は今季初めてノーミスの演技をして、
目標にしていたことがようやくクリアできた。
フリーはちょっと緊張しすぎてミスが続いたのですが、次の試合に向けて
いい課題を残してくれたと受け止めています」。
高橋大輔を長年教える長光歌子コーチは、今大会の演技をそう総括した。

靴の不具合に苦しんだグランプリ(GP)1戦目の中国杯。
帰国してすぐ靴を変更して練習を再開した。
しかし不具合があった靴で滑っていたことの悪影響で体のライン(軸)が既に
崩れてしまっていたという。
「体のラインをいったん元に戻す修正をして、そこから良くしていくまで思ったより
時間がかかってしまった。NHK杯の時はいまだその修正過程だった。
納得のいくラインになってきたのは日本を出発する直前くらい」と
長光コーチは話す。

試合前の最後の調整に高橋がモスクワにたったのは12月1日。
そこからニコライ・モロゾフコーチの指導方針にのっとった練習を毎日、昼と夕の
2回に分けて行い、万全の態勢でソチの地に乗り込んだ。さらに長光コーチは言う。

「今のいい状態のラインのまま、全日本、世界選手権に向けて練習を積み上げて
いきたい。そうすれば、もっと深みのあるプログラムができてくると思います」。
長光コーチの指す「もっと」とは、いわば「呼吸」なのだという。
呼吸や空気感といった目に見えない部分がまだ自分のものになっていない、と。

長光コーチが高橋に求めるものは、ただ完璧に滑りこなすだけではない、
もっと奥深いもの。小説でいえば行間、五感で感じるような繊細なニュアンスだ。

「これは、体のラインがべストな状態で、
氷の上で何度も繰り返して練習して積んでいかないと、自信もつかないし
演技にも表れてこないので」と長光コーチは断言する。

もう一つ、長光コーチの懸念に高橋の今季のトリプルアクセルのことがある。
高橋は会見の場でその点を言及されても
「アクセルは得意だったのに今シーズンは迷子です」とだけしか答えなかった。
言い訳めいたことを口にしないのはいつものことだが、アクセルの不調には理由が
あった。それは今季にブレード(エッジ)を変えたという事実だ。

「踏み切るタイミングが前のエッジと違ってしまうんです。
練習ではうまく跳んでいても、いざ試合になると出てしまうのではないか」と
長光コーチ。今はブレードに完全に慣れていく途中なのだという。

「滑り自体は今のブレードのほうが彼の滑りに合っているので、どっちを取るか」。
そう言いながらも長光コーチの表情は揺るぎのないように見えた。
ジャンプだけに頼らない、質の良い滑りが第一という長光コーチの信念から
くるものだ。
そして何より高橋への絶対の信頼があるからだろう。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/skate/121220/20121220038.html

画像はまた 勝手につけたして


勝利の方程式 高橋大輔(2)
2012年12月19日



五輪へ尽きぬ向上心 日本男子初の頂点

グランプリ(GP)ファイナルは8日に男子フリーが行われ、
ショートプログラム(SP)首位発進の高橋大輔が177・11点をマークし、
今季世界最高の合計269・40点で優勝した。
GPファイナルで日本男子が頂点に立つのはフィギュア史上初めての快挙。
高橋大輔は7度目の挑戦でついにその栄冠をつかんだ。

フリーの成績は3位。会心の出来ではなかった。
冒頭の4回転トーループで転倒、今シーズン苦しんでいるというアクセルの
3回転の着地に失敗するなど、いくつかのミスが続いた。
点数よりも演技直後に天を仰いだ高橋の表情がすべてを物語っていた。

長光歌子コーチ、ニコライ・モロゾフコーチに迎えられ、キスアンドクライで
点数を待つ。点数、順位が表示されると高橋の表情が一変した。
両コーチと抱き合い、その喜びを分かち合う姿がそこにはあった。

直前に調子を落としたという高橋が競り勝った理由。
それは、取るべきエレメンツをできる限り落とさないように徹し、
ミスがありながらもプログラムをうまくまとめることができたことだ。
そして、ベストな状態でないながらも自分のやるべきことを遂行する
強いメンタルを持てたことに尽きる。

「結果はすごくうれしい。日本人初のGPファイナル優勝を意識しないよう、
 自分の演技、自分の仕事をしようって動いたことが優勝につながった。
 自分の気持ちをコントロールすることがいかに大事か、今回はいい経験をした」
 と、満足そうに話す高橋。
「フリーが3番だったことに課題も感じている」と、まだまだ満足していない
 という意思表示も見せた。

もっと高みへ。高橋の向上心は尽きない。
世界フィギュアスケート選手権(カナダ)の代表枠三つを争う全日本フィギュア
選手権は今月20日に迫っている。

「時間はあまりないが、疲れを残さないようこれから試合前の調整をして臨みす」。
帰国してすぐ、ディフェンディングチャンピオンとして後を追うものの挑戦を受ける
準備に入る。再びソチの地へ-。
2014年のソチ五輪を目指し、高橋はまい進し続ける。

スケートを楽しめた ニコライ・モロゾフコーチの話
 
今日は今までしばらく成功していなかった2回目の4回転が実現できたことを
とてもうれしく思います。滑走順(6番目)を待つのは長い時間でしたが、
彼はうまく乗り切りました。
SPの後に、フリーの試合に備えて帰ってゆっくりするようにと助言したのです。
それと「今日は素晴らしいスケートをした。明日も勝てればすごいぞ」ってね。
彼の今大会の成功はスケートを楽しめたことだと思います。
大輔は世界一のスケーターです。とてもシンプルなことです。
そしてソチに勝つ、そのために私は仕事をしています。
この会場は色がとても奇麗で良いですね。
オリンピックでは、皆がここで熱狂すると思いますよ。
観客は皆、大輔を応援しますし、日本人が好きですから。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/skate/121219/20121219036.html

画像は また かってにつけたして


勝利の方程式 高橋大輔(1)
2012年12月18日



SP今季自己最高 メンタルの強さ発揮

12月6日、グランプリ(GP)ファイナルが
ソチ(ロシア)のアイスバーグ・パレスで開催され、
日本からはジュニアの日野龍樹(中京大中京高) 田中刑事(岡山理大付高)
宮原知子(関大中)
シニアの高橋大輔(関大大学院)小塚崇彦(トヨタ自動車)羽生結弦(東北高)
町田樹(関大)
浅田真央(中京大)鈴木明子(邦和スポーツランド)が出場し、華麗な技を
競い合った。

GPファイナルとは、GPシリーズ各大会の順位に応じて与えられたポイント
の合計で選ばれた上位6人(組)による国際大会。
今大会は2014年ソチ五輪のテスト大会を兼ね、14年冬季五輪と同じ試合会場で
行われた。
今回は高橋大輔をクローズアップし、長光歌子コーチのインタビューを交え4回で
連載する。

7日に行われた男子ショートプログラム(SP)。
前大会銀メダルの高橋大輔がファイナル2連覇中のパトリック・チャン(カナダ)
の89・27点を抑え、今季自己最高の92・29点を獲得してトップに立った。

今季初となる冒頭の4回転トーループの成功、
続くルッツの3回転とトーループ3回転のコンビネーション、3回転のアクセルを
確実に着氷させ、スピンやステップを丁寧にこなし、
今季一番の完成度で演技を終えた。

「当日朝の公式練習と6分間練習で調子を落としたので本番に不安な部分があった。
しかし、ベストでないながらも(4回転を)下りられてよかった。
集中力、そして自分の頭と体が一致して動いていると感じた」と、

高橋は演技後の会見で心技体の充実を満足そうに話した。

一方、「今日は観客がいつもより少なかったので、
反応的に(自分が)あまり動けてないのかなって勘違いしてしまって。
演技後にニコライ・モロゾフコーチと長光歌子コーチに『ちゃんと動けていた』と
言われて安心しました」と安堵する一面も見せた。

今回の高橋のSPの演技は、ステップ、スピンは熱を帯びるというよりも、
一つ一つのエレメンツを確実にこなしていく着実な妙技といったように見えた。
「ステップはこう踏んでとかスピンは回転数をきちんと数えてとか、
そういったところに気持ちの余裕があった」と言う。

不安からくる緊張感の中でも、冷静さを保つメンタルの強さを見せた高橋。
「フリーは自分の演技だけ集中してやっていきたい」。
高橋は日本のエースとして、動じないどっしりとした風格を漂わせた。

http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/skate/121218/20121218024.html
(ライター・黒尾順子、写真撮影・藤田孝夫)

大坂日日は お写真も 共有できてで でも ちっと画像が小さいのが
おしい!!! で かってに つけたす
 


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