浅田真央ちゃんに あいをこめて

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フィギュアの世界更新に 浅田真央が示した逆境力 腰痛にもポジティブ思考

2012-12-14 19:11:15 | 日記
日経フィギュアの世界更新に 朝の日経のニュースメールのなかに
入ってたので紹介を

浅田真央が示した逆境力 腰痛にもポジティブ思考
フリーライター・野口美恵
2012/12/14 7:00

ロシアのソチで9日まで開かれたグランプリ(GP)ファイナルで、
4年ぶりの優勝を飾った浅田真央。
腰痛を感じながらも耐えていたことを、試合後に明らかにした。
ケガの不安を抱えながらの戦いのなか、浅田が手にした逆境からの成功術とは――。

■SPは最高の演技だったが…

浅田にとって、GPファイナルの出場は2008年に韓国で開催された大会で
優勝して以来。
久々の舞台だったが、7日のショートプログラム(SP)は66.96点をマークして
首位に立つ順調な滑り出しだった。

「3回転+2回転」などのジャンプを決めると、
スピンとステップは最高の技術レベルの「4」を獲得。
「アイ・ガット・リズム」のアップテンポな曲に合わせた軽やかなステップは、
見ている側が楽しい気持ちになるような最高の演技だった。

「明日も、今日のようにしっかりエレメンツをやりたいです。
 スピードを最後まで落とさずに滑ることが目標です」。
浅田はSPの後、満足そうに語っていた。

■フリーの日の朝から腰痛が悪化

ところが翌日、フリースケーティング直前の6分間練習で、浅田はほとんどの
ジャンプが1回転や2回転になり、明らかに普通の状態ではなかった。
その日の朝からNHK杯後に悪化した腰の痛みがひどくなっていたという。

6分間練習が終わると、佐藤信夫コーチと久美子コーチに打ち明けた。
「腰が痛くて、全然力が入らないのでジャンプがコントロールできなくて、滑れない」

すると佐藤コーチは間髪入れず、こう言った。
「中途半端は良くない。やめるならやめる、やるならやる。それしかない」

心配したり、なだめたり、甘やかしている場合ではない。
浅田の出番はもう十数分後には迫っているのだ。
そのキッパリとした佐藤コーチの一言で浅田は意を決した。
「もう出るしかない。
 出るからには、もう痛みに怖がらずに思い切ってやるしかない。 
 痛みを感じないようにしよう」。そう自分に言い聞かせて出番を待った。

■佐藤コーチの一言で弱気の心が吹き飛ぶ

前の滑走者だったアシュリー・ワグナー(米国)の演技が終わり、
不安な心をまだ残した浅田が氷に降り立つ。
すると佐藤コーチは、最後に送り出す瞬間にこう声をかけた。
「こんな状態でも、どれだけ自分ができるか試してみなさい。
 『どんなもんだ』っていうのを見せてきなさい」

その言葉で浅田の弱気になっていた心は、一気に挑戦心へと変化した。
「よし。じゃあ思い切って、どれだけできるか最後までやってみよう」

 そう考えて、リンクの中央へと滑り出て行った。

■浅田の性格を見抜いていた佐藤コーチ

結果は周知のとおり。回転不足など多少のミスはあったものの、腰痛を感じさせない
つややかな演技とジャンプでフリーは129.84点。
トータルは196.80点で2位のワグナーに14.87点差をつけて優勝を飾った。

浅田はもともと人一倍、負けず嫌いで、努力家で、困難が大きいほど頑張るタイプ。

それを見抜いていた佐藤コーチは不安に押しつぶされてしまいそうだった浅田の心を
「逆境に打ち勝つ」という舞台設定にすることで、前向きなものへと導いたのだ。

■08年の世界選手権でも三重苦

実は、浅田は08年3月の世界選手権(ヨーテボリ)で初の世界女王となったときも、
三重苦に追い込まれていた。

2月にコーチだったラファエル・アルトゥニアン氏から師弟関係の解消を電話で
告げられ、コーチ不在での練習。
焦りの余り、根を詰めて練習したため、2月下旬に左足首をねんざしてしまった。

そしてフリー本番では、冒頭のトリプルアクセルを踏み切ろうとした瞬間に
スッポ抜けて転倒し、壁に激突した。

もう優勝を諦めかねない状況――。
そんな逆境のなか、浅田は転倒のあとはノーミスの演技で、鮮やかに初優勝を
手にしたのである。

当時、浅田はこんな言葉を口にしていた。
「『私は逆境の方が力を発揮できる』ってポジティブシンキングしたんです。
  追い込まれるのには慣れました」

■「すごく勉強になりました」

それから4年半が過ぎた今回のGPファイナル。
「痛み」を抱えての試合は久しぶりだった。浅田はいう。

「最近は試合で痛みを抱えるというのは全然なかったので、
 ファイナルなのに痛くなっちゃって、6分間練習では不安になってしまいました」
「でも、こうやって今日も信夫先生の一言で、気持ちが(前向きに)湧きました。
 サポートしてもらっていますね。
 こういう試合への持っていき方は、すごく勉強になりました」

しかし、佐藤コーチの指導は、ここからが“本番”だった。
4年ぶりの祝杯の夜、早くも浅田に苦言を呈したのだ。
「今回はとりあえず頑張ったけれど、先生がずっと言ってることを聞かずに
 練習をやりすぎると、こういうことになる。
 子供じゃないんだから、調整の仕方を自分で改めなさい」

■佐藤コーチの指示以上に練習し疲労が蓄積

実はNHK杯で優勝した後、佐藤コーチは浅田に、疲れを取るために練習量を
減らすよう指示していた。

しかし浅田は、週1日の休みはとったものの、
毎日4時間の氷上練習と陸上トレーニングを欠かさず、練習量を減らさなかった
のである。結果として、疲労が蓄積して腰の痛みにつながった。
「信夫先生に言われた量よりも練習しちゃっていました。
 22歳だけれど、子供のころに比べたら体の変化は、感じたくないけれど
 少しずつ感じている。疲労の限界があって、痛みに出てくるようになった。
 体がもう子供ではないんですね」

■「でも、努力することは大事」

そう複雑な表情で語りながらも、一呼吸おくと、意を決したように宣言した。
「でも、努力することは大事なので。無理はできないけれど、
 無理をしながらも(自分の体の)状況を自分で見極めるという感じ。
 痛みの出る練習を少し少なくするけれど、努力はしっかりとやりたい」

やはり浅田は努力の人だ。
天真爛漫(らんまん)そうにみえる可憐(かれん)な笑顔のまま、
口元をキュッと引き締めた。

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO49506750T11C12A2000000/
画像は 掲載されてる順番ごとに してです











ほんとになぁ 
さすがの 信夫先生 そして 真央ちゃん すごいなぁ
どんな時でも がんばりつづける また 真央ちゃんのすごさを
みた 大会だったなぁ 

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