エイズウイルスの未解明2グループ、起源はカメルーンのゴリラ

　

　［ワシントン　２日　ロイター］ – 科学者らから成る国際研究チームの調査で、エイズの主要な病原体であるＨＩＶ１型ウイルスの４グループ中、解明されていなかったＯとＰと呼ばれる２つのグループの起源が、カメルーン南部に生息するニシローランドゴリラだったことが分かった。野生の感染個体の肉を加工するなどした際に人に感染したとみられている。

　ＨＩＶ１型にはそれぞれ異なった感染経路でサルから人に感染した４つのグループがあり、このうち世界で４０万人が感染しているＭグループと、限られた地域で２０人前後が感染しているＮグループについては、カメルーン南部のチンパンジーが起源と分かっている。

　研究チームは、カメルーン、コンゴ、ガボン、コンゴ民主共和国、ウガンダで、ニシおよびヒガシローランドゴリラとマウンテンゴリラのフンを採取。サル免疫不全ウイルス（ＳＩＶ）が含まれていたものの遺伝子を解析したところ、ＨＩＶ１型ＯとＰグループの起源がニシローランドゴリラであることが示された。

　研究結果は、米科学アカデミー紀要に掲載される。

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台湾を国扱いで抗議の中国追放

　動画提供:2015cNext Media Animation Limited.　米・ハーバード大学で1月に行われた模擬国連で、台湾を国として扱ったことに激怒した中国代表団が抗議し、会場から追い出される騒ぎがあったと、地元メディアが2月10日までに相次いで報じている。

　抗議した中国代表団はパンフレット3千冊を印刷して訂正し直すよう要求。これに対し組織委員会は……。　

てりやきマックにネジと苦情

　動画提供:2015cNext Media Animation Limited.　日本マクドナルドは2月6日、2014年12月に販売した「てりやきマックバーガー」にネジが混入して飲み込んだと、客から苦情が寄せられていたことを明らかにした。

　同社によると、客が病院で内視鏡検査を受けた結果、体内から長さ約7ミリのネジが見つかったという。同社は店舗の機器を調べたが……。

「オオサンショウウオの宴」で深セン警察幹部が免職処分に

　

　［北京　１７日　ロイター］ - 中国深センで、警察関係者らが絶滅危惧種のオオサンショウウオを宴会中に食べているもようを撮影しようとしたジャーナリストらに暴力をふるったとして捜査を受けていた問題で、地元警察の署長が免職処分となった。

　警察当局は１６日夜、公式ブログに声明を発表し、捜査の結果このオオサンショウウオは養殖と分かっており「（食べたのが）絶滅が危惧されているオオサンショウウオだったかという点では問題ない」と釈明した。

　ただ、警察署長が捜査に関する正確な情報を提供しなかったほか、４人の部下に飲食店の外で見張りを行うよう指示するなど職権を乱用したとし、この人物を免職処分にしたと説明した。

離婚した夫の再婚に嫉妬→心中

　動画提供:2015cNext Media Animation Limited.　台湾・桃園市で1月27日、離婚した元夫（53）と無理心中を図った女（60）が起訴された。

　女と元夫は2013年に離婚。だがそれ以降も、2人は頻繁に連絡を取り合っていたという。だが、元夫が別の女性（46）との再婚を意識し始めたころから、歯車は狂い始めたようだ。