札幌でササラ撮影を終え、一路石北本線へ移動。
翌日、午前6時前、遠軽のホテルを出発。目指すは白滝発祥の地。
現場に着くものの、駐車エリアは除雪されていないし、雪の上を歩くスノーシューやかんじきなどと言うものは
持ち合わせていない。
しかし、おそらく前日くらいについたと思われる足跡が残っており、その上にはあまり積雪がない状態。
その足跡にそって歩くと雪に潜らず難なく撮影ポイントに到着。(足跡をつけた先人に感謝)
同業者は誰もおらず、気温は-12℃くらい。
天気は良いものの、この突き出た場所は明らかに風の通り道になっており、正面を向いていると風が顔に思い切り吹き付けてくる。
待つこと10分少々でDD51牽引石北臨貨がやってきた。
車に戻ると手がかじかんで凍傷になるかと思うほど手が痛い。
(仮に関東みたいに雪降ったら列車遅れて、30分でもあの場所にいたら
大袈裟かもしれないが、凍えて遭難でもしてたんではないかと思ったくらい)
雪での定時運行というものに感心する。
このあとは遠軽駅へ移動。
この日は他に同業2名。現地での有名人(?)と挨拶を交わす。
このアングルでは背景のキハ40のライトが点灯しているとDD51の排煙と被っていいかんじなのだが、
この雪景色とDD51 の組み合わせだけでも十分な見応えではある。
3月とはいえ北海道の雪景色を撮影して関東に戻ると間もなく
関東では桜が開花がもうすぐとかいうニュースを耳にしてなんとも季節感のギャップを感じざるを得ないのであった。
撮影 3月11日