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台風の季節(台風21号と関西の私鉄の計画運休など)

2018-10-02 | 関西の私鉄

先月9月4日に関西で猛威を振るった台風21号。
このとき偶々関西にいたわけですが、そのときのレポートを。

前日3日は和歌山にいまして和歌山市駅にて南海電鉄の観光列車「めでたい電車」をこのように快晴の中、撮影。
加太の名物鯛をイメージしたそうです。

ピンク色を基調としてドアなどは赤でしょうか。
屋根上のクーラー部分まで塗装されてなかなかの気合の入れようです。

このときは快晴で駅では地元の方々も「明日台風だってな」、「嵐の前の静けさかね」
などとこのような内容の会話も聞こえてました。(おそらく和歌山弁で話していたと思われますが細かくは失念しました)

翌4日、午前11時頃の南海難波駅。
駅員さんが「今日の~方面最終列車で~す」と拡声器で利用客へ案内してしていました。
南海電鉄と京阪電鉄は関西の私鉄では今回初めて計画運休したそうです。
しかし、慣れていないとこの時間に最終列車といわれてもピンと来ない気がしますが…。

午後2時頃、八尾南駅。

このときはかなりの暴風雨で駅の通路からの階段を下りることすら出来ないくらいでしたが、
八尾の最大瞬間風速は37mくらいだったらしいです。
(ちなみに関空は58m和歌山市は57m大阪市は47mと記録的な暴風だったようです)


駅に停車中の列車から車庫方面を見る。
かなりの暴風雨のなのですがそこまで表現出来ていないかんじはします。
暴風を表現するのは意外に難しそうです。

この時間、JR西日本や関西私鉄各線は運転を取りやめていましたが、大阪メトロ(地下鉄)は地上区間以外はほぼ通常運転でした。

大阪メトロ今里筋線の終点、井高野駅の地下鉄通路出口付近から
物理的な何かを写すとかなりの暴雨風が吹き荒れたとかんじさせます。


少しの範囲を見ただけでこれだけのことが起こっているのでニュースで流れた映像よりも実際はもっと多くの被害があったと想像します。

今里筋線谷町線で梅田へ移動。
地下鉄は動いているとはいえ、時折照明がピカピカなり「もしや停電か?」などと思われる場面も何度かありましたが
そんな心配を他所に意外と平常運転でした。
JRや私鉄各線が運休しているのですっかり閑散とした梅田地下街。
宝塚の広告を通行人がこれだけいない中で撮れるのも珍しいかも?
今年6月にリニューアルオープンした阪神デパ地下のスナックパークが開いていれば
空いていて食べやすかっただろうにと思いましたが関西の百貨店は軒並み臨時休業です。(ま、仕方ないですね)

夕方5時頃の阪急梅田駅。
照明は付いてるもののホームには規制のせいか人はほとんど見られず。
しかし改札外には再開を待つ人々が相当数いました。
おそらく阪急は関東でいう新京成かあるいは京成みたいなかんじなのでしょうか。(ちょっと分かりにくい表現だったかも)
阪急は計画運休はしていないのでこの日の午後10時すぎくらいから梅田から西宮方面の列車の運転を再開したそうです。

このたびの台風により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 2018年9月3~4日 南海和歌山市駅、大阪メトロ、阪急梅田駅他

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