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新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

家の近くのむし探検 フユシャク、ユスリカなど

2020-02-22 20:40:00 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第76弾


昨日の21日に久しぶりに公園に行ってみました。





公園に行く前の石垣にフユシャクが2匹止まっていました。たぶん、クロテンフユシャクですね。



公園には何もいないだろうなと思ったのですが、意外に虫がいました。まずはササグモ。これはあちこちにいました。





小さなハネカクシです。たぶん、名前は分からないだろうなと思って調べていません。



これは体長1cmはあるだろうと思われる大型のユスリカ♀です。前脛節より跗節第1節の方が長く、MCu脈がないので、たぶん、ユスリカ亜科は確かそうです。「日本のユスリカ」の画像で調べてみると、Chironomus属あたりであることは確かそうです。この属で、大きな種はヤマトユスリカとオオユスリカあたりです。ここからはよく分かりません。







これは昨年の冬に何度も見たトビムシです。公園に外灯があるのですが、そこにいつも登っています。以前、採集して調べたことがあったのですが、マルトビムシ科Spatulosminthurus属までは確かそうですが、そこから先がよく分かりません。(追記2020/02/23:こちらにも少し載せていました



これはヤミイロカニグモ



そして、最後はミスジハエトリ

雑談)今日はマンション管理組合の定期総会がありました。この1年間で一番重要な行事で、また、最後の行事でもあります。やっとお役目が終わったという安堵感が出てきました。4月からはまた虫三昧ができるかもしれません。

家の近くのむし探検 イダテンチャタテ、クモほか

2020-02-11 20:48:59 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第75弾


今日は暖かかったので、近くの公園に虫探しに行ってみました。でも、あまりいませんね。2月だからしようがないか。



植栽のツツジの葉上に虫がいないので、桜の幹を探してみました。やっとイダテンチャタテを1匹だけを見つけました。





ササグモは結構いました。暖かくなると、私の姿を見るとすぐに隠れるのですが、今頃は活動が鈍くて、じっとしていました。



小さなクモがいたので、一応、撮ってみました。名前はよく分かりませんが・・・。





ツツジの葉に小さなハエがいました。でも、採集しないと名前は分からないでしょうね。





以前、観察していたシラカシの木に行ってみました。カシムネアブラムシが集まっていましたが、大多数に大きな穴が開いています。実は寄生されていたのですね。まだ、穴の開いていない個体もありましたが・・・。





最後はキタキチョウです。Wikipediaによると、越冬する個体もいるというので、越冬していたものか、早春に出てきたものかはよく分かりません。

家の近くのむし探検 イダテンチャタテなど

2020-01-15 21:40:59 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第74弾


1月13日にマンションの廊下を歩いてから、いつもの公園にも行ってみました。





公園に着いたら、いつものように虫探しをしたのですが、さすが1月ともなると全くいません。やっと桜の木にイダテンチャタテ2匹を見つけました。下の個体は翅が破れているようです。



そのすぐ近くには死んでいるのか、もう1匹、風に揺れていました。



これは外灯のポールにいたノミバエの仲間です。



そして、植栽のツツジの葉上にいたツマグロキンバエ



最後は小さな小さなユスリカでした。

家の近くのむし探検 公園で虫探し

2020-01-05 21:09:57 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第73弾


1月2日、マンションの廊下をちょっと歩いた後、その足で公園に行きました。公園では虫好きのお孫さんを連れた方がおられて、そのお孫さんと一緒に虫探しをしました。なかなか見つからなかったのですが、枯葉をのけたらそこでやっと虫を見つけました。







アオバアリガタハネカクシです。この虫の体液に触れるとミミズ腫れを起こすので用心用心。



結局、公園ではこの虫だけでした。それで、いつも見ているカシムネアブラムシが健在かどうか見にいきました。いつもの通りです。一度、ここでじっくり観察してどんな昆虫がやってくるか見てみたいものです。



公園はあきらめて、マンションの廊下の続きを歩きました。これはシロオビフユシャクです。



これはたぶん、ツマグロキンバエ



それからウスモンフユシャク



最後はナミスジフユナミシャク。マンションにはやはり冬尺が多いですね。

家の近くのむし探検 正月の虫

2020-01-01 20:58:21 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第72弾


皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
元旦の今日の午前中、マンションの廊下を歩いた後、近くの公園にも行ってみました。公園にはほとんど虫はいなかったのですが、その途中でえらいものを見つけてしまいました。







初めは公園に行く途中の壁で見つけたフユシャク♀です。白い壁を何かが登っているので、何だろうと思って見たら、これでした。Inurois属だと思うのですが、それから先が分かりません。今頃いるのはウスモンかウスバあたりだと思うのですが・・・。体長は尾端の毛束を含めて10.3mmでした。「標準図鑑」を見ると、この毛束である程度、種が分かるようです。ウスバは、「毛束は発達し、一定した細い毛からなり、灰白色で灰褐色~黒褐色の毛が混じる」とのことです。一方、ウスモンは、「毛束は黒色の毛に灰褐色の毛が混じり、細長い毛とともに幅広い葉片状の鱗毛が混ざる」とあります。



ちょっと拡大してみました。ウスモンフユシャクではないですね。ウスバフユシャクの方かな。







これは公園の外灯のポールを登っていたチャタテです。先日見たチャタテと似ている感じです。とすれば、ケチャタテ科かもしれません。







最後は公園に行った帰りに見つけました。行きしなにフユシャク♀を見つけた壁の上端が少し道側に突き出しているのですが、その下にいました。セアカゴケグモ♀です。体長は7.0mm。私の住む市でも確認されているようなのですが、私は初めて見ました。よく見ると、糸を張っているようです。