21世紀における我が国の課題は、大きく2つあります。
一つは、グローバル化が一層進展するということ。
もう一つは、人口が減り、高齢化社会を迎えるということ。
これらの2つの大きな課題は、
経済財政諮問会議の、骨太2005に明確に位置づけられています。
このような課題に対して、
小泉内閣は、明確な対応策を示しています。
すなわち、小さな政府を目指すと言うことです。
高齢化社会では、福祉財源に膨大なカネが必要です。
しかし、その原資となる現役世代は、減少していくため、
どこからか、財源をもってこなくてはいけません。
こうした中で、大きな政府を維持していくことは、
今まで以上に国民負担を強いることになり、
有権者の理解を得ることは出来ません。
したがって、政府を小さくし、民間でできることは民間で行う方向性を示したのです。
郵政民営化法案が、参院で否決されましたが、
これは、小さな政府という最も基本的な、我が国のあり方が、否決されたことを意味します。
「なぜ、今民営化しなくてはならないのか?」
「郵政民営化より重要な法案はたくさんあるのではないか?」
など、様々な反論があります。
しかし、政府の規模を縮小する作業は、1年でも早く実施すべきです。
「なぜ、今なのか?」
と問われれば、
「遅いくらいです」
と回答されるでしょう。
衆参を問わず、
反対派のホンネは、
小泉内閣の人事への不満です。
国民から見ると、幼稚でレベルの低い権力闘争が展開されているのです。
参院は良識の府と呼ばれますが、
実態は、統率がとれておらず、不平や不満が投票行動に結びつくと言ったおよそ良識とはかけ離れた府に転落しているのが実態です。
この選挙は、
21世紀の「この国のカタチ」を決定します。
問題は、「郵政」という個別の問題ではなく、
「国のあり方」という、きわめて大きな選択を行うことにあるのです。
郵政は単なる象徴ですし、小さな政府づくりの一事例でしかありません。
皆さんは、どちらを選択されますか?
「大きな政府」を維持し、高負担社会を受入れる。
「小さな政府」へ転換し、少しでも負担を軽減する。
この二者択一に対して、すべての選挙区で、
「小さな政府」を選択する受け皿が用意されます。
マスコミは「刺客」と呼んでいますが、事の本質を現してはいません。
エゲツないことをしていると捉えられますが、
それは単に、これまで公明正大に行われてこなかっただけです。
従来も「刺客」の性格を帯びた候補者が投入されたことはあります。
今回は、公明正大ですし、しかも有権者から見れば、選択肢の受け皿なのです。
「刺客」という視点は、「大きな政府」を目指す政治家の視点です。
国民の視点は、「小さな政府」の受け皿です。
この国のカタチは変わることができるのでしょうか?
今回の選挙は、とても面白い選挙です(^^)
一つは、グローバル化が一層進展するということ。
もう一つは、人口が減り、高齢化社会を迎えるということ。
これらの2つの大きな課題は、
経済財政諮問会議の、骨太2005に明確に位置づけられています。
このような課題に対して、
小泉内閣は、明確な対応策を示しています。
すなわち、小さな政府を目指すと言うことです。
高齢化社会では、福祉財源に膨大なカネが必要です。
しかし、その原資となる現役世代は、減少していくため、
どこからか、財源をもってこなくてはいけません。
こうした中で、大きな政府を維持していくことは、
今まで以上に国民負担を強いることになり、
有権者の理解を得ることは出来ません。
したがって、政府を小さくし、民間でできることは民間で行う方向性を示したのです。
郵政民営化法案が、参院で否決されましたが、
これは、小さな政府という最も基本的な、我が国のあり方が、否決されたことを意味します。
「なぜ、今民営化しなくてはならないのか?」
「郵政民営化より重要な法案はたくさんあるのではないか?」
など、様々な反論があります。
しかし、政府の規模を縮小する作業は、1年でも早く実施すべきです。
「なぜ、今なのか?」
と問われれば、
「遅いくらいです」
と回答されるでしょう。
衆参を問わず、
反対派のホンネは、
小泉内閣の人事への不満です。
国民から見ると、幼稚でレベルの低い権力闘争が展開されているのです。
参院は良識の府と呼ばれますが、
実態は、統率がとれておらず、不平や不満が投票行動に結びつくと言ったおよそ良識とはかけ離れた府に転落しているのが実態です。
この選挙は、
21世紀の「この国のカタチ」を決定します。
問題は、「郵政」という個別の問題ではなく、
「国のあり方」という、きわめて大きな選択を行うことにあるのです。
郵政は単なる象徴ですし、小さな政府づくりの一事例でしかありません。
皆さんは、どちらを選択されますか?
「大きな政府」を維持し、高負担社会を受入れる。
「小さな政府」へ転換し、少しでも負担を軽減する。
この二者択一に対して、すべての選挙区で、
「小さな政府」を選択する受け皿が用意されます。
マスコミは「刺客」と呼んでいますが、事の本質を現してはいません。
エゲツないことをしていると捉えられますが、
それは単に、これまで公明正大に行われてこなかっただけです。
従来も「刺客」の性格を帯びた候補者が投入されたことはあります。
今回は、公明正大ですし、しかも有権者から見れば、選択肢の受け皿なのです。
「刺客」という視点は、「大きな政府」を目指す政治家の視点です。
国民の視点は、「小さな政府」の受け皿です。
この国のカタチは変わることができるのでしょうか?
今回の選挙は、とても面白い選挙です(^^)