おコメの摩訶不思議

稲作農業の将来展望を考えます。
メールはroughriceの後に@mail.goo.ne.jpです。

商品

2006年05月26日 | 商品先物
注目していた銘柄ですが、期待どおり手前主導で同ザヤ化してきました。
本日は、当限から5番までは、少し逆ザヤですが、発会したての11月限には鞘がついてます。
もう少し、同ザヤに形になるかもしれません。

さて、ここからは、逆ザヤ化するのか、順ザヤ化するのか興味深いところです。
どちらにしても、相場についていくようにしたいと思います。

繰り返し述べますが、
将来、米の先物が復活すると考えています。
そのとき、今の鞘取りの経験が役に立つと確信しています。

本年の上場申請は通りませんでしたが、平成22年までにはきっと上場する、と思ってます。
さすがに、平成22年になれば、今回農水省が言い訳した内容はまかりとおらないでしょう(笑)


文章を書くということ

2006年05月24日 | なんでも
自らの考えを主張するというのは、
なんでもないようなことにも思えますが、
これはこれで、中々勇気の要る行為です。

自分の頭の中身をさらけ出すことになるからです。

ひょっとしたら、ピント外れで他人に笑われるかもしれない。
私は、いつも、そんな不安に駆られてしまいます。

そのため、
時に、笑われないような中身の主張をしたくなります。
それは、無難な主張をする、ということです。
当たり障りのない主張を、もっともらしく話す。
常識的な内容で、隙がない。
それは、きっと誰からも馬鹿にされることはないのでしょう。

しかし、
このような行為は、「誰からも馬鹿にされないこと」が、
最優先事項になっています。
本来、主張の目的は、自分の感じたことや考えたことを、表すことであるはずです。
それが、いつの間にか、他人から笑われないことが目的になってたりします。
おそらく、私の中の弱い心が、そうさせるのでしょう。

こういう時は、
できるだけ、自分の感性を信じるように心がけています。
そして、自分が感じたことが、本当は何だったかを、
明確化するようにもしています。

実は、この作業も、私には意外と難しく感じます。

自分が感じたこと、というのは
抽象的で、雲のようにふわふわしています。
そこから、感じていることの具体像を、少しずつ紡ぎだしていく。
これが、結構、時間とエネルギーを要するのです。

思うに、
人間の心というのは、とても不可解で、
自分がどのように感じているのかを、
はっきり認識することさえも、良く出来ていないのではないか?
と思います。

テレビなどを見ていますと、あるニュースに対して、
コメンテーターが様々な意見を言っていきます。
漫然と、聞いていると、
いつの間にか、それらがまるで私自身の意見であるかのような錯覚に陥ることもあります。
また、司会者やコメンテーターの怒りが、私自身の怒りであるかのようにも感じたりもします。

つまり、テレビという道具を通じて、
出演者の感情や考え方が、私のものに置き換わっているのです。

その背景には、
自分自身がどのように感じているか、
自分自身にもはっきりわかっておらず、
そこへ、テレビから伝わる情報と感情が、
染み込んでいく。
こんな状況があるように思えてなりません。


そのために大切なことは、
テレビやネットなどの話を鵜呑みにしない。
自分の感性を信じ、
自分で考える。
ということなのではないでしょうか。

そういった時間をつくり、習慣づける。
おそらく、文章を書くことは、これに最適な作業なのでしょう。

お米の話ではありませんが・・・

2006年05月15日 | 商品先物
お米の話とはぜんぜん異なり、商先の話です。

このサイトをご覧の方は、商先に興味などない方ばかりでしょうが、
将来、お米が商品取引所に上場されるだろうと考えている私にとっては、とても大切なことです。

ここ最近の記事で触れてきましたが、
注視している銘柄が、全限月で高値を更新しました。
ところが、出来高は小さくないものの、取組はそれほど増加していないのが気になり、もうちょっと、というところでしょうか。


生産調整

2006年05月14日 | 米穀
やっぱり、たまにはお米のお話もしないといけないですね(^^)

件名については、関係者は気になるところでしょう。

現在、稲作は、大規模な生産調整が実施されています。
ネガからポジへ、配分方法が転換され、数年が経過しました。
今後は、行政主導から民間主導へと益々移行されていきます。
民間主導とはわかりにくですが、JA主導ということです。

現在、生産調整の都道府県別配分方法は、ポジ配分となっています。
作ってはいけない面積を各県へ配分するのではなく、
作っても良い数量を各県へ配分しているわけです。

これまで述べてきたように、
ポジ配分は、構造的に、ネガ配分よりも実効性が低いと考えられます。
要は、ポジ配分になったら、多目の面積が作付けされて、需給が緩和するということです。

したがって、現状のままでも、需給は常に緩和状態にある、と思われます。

では、今後についてはどうでしょうか?
生産調整が、これまでどおり順調(?)に実施されていくためには、
WTOの関税水準次第と考えます。

端的に申し上げて、
関税が低水準ですと、生産調整を実施する意味がなくなってしまう、
と考える方々が増加します。
その水準がどの程度かは、適正な試算が難しいと思いますが、
より多くの方々が、
「減反なんてやってられるか」とお感じになる水準でしょう。

そして、関税水準が決定するころには、
行政は生産調整から手を引いて、民間主導になっています。
その後は、生産者自らの問題として、生産調整は位置づけられ、実効性の確保などおぼつかなくなる可能性も考えられます。

将来的には、米価水準がもう一段低い。
このようなことも、想定しておく必要がありそうです。

人気

2006年05月13日 | 商品先物
10日の水曜日にゴムについて述べましたが、
私のつたない観察でも、人気化しているとは、とうてい言えない状況に思えます。

ゴムに限らず、日本の商先では、この人気化がとても重要です。
先般、農水省は米穀の先物の不認可を決定しましたが、数年後、仮に米穀の先物が上場を果たしたとしても、人気化したかどうか、という観察は不可欠だと考えています。


ゴム

2006年05月10日 | 商品先物
ゴムですが、
昨日、今日と、すごい上げを見せました。
その結果、
先3本が一代の高値を更新しました。
また、2番、3番が一代の高値水準にあり、
当限も、一代の高値に迫る勢いです。

出来高は、本日5万枚を超えたようですし、
取り組みもこの2日で、1万枚増えています。

この調子で、上げながら鞘が拡大し、出来高の増に伴い取組みも一定程度増となりますと、
仕掛けようかなーという気にさせられます。

いずれにしても、
これまでの上げでも、鞘の縮小方向の仕掛けができませんでしたから、
様子を見てみたいと思います。