フランス旅日記

花と歴史とワインにひたる気ままなフランス滞在をつづります

わが唯一の望み

2016-06-08 09:52:40 | パリの生活



 今日は、サンジェルマンデプレにバスで行ってきました。滞在先はパリの端のほうなので、メトロで行こうとするとちょっとややこしく時間もかかるのですが、ラッキーなことにバスならば楽チンに行けます。ただし、ストライキの影響なのか、普通なら8分間隔で走っているらしいこの路線ですが、30分待ちました……。

 今日したいことはいくつかあったのですが、まずはクリュニー中世美術館に行くこと。数年前に東京で出会った、6枚の謎めいたタピスリが忘れられないのです。そのタピスリと、パリで再会できるなんて、どきどきでした。
 混雑することもなく、ゆったりと6枚のタピスリに囲まれて、時空を超えて心が飛んだ気がしました。

 また、このミュゼは、修道院をそのまま使っているので、もう、一歩足を踏み入れたときから、中世のにおいに満ちているのです。すばらしい。



 城壁に囲まれた外は、旅行者が闊歩するサンジェルマン・デプレの町です。このなかだけ、時が止まっているかのようです。

 ブティックでは、この「貴婦人と一角獣」をモチーフにしたグッズが販売されていて、惹かれるものがいくつもありましたが、とりあえずは、1冊丸ごと La Dame a la licorne の解説書を求めました。オールカラーで、細かくこの作品を解説・分析してあります。

 来月には、このすぐ近くのアパルトマンに引っ越すので、できたらもう一度来たいものです。

 入館料は、8ユーロでした。

 ほかにも、今日はいろいろあったのですが、例によってパリの街をさまよって迷ったりしたため、くたくたなので、もうあとはシャワーを浴びて寝ます(笑)

 5区、6区は、活気があって、レストランも数多くお値段もお安くて、本屋さんもたくさんあるし、学生の町!ですね。滞在するのが楽しみです。

 では、おやすみなさい。

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