フランス旅日記

花と歴史とワインにひたる気ままなフランス滞在をつづります

ルイ・ジョゼフの馬車

2016-07-19 20:43:56 | ベルサイユ


 3年前に来たときには、城へと通じる門は、ひとつしかありませんでした。今回は、オスカルがいた時代と同じく(だと思うのですが)、2重の門になっており、ぐっときました。

 それにしても、アントワネットではありませんが、ここはいつ訪れても C'est la foule ! ですね。

 日本から到着した、ベルばらファンでベルサイユ初めての友人と一緒のベルサイユ宿泊です。パリから着いたのは、午前中。2日間パスポートを用意していましたので、とりあえずざっと城の中を流しました。そのあとはプチ・トランに乗ってグラン・トリアノンへ。ちょうど特別展示が行われていて、興味深かったです。

 今回、ベルサイユに住む友人から勧められたホテルに泊まりました。2つ星だったので、ぜんぜん期待していなかったのですが、とても快適で素敵なホテルでした。そして、ホテルのスタッフに教えてもらったレストランも、とっても良かったな。リラックスした気持ちいい時間を過ごすことができました。このホテルについては、また後日書くことができたら。


 翌日は、友人は朝一番から城の中をじっくり見たいということで、私は別行動をしました。ベルサイユ在住の、そのフランス人の友人に、町を案内してもらいました。方向音痴の私には、とてもあんな風に効率よく町歩きをすることはできないでしょう……。まあ、初めて来た町をさくさく歩ける人って、そういないですよね!!

 町歩きのあと、お城の庭で行われる噴水ショーまで時間がありましたし、ぜひ見たいと思っていたので、オープンになった厩舎を見学しました。ここが無料だとは! 観光客はここには興味がないのか、ガラガラに空いていましたので、じっくり見ることができました。

 馬車について知識が増えました。

 ルイ・ジョゼフの馬車には、胸がしめつけられる思いになりました。

 ママン・レーヌ!

 ぼくがやがておさめるはずのフランスの……

 あなたが すき……

 あのときあの厩舎で、こんなセリフを頭のなかでぐるぐるさせていたのは、私だけでしょうけど(笑)


 外に出ると、白馬を調教している風の女性がいました。馬も女性も美しく。長い髪が馬の動きにあわせて揺れて、私はうっとりとオスカルを思いました(!)もうこればっかりですよ、そう、ここはベルサイユですからね(笑)


 写真を載せていなくて、すみません。そのうち載せます!






 

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