フランス旅日記

花と歴史とワインにひたる気ままなフランス滞在をつづります

シャトー・ラフィット

2016-06-10 22:02:52 | パリの生活


 RER2号線に乗って、メゾン・ラフィットへ行ってきました。のんびりした町をそぞろ歩きすることと、お目当てはもちろんシャトー・ラフィットです。ジャルジェ邸のモデルになっているといううわさも聞いたことがあるような?

 パリから電車で30分くらいのところなのに、緑が多く、建物も1戸建の素敵な住宅が多く、のどかな雰囲気がありました。カフェのギャルソンさんも、パリのカフェと比べてゆったりと笑顔もちょっとシャイで、営業スマイルでないのが良かったな。

 駅をおりるとすぐ目の前にかわいい市庁舎があります。シャトーまでの順路は、とてもシンプルです。歩いて10~15分くらいかな? 商店などがならぶ通りは、城下町の風情。大通りを抜けると、城に通じる門が現れます。



 これは、門をくぐってから撮影しました。緑の芝生が広々とあり、寝転がっている人や子供など、お天気もよくてのどかそのものです。横目で見ながらさらに歩くと、こつぜんとシャトーが姿を現すのでした。





 この門をくぐります。



 この記事のトップに置いた写真は、裏側になっていました。入場は、庭に面していない階段のないほうからになります。

 城の中も、素敵でした。長い歴史を見てきた城がもつ雰囲気があふれていました。

 内部の写真はまた、のちほど。


 今朝は、実は二度寝してしまい、「メゾンラフィットは別の日かなあ」と思っていました。開館時間は、10時から12時半と14時から18時まで。午後のほうがゆったり見られるじゃないかと思い直して、お昼過ぎから出かけることにしたんです。

 RERに乗るのは、初めて。治安の悪いことで有名なので、できるだけ避けていたのですが、昼間だし明るいうちに帰ってくれば大丈夫だろうと。座る車両も、どんな人が先客かチェックしたうえで座りました。

 メゾン・ラフィットは、ヴェルサイユをミニチュアにしたような、こぢんまりした城下町という印象を受けました。見学者も少ないからゆったりと見られるし、ちょっとカンパーニュ気分も味わえて、おすすめです。
 城をあとにして、駅前に引き返し、カフェで軽食を食べました。部屋に戻ったのは、19時。フランスに来て一番遅い帰宅時間でした。でも、日が長いので、安心安全です。

 今日も今日とて、かなり歩いたのでもう眠いです。ピヴォワーヌ(牡丹)が、こんなにきれいに花開いていて、その繊細な美しさに感動してしまいました。いちばん外側の、透けそうに薄くやわらかな薄いピンク色の花びらは、シルクシフォンのようです。



 シャワーを浴びて、寝ます。Bonne nuit !!








 

最新の画像もっと見る