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Tagebuch aus dem Laendle

ミュンヘンのはずれ、F村へ移った相変わらずの親バカレポートです。

ぼくちゃんのサッカーチーム

2013-07-26 10:34:16 | Weblog


ちょっと前になるが、ぼくちゃんのサッカーチームが、近くの町でやってたサッカーのトーナメントに出場した。
いつもキーパーをやっている子が出られなかったため、急きょ代役でキーパーをやったぼくちゃん。
初戦からボロ負け続きで、みんなくさってしまった中、ひとり楽しそうだった。

ぼくちゃんの所属する弱小チーム、こんどコーチが交代することになった。
コーチといってもメンバーのパパたちがボランティアでやってくれている。
新しいメインコーチはトルコ人パパなのだが、コーチ交代が原因で隣のK町のチームへ移籍するメンバー続出。
新コーチはちょっと時間にルーズで、練習もだらだらするのがイヤなんだとか。
特に、子どもスポーツにも完璧を求めるドイツ人家庭の子どもたちがみんないなくなってしまうので、残るのはうちをはじめとして外国人家庭の子どもばかりになってしまった。

移籍する子の親にきいたら、とにかく子どもが練習後に文句たらたらなんだとか。
しかもF村は組織が小さいので、5年生からは近隣の町と統合してチーム編成も複雑になってレベルも低いが、K町は独自組織がしっかりしていてチーム数も多く、上手な子は上のほうのチームへ選抜されるという。
上のほうのチームへの選抜なんて、ぼくちゃんには縁のない話なので、ぼくちゃんが移籍しても仲良し君たちとは同じチームに入れそうにない。
ぼくちゃんは練習内容やコーチに不満を唱えるタイプではないし、ワタシも興味がないのでそんな事情はまったく初耳だった。

こんなふうにチームがばらばらになったら、新学期からはもしかしてチーム自体が成り立たなくなって空中分解してしまうかも。
地元チームがなくなっては残念だが、その時はその時。
とりあえずぼくちゃんは移籍しないで今のチームにいたいというので、続けられるだけは続ければいい。
でも、これまで分担して試合のコーチを務めていたパパさんも子どもの移籍にともなって来なくなるので、いつも初めの10分しか試合に出してもらえなかったぼくちゃんの出番が増えるかも?






タブーの話

2013-07-25 10:37:54 | Weblog

トランポリンに乗るとね、静電気でニーナの髪が逆立っちゃうの。
ハリネズミみたいでおもしろい。



去年の日本人バザーで、「マッチ売りの少女」を買った。
蓉は知らん顔だが、華ちゃんと一緒に読んでみたら。
話が最後に近づくにつれて、どよーんと悲しくなってきて、町の人々が、少女が生きている間に助けてあげればよかったと後悔するくだりで、号泣。
ワタシの号泣につられて華ちゃんも涙ぐんでいる。
いったい前読んだのはいつだったろう。
こんな悲しい話だったっけ。
アニメ調の緊迫感ない挿絵にもかかわらず、涙にくれて最後まで読むのが大変だった。

それ以来、この本はひっそりと本棚の片隅に埋もれたまま。

と、この前何かの拍子にマッチ売りの少女の話がでた。
蓉はこの話を読んでいないので、あらすじを説明しようとしたら。
あらすじが最後に近づくにつれて、目がウルウルしてくるワタシ。
車に乗ってる最中だったので、涙で目がかすんで前が見えづらく、最後まで話すのが大変だった。
この話の何がこうもワタシの心の琴線に触れるんだろう…

それ以来、マッチ売りの少女はワタシの中ではタブーな話になってしまった。

華ちゃんもママが泣くのでこの本は嫌いだそうよ。


ニーナ1歳になりました

2013-07-14 21:03:45 | Weblog

Happy Birthday Nina!
早いもので、ニーナも1歳になりました。

あれからもう1年もたつなんて!
思えば、7ヶ月から逆子が戻らなかったニーナ、逆子体操とかお灸とかいろいろ試したけど、頑として定位置から動こうとしなかった。
予定日の2週間前に逆子直しの外回転術を受けるために1泊入院して、それでも直らなくて、家に帰ってきたその晩に破水して、救急車で病院にとんぼ返りしたのだった。
病院に着いたらお医者さんに「また来たの? 帰らなくてもよかったね(笑)」と言われた。
そしてそのままお産。
もう一回いきんでダメなら帝王切開に切り替えると言われたとたんにツルンと足から出てきたニーナ。
生まれたてのニーナを抱っこしていたら、夜が白々と明けてきて、鳥がさえずってたのをよく覚えてる。
無事に生まれてきてくれて、1歳まで元気に育ってくれて、ほんとにありがたい。
ニーナの妊娠がわかった時は、また赤ちゃんからやりなおし…って目の前が真っ暗になったけど、1年たった今では、ニーナ抜きの生活なんて考えられなくなってしまった。


 
Yo und Hannah haben wie immer darum gestritten, wer für Nina die Kerze auspusten soll.
本人にはなんのことやらだけど、一応ささやかながらお祝い。
ニーナも食べられるように、ニンジンパンのバースデーケーキ。ホームベーカリーよ、ありがとう。
2切れもワシワシと食べた。
ロウソクフーは、例によって誰が代理するかで蓉と華の間でバトル。
蓉がフライングで吹き消してしまったため、華ちゃんおかんむりだった。
大きい人はオマ直伝のイチゴケーキ。



Danke für die netten Geschenke!
みんな、プレゼントどうもありがとう!

ニー語録

2013-07-11 16:17:14 | Weblog

Dieser Teller, den Opa für mich ausgesucht hat, ist nun im Einsatz.
Ich forsche das Bild ganz genau.

さてさて、まだまだ立ち上がれないニーナだが、おつむはちゃくちゃくと発達しているらしく、よくおしゃべりをする。
機嫌のいい時はずっとひとり語りをしているが、このごろ好きで言うのが「ン・ン~」と「バ・バ~」。
「~する?」ってきくといいタイミングで「ン・ン~」って言うので笑っちゃう。
「ン・ン~」ってドイツ人が言うと「NO」だから。
「もっと食べる?」ってきいて、「ン・ン~」と返すのでお皿を片付けようとするとギャーギャー騒ぐことになる。

そして、「バ・バ~」。
なんの脈絡もなく「バ・バ~!」って言ってることもよくあるけど、「ニーナ」って呼びかけると「バ・バ~」って返ってきて、文脈からいうと「ニーナ」「ママ」って呼び合いなんだけど、「バ・バ~」と言われるほうは多少複雑だな。
ワタシの後追いをして泣いている時も「バ・バ~! バ・バ~!」って呼ばれるのでね。

小粒すぎる姫

2013-07-02 22:54:17 | Weblog
  

先日ニーナの1歳検診に行ってきたら、ついに成長曲線の下へはみ出てしまった。
なにしろ6ヶ月検診のときの6300gから500gも増えてない。
離乳食を始めて以来、好き嫌いもなくモリモリ食べるニーナなので、どうして体重が増えていかないのかな?ってつねづねギモンには思っていたのだけど。
食べるカロリーと、動いて消費するカロリーがとんとんということなのかな。

思えば蓉も赤ちゃんにしては細くて、わざわざ濃厚ミルクを足したものだった。
ニーナは蓉のねんねの頃とそっくりだけど、新陳代謝のよすぎる体質もそっくりなのかしら。
蓉は今も大人並みに食べてもホネホネ君。

華ちゃんは生存本能たくましいので、赤ちゃん時代はカエル腹がぷっくりとふくれていて、太もももザ・ふとももってかんじだった。
食べ物がなくても、とりあえずお腹のストックで生きていけそうな。
女の子ってみんなそんなものかと思っていたよ。
背が伸びてだいぶお腹もスリムになった今でも、むぎゅーってやるとお腹にみっしり肉がつまってる抱き心地。
ちなみに蓉は骨を抱きしめてるかんじ。

ニーナはワタシの「いつまでも赤ちゃんでいて!」っていう願望を真に受けてしまったのか、ほんとにいつまでも小さくて赤ちゃんぽいので、つれて歩いているとよく「7ヶ月ぐらいですか?」ってきかれる。
蓉は11ヶ月で歩いたし、華ちゃんも1歳を超える頃には歩いてたというのに、もうすぐ1歳のいまだに伝い歩きどころかつかまり立ちも立てひざどまり。
毎日見ていると、どんどん身体の動きがなめらかになって、ニーナなりの進歩をしているのはよくわかるんだけど、なにしろきゃしゃなのでそのうちひとりで歩くなんてまだ想像もできない。
小さいおかげでまだ抱っこひもでらくらく移動できるのは助かるけど。
のんびりでいいから、着実に育っていってね。



住民投票

2013-06-30 21:33:22 | Weblog


本日はF村を二分するテーマの住民投票があった。
数年前からF村の外れにアウトバーンと並行する迂回路を建設する計画があったのだが、迂回路と村の間にあわせてイケアとホームセンターを誘致する案が持ち上がったので、迂回路のみか、イケア込みかでもめにもめていたらしい。
無所属の村長と社会党はイケア誘致派で、保守党と緑の党が反対に回るという、政治的にも混戦模様。
そして、迂回路建設予定地を所有している農家が、イケア込みじゃないと土地を売らないっと言い出したので、話がもっとややこしくなってしまい、このところF村の住民は寄ると触るとこの話だった。
F村は村の中心に国道が通っていて、アウトバーンが渋滞すると抜け道として使われるので、村の規模からすると、たしかに交通量は多め。
でも、迂回路のルートは交通量の減少にはあまり役に立ちそうなルートじゃなく、しかもイケアを誘致して週末の交通量が減るというのはどう考えても筋がとおらない。
さらにはイケアとホームセンターが雇用を促進するという説は、オフィシャルな失業者が78人という村にはあまり説得力がない。
そしてF村から車で20分ほどのところにもイケアがあるので、どうしてもイケアを誘致しなければならない理由はないのだった。
で、今日の投票結果は、まさに村を二分する結果だったが、僅差で反対派が上回った。
ワタシはマメオの投票についていったが、EU市民でもないワタシに選挙権はないので、見るだけ。
それでも、村の一大事ってかんじの数週間をつぶさに見守り、なかなか面白かった。
しかし、迂回路よりイケアよりなにより、Sバーンの駅のエレベーターのほうがもっと切実なのでは、と思うけどね!


肩の荷がおりました

2013-06-29 21:55:51 | Weblog

長いようで短い数ヶ月がすぎてしまい、ついにピアノの発表会本番。
舞台でブラックアウトしてしまうたちのワタシだが、がんばってふたりと連弾を終えました。
みんながそれぞれに大ポカをやって、後で録画を見てうふふって笑ってしまったけど、あ~肩の荷がおりた。
それにしても、ゲネプロの段階ですでに心臓がバクバクしていたあがり性のワタシ。
それをうけついだ蓉も、ゲネプロ前は話しかけても固まってしまっていて返事もうわのそらだった。
華ちゃんだけは、「お客さんは多ければ多いほどいい!」と言い切る強心臓の持ち主。
誰に似たのやら。

ところで、ワタシは一緒に弾いていたし、マメオはニーナを抱えながらビデオ録画をしていたので、写真が撮れなかった。
せめて終わってからピアノの前でと思ったらふたりともに却下された。
去年もそうだったな。
せめてピアノの写真だけでも。↑

今年のテーマはファミリー室内楽だったので親の共演が多かったが、お父さんがふたりも連弾で弾いていた。
しかもじょうず!
かちこちにあがってしまい、ポカばっかりやっている親はワタシだけだった。
サックス演奏あり、リコーダー四重奏あり、声楽ありと、みなさんなにげに一芸もってるんだなと感心した。

というわけで、華ちゃんのモチベーションを上げるという当初の目的は無事果たせた。
これからはちゃんと自分で練習してね、華ちゃん!

あそび仲間

2013-06-24 14:21:02 | Weblog
蓉もね、華もね、アタシが楽しく遊んでるとすぐジャマしにくるんだよ!


洗濯ばさみを出して遊んでたらね、華ちゃんがきてハリネズミにされちゃった


ママがせっかくビニールプールを買ってくれたのに、でっかい人が無理やり入ってきてジャマするの
おまけに、「もっと大きいプールを買ってきて。」だの、「もっと水をたくさん入れろ。」だのうるさい。
これはアタシのベビープールなんだから、大きい人は大きいプールへ行ってきなさい!


ニーナが楽しくひとり遊びしてる時にかぎってジャマしに来てはニーナをおもちゃにするのよ、このふたり。
遊んであげてってお願いする時にはほったらかしてどこかへ消えてしまうくせにね~。(ママ談)

一瞬の夏

2013-06-23 14:06:53 | Weblog
先週は、まるでドイツの夏が最後の力を振り絞ったかのように急に30℃超え。
なにしろその前の週は20℃をきっているうえに雨続きで、ドイツ南東部からオーストリア、東欧に広がった洪水の中継も、6月とは信じられないほど寒そうな光景だった。
そして今週はまた20℃を切る肌寒さが続くらしい。
これで夏は終わりと言われても驚かない、弱々しく短いドイツの夏。
それにしても週替わりでころころ気温が変わるの、やめてほしいよ~


ビニールプールも処分してしまってたので、とりあえずベビーバスで行水。


やっとアイスがうまい暑さ。
アイスをなめながらニーナを眺めるぼくちゃん、何を思ったか…


靴の中で蒸れちゃって、みるからに臭そうなデカ足でちょっかいをだす。
ジャマするな~

おしめさま

2013-06-14 14:22:41 | Weblog

もうすぐ上の歯も出そうよ。

うちのやんごとなきおしめさま。
食事は人にさせてもらうもので、自分で食べようとは思いもよらない。
で、ちょっとは自力で食べてもらおうとベビーボーロをあげたら、ひと粒指につまんだまま、ママに向かってアーンと口をあける。
そうこうするうちに、つまんでたボーロは粉々につぶされてしまうのだった。

もう少し大きなベビービスケットやパンなどを持たせても、割っては落とし~ちぎっては並べ~と、ちっとも食べなかったのだが、上の歯が出かかってムズムズするのか、手に持ったお菓子をかじかじするようになった。
そうやって自分で食べられるとわかったとたん、ちょっとぐずってもお菓子を手に持たせると、もくもくとかじり続け、ぺろりとたいらげてしまう。
ニーナが小食だと思っていたのはワタシの勘違いで、今までは食べさせてもらっただけ食べるというやんごとなきお方だっただけなのかも。

ところで、立てひざでつかまり立ちをするようになったニーナ。
立てひざでも視界が広がっておもしろいのか、いろんなところにつかまっては首を伸ばしてる。
まったく、赤ん坊の手や首って、何かを見たい触りたいという時は、ゴムでできてるかと思うほどよく伸びる。
立てひざだと、床でゴロ寝するママにつかまるのにちょうどいい高さらしいよ。

蓉も華も赤ちゃん時代それぞれの癖や好みがあったが、ニーナの好きなのは、ワタシの足へ頭突き。
ごはんの支度などしていると、キッチンへハイハイでやってきて、ママのふくらはぎに何度も何度も頭突きする。猫みたい。
時にはふくらはぎをベロリとひとなめされる。
そして疲れると足の間に入り込み、両足を腕でがっちり抱え込むので、まるで足かせを引きずっているよう。
さらに疲れると、ワタシの足を枕に寝転がってしまうので、こうなるともうワタシは身動きできない。
そうでなくても、ごはんの支度中に足元をチョロチョロされると踏みそうでね~ じっさい何度か踏んじゃった。ごめんよ。

おしめさま成長記録でした。