goo blog サービス終了のお知らせ 

Tagebuch aus dem Laendle

ミュンヘンのはずれ、F村へ移った相変わらずの親バカレポートです。

秋休み ~ ザルツブルグ遠足

2013-11-02 12:55:18 | Weblog
ミュンヘンからザルツブルグへは車で1時間と少し。
秋休みを利用して2泊3日のプチ旅行へ行ってきた。
     
ホーエンザルツブルグ城砦と、城砦からの眺め。
行きは歩いてのぼり、帰りは電車を使ったのだが、電車の中で中国人団体客につぶされかけた。
ほんとにどこへ行っても中国人団体客とぶつからないことはなくなった今日この頃。


旧市街の駐車場は岩山をけずって作ったらしく、鍾乳洞のようなじめじめした通路を通って出入りするようになっている。


かの有名な映画、サウンド・オブ・ミュージックの撮影舞台となった邸宅を湖の反対側から見る。
じつは、せっかくザルツブルグに行くのだから子どもたちに映画を見せておこうかとDVDを買ったが、行く前に見るヒマがなく、着いてから宿で慌てて半分ぐらい見た。
ら、それまでサウンド・オブ・ミュージックのサのじも興味のなかったマメオががぜん張り切りだし、「明日はサウンド・オブ・ミュージック・ツアーだ!」と、撮影場所めぐりの計画を立ててあちこち回らされた。
こういうとこ、ドイツ人っぽい。


ミラベル庭園のバラのアーチも、もちろん網羅。


宿はしかしザルツブルグ市内がいいというワタシの意見は却下され、マメオが探したプール付の山奥の宿。
行けども行けどもたどりつかない。
途中、こんな山奥になぜ?という豪奢な村も通り過ぎた。
山肌に張り付くように豪華なホテルが立ち並び、カジノまであるが、シーズンオフのせいもあって、どことなくゴーストタウンの雰囲気で、タヌキにでも化かされたような気分になる。
しかしめざすホテルはここよりさらに山奥の奥の奥だった。


ここです! やっとたどりついた山奥の宿。
ザルツブルグから行くことさらに1時間半。
これってもうザルツブルグ旅行とは言わないんじゃ?
でも山奥だけあって、アルプスの水がおいしい!

ドイツに住み着いて以来、何かの機会でなんどかザルツブルグは訪れたが、最後に来たのはT子が遊びに来てくれた時。
サウンド・オブ・ミュージック大ファンのT子のリクエストで当時もいろいろ回ったはずなのだが、すっかり忘れてしまっていて、あらためてああここ行ったな、あそこ行ったなって思い出した。
そうだ、夜どこかで飲んだ時、地元のおじさんたちと相席になって、赤ワインをおごってもらった。
これも美人のT子と一緒にいたからこそ。
あの時地元のおじさんって思ったけど、今のワタシぐらいの歳だったな、きっと。


ハッピー・ハロウィン

2013-10-31 13:40:51 | Weblog

Ich habe Durst... Gib mir dein Blut!
お友達と一緒に近所を回った華ちゃん。
たっぷり吸血して満腹だそうよ。


F村でも着々と定着しつつあるハロウィン。
今年は外にカボチャのランタンを灯しておいたら、5分おきに呼び鈴が鳴って、用意しておいたお菓子はほぼなくなった。
敬虔なキリスト教徒はちょっと眉をひそめるイベントらしいがね。

遅ればせながら

2013-10-23 09:36:32 | Weblog
  
今年のお誕生日は、ちょうど新学期第1日目にあたったぼくちゃん。
夏休みの間いなかったせいもあって、お誕生会は月遅れでもいいや~と思っていたら、いつのまにやら10月もどんどん日が過ぎていく。
で、先日やっとお友達をよんでお誕生会をやった。
これ、いつまで親がやるんだろ~


蓉のよびたい子をリストアップしたら、その数13人。
来られなかった2人をのぞいても、蓉を入れて総勢12人の男子たち。ぎゃ~
男子のお誕生会は家ではやらないって決めて久しいが、この人数でいったいどこへ行けばいいのだろう。
ということで、友達のアドバイスにより今年はミニシアターの貸切を試してみた。

このミニシアターはミュンヘンの街中にあって、一定額を払えばあとは人数が入る限り何人でもOKという。
一応50人は入るといわれたが、どう詰め込んでも50人は無理そうだな。
ミニシアターでは、リクエストのDVDをスクリーンで流してくれ、持ち込みも可。
DVDとはいえ、中は映画館の縮小版ってかんじの内装で、映画館の雰囲気は十分に味わえた。
そして隣の部屋はキッチン付のパーティールームとなっていて、食べ物と飲み物を自前で用意するだけでよし。

しかし…
12人の男子+ニーナを連れての電車での行き帰り、大・大・大・大変だった!
ちなみに女子禁止とのことで、華ちゃんは友達の家へ。ニーナとママは例外で許可だそうよ。
ふだん電車にのりつけないF村の小学生たち、電車の中では大騒ぎだし、降りたら人数点呼にひと苦労、エスカレーターは逆走する、そしてホームで撃ち合いを始める…F村では駅前の花壇を踏みつぶして、見知らぬ大人にも怒られた。
おまーら小学4年生だろうが!

あぁ、親バカのバカ親は今年もぐったりでした。




オルソン夫人のハタキ

2013-10-02 10:30:12 | Weblog

これは何でしょう?
それは、ハタキ。
大草原の小さな家のテレビシリーズで、オルソン夫人が店の掃除によくハタキを使っていた。
あんなにこまごましたモノがたくさんある店なのに、いつも清潔そう…
よしっ ハタキだな! って探してみたが、今どきクラシックなハタキなんてどこにも売ってない。
で、マニュファクトムという古き良きモノたちにこだわったショップに行ってみたら、はたしてあった!
このショップ、このごろ日本にも上陸したらしいよ。

材質はダチョウの羽だそうで、ダス○ンのモップみたいにホコリを吸着してくれる。
写真で見るとわからないけど、ダチョウだけあってビッグサイズだが、羽が長いので細かいところもきれいにできる。
なによりあまりにもふわっふわで、掃除道具でなければ思わず顔をすりすりしたいぐらい。
そう、ハタキ。
ハタキなのでほんとにはたいて使う。
ハタキなんて使ったことなかったので初めは要領がわからなかったけど、これを使い出してから掃除が(多少)楽しい♪
オルソン夫人になったつもりでパタパタパタ…

思えば数年前に日本で「ゴマ煎り器」を探してさまよったこともあったが…
煎りゴマがあたりまえの今どきは、ゴマ煎り器なんてどこにもなかった。
やっと見つけたのは古き良き金物屋さん。
そのうち金物屋さんもなくなって、ゴマ煎り器も手に入らなくなるのかな。
というか日本にいれば私も煎りゴマを買うが、ドイツで売ってるゴマは煎ってないのだ。


  
数日前からニーナと託児所で「お別れ」。
初めの二日は託児所の別室で待機して1時間後にお迎えだった。
昨日初めてお別れ時間に託児所を離れてよいことになり、いったん家に帰った、ら。
ニーナも泣くが、ワタシも悲しい。
別室待機とは違い、ニーナをおいていく感がなんともたまらない。
でも家に帰ってなんだかんだと始めたら、ケロリと忘れてしまった。
ニーナがお別れのとき泣くのもこんな感覚なんだろな~
そして今日もこんなたわごとを書く時間ができた。
さ、今からお迎え!

ニーナのつれづれ

2013-09-28 22:37:40 | Weblog

本日の獲物はなんだね?
Ich checke die heutige Beute...



あら、失礼… ってママ、こんなとこ撮らないで!
Upps, meine Nase juckt.



DSに興じるふたり… 何かと気が合うのよ。
DS macht Spass.


ちょっと知恵がついてきたニーナ。
「ちょっと待っててね。」といえば「アイ!」とお返事。
くつしたをはかせようとすれば片足持ち上げてくれ、お着替えさせようとすればバンザイしてくれる協力ぶり。
そして床に寝転がって本を読むママをあの手この手でジャマするのが楽しい。
本を取り上げちゃうのはもちろん、広げた本の上にどっすん!と座り込む。
なんだかこれ、蓉と華ちゃんにもさんざんやられた覚えが…
そしてなにより、ニヤリ笑いをする。
だんだん人間くさくなってきたね。

ワタシの常識、アナタの常識

2013-09-14 22:45:03 | Weblog

Ich kann allein essen.
このごろね、自分で食べたいアタシ。
ママが手を出すとスプーンを放り投げて抗議するのよ。
けっこう上手なんだから!



今週から託児所の慣らし保育に行ってるニーナ。
昨日は初めて託児所の午前の軽食をお相伴した。
ドイツって、託児所から学校まで、(職場でも?)朝ごはん食べていく必要ないんじゃってぐらいモリモリと午前の軽食を食べる。
で、ニーナの通う託児所でもパンや果物などどっさり出てきたが…
ニーナより月齢の小さい子、つまり1歳未満の子が、サラミ食べてる!
しかもコショウの粒入り! そして固いドイツパンにのせて! かじってる!
なにしろ日本の里帰り中、完全食の日本式ベビーフードを食べていたニーナなので、ワタシの常識では1歳児に塩辛いうえに脂っこいサラミとかアゴがだるくなるほど固いドイツパンとか、ありえなかったのだが。
ドイツママにとってはどうも常識らしい。

思えば蓉華のときも、幼稚園時代ずっと皮むき四つ割リンゴを食べさせてたら、他の子がガシガシとリンゴの丸かじりをやってて驚いたものだが、赤ちゃんや幼児って、ワタシが思うより実はずっとサバイバルできるのかもしれない。
ちなみにこんなワタシに蝶よ花よと育てられているニーナは、ものをかじって食べることをあんまりしない。
大きめに切ったものはそのまま丸ごと口に入れて無理やり飲み込もうとするので、いつかノドを詰まらせるんじゃないかとヒヤヒヤするよ。


さとがえり2013夏 Japan-2013Sommer

2013-09-08 11:41:01 | Weblog



ニーナ連れでのさとがえり。
蓉でも華でも赤ちゃん時代のフライトで苦労したことがなかったので、そのつもりでいたら、ニーナ着陸態勢に入ったとたんギャン泣き。
赤ちゃん連れフライトの悪夢、これ以上ないってぐらい。
なにしろ某マンガ家の騒動以来、なんとなく肩身が狭いのでね~

2年ぶりのニッポンの夏は、あまりに暑くて外に出る気も起きない。
お盆過ぎても暑い暑い。久しぶりに汗腺をフル活用した。
やっと和らいできたと思ったら、台風のせいで豪雨続きでやっぱり外に出られない。

ニーナ連れではなにかと行動に制限のある里帰りだったけど、何より楽しかったのは奥能登プチ旅行だった。
同じ県内でもなかなかゆっくりと行く機会のない奥能登。
日本らしい日本がたくさん残っていて、時間の流れ方がゆったりとしてる。
食べ物おいしく、人もやさしく、奥能登はいいね~
とくに夏場限定の黄金の岩牡蠣、絶品!

ドイツに戻ったら、ほんとにまるっきり別世界で、つい昨日まで夢を見ていたような気になった。
4週間ってやっぱり長くて、すっかり日本感覚になってしまったからね。
おじいちゃん、おばあちゃん、長々と骨休めさせてもらって、ありがとう!
子どもたちとのバトルで、自分が持ち込んだストレスはあるにしても、やっぱり日本にいると肩の力が抜けてほっとする。
なにしろ、ドイツ語は意識的にきいていないとすぐBGMにはやがわりしてしまうが、日本語だと、どんなにぼけっとしてても隣んちから漏れ聞こえるラジオの内容までわかってしまうという。
子どもたちは翌日からまたすぐドイツ語モードに戻ってしまったけど、華ちゃん今回K市弁の習得に努めてます。

突発性発疹

2013-08-02 21:56:30 | Weblog

Ich putze mir die Zähne!
食後に歯ブラシを持たせると、上も下もしっかり自分でみがくの。



ニーナがどうも突発性発疹にかかったらしく、発熱。
ちょうど先週はしか、おたふくかぜ、水ぼうそうの三種混合の予防接種をしたので、1週間ぐらいしたら副作用で発熱するかもって言われていたからそれかな? と様子をみていたが、3日たっても下がらない。
ら、だんだん首の後ろやら背中、お腹、しまいには腕にも赤いポツポツが広がってきたので、もしや~?
このポツポツ、あせもとまぎらわしいんだよね。
はじめにできた場所もよく汗をかく首の後ろだったし。

赤ちゃんはかならずかかると言われる突発疹だが、実は、蓉も華もかかったんだかかかってないんだかとんと思い出せない。
というより、ふたりともかかっていないと思い込んでいた。
そういえば、蓉がそろそろ1歳になろうかという頃、やっぱり似たような発疹ができたことがあり、とくに熱はなかったけど友達のお母さんに、「あらっこれは突発よ!」と指摘されたことがあったような…
華ちゃんにいたっては、ほんとに、まったく記憶にない。
でもね、このポツポツには見覚えがあるので、たぶんふたりともやったんだろうな。
って、3人目でもまだ突発疹を初めてと思っているワタシって、学習能力なし…

ともあれ、里帰りをひかえて、今やっといてくれてよかった。
なにしろこの3日というもの、ずっとぐずぐずで、食欲はないし、後追いすさまじく、抱っこひもで抱えたままトイレにも行くという。
こうなると、蓉華でもマメオでもダメで、ママでなければのけぞって泣きわめくので、だれもワタシを助けられない。
これがフライト当日だったら、さぞ大変だろうと思うが、そこは家以外の場所ではウンチもしないニーナ、発熱も出かける前にちゃんと済ませてくれた。
セオリーどおりにいけば明日は治るはずだがね~

百万円のいす

2013-08-01 21:40:19 | Weblog
うちに友達のAちゃんが遊びに来たときのこと。
春にアンティークフリマで買ったカフェスツールを見て、「これがMさんの言ってた百万円のいすね!」
エッ ひゃくまんえん?
どうも、別の知り合いMさんがうちに来たときに、アンティークが好きなMさんとこのスツールの話をしたのだけど、その時に「百年前のいす」と「百万円のいす」をききまちがったらしい。
で、Aちゃんに「Hさんちには百万円のいすがあるから、必見!」てことになったらしい。
じゃあ、Mさん、きっとうちは実はとってもセレブなのか、それとも一点豪華主義なのかって思いながら帰ったのね。
たしかに百年前のいすだが、お値段はせいぜい百ユーロていど。一万円ぐらい?
百万円のウワサが広まったらだれかに「半額でお譲りします。」って言ってみようかな。

オスに武器をもたせるとどうなるか

2013-07-29 21:52:38 | Weblog

Wasserschlacht!

寒かった5月6月を取り返すかのように、連日猛暑が続き、週末はついに気温37度。
だから、極端なんだって、ドイツの夏!


お友達が遊びに来た時に、どうしても水合戦をしたいっていうリクエスト。
トランポリンを拠点に陣地づくりが綿密すぎて、なかなか始まらない。
お友達が持ってきた水鉄砲のバズーカ、バズーカなだけあって水鉄砲のくせに3メートルは優に飛ぶ。
しかしパパたちは庭の水撒きホースで応戦するので、途中途中でバズーカに水を補給しなきゃいけない子どもチームはとっても分が悪いのだった。


そう、いちばん楽しんでたのはパパたち。
水撒きホースはけっこうな水圧で水がでるので、クモの子のように散らばる子どもたちをピンポイントでびしょぬれにして、実に楽しそう。
バズーカ以外は1メートル飛べばいいってぐらいな水鉄砲だから、ホースの前になんの役にもたたない。
大人がホースで子どもが水鉄砲ってズルイよね~
オスが武器を持つととたんにアドレナリンが出まくって見境なくなるって、目の当たりにしました。


蓉語録:
「エーファのママの息子がね。」→って、そんなまわりくどいことを言わずに「エーファのお兄ちゃんがね。」で十分なのでは。日本語はもはや忘却の彼方なうえに、ドイツ語でもときどきとんちんかんなぼくちゃん。頑張れ~