Tagebuch aus dem Laendle

ミュンヘンのはずれ、F村へ移った相変わらずの親バカレポートです。

すばらしきリスニング力 その2

2009-03-31 00:59:16 | Weblog
時々蓉が「ママ、これミヨーンミヨーンほしい?」とかきいてくる。
ミヨーンミヨーン?
今日気がついた。
この間パパから熱心に「千の次は一万、次が十万、次が百万」とレクチャーを受けていた蓉くん。
ミヨーンてもしかして「Millionen(ミリオーネン)」のこと?
蓉くんにとって限りなく多い数字は「ミヨーン」として定着したのだった。
「1、2、3、4、5…たくさん!」のレベルから脱出できるのはいつなのだ。

怖がりと腹黒

2009-03-24 06:08:05 | Weblog
ウルトラマンがピストルで戦う妄想を哀れに思ってお友だちの家で一度ちゃんとウルトラマンを見せてもらった。
劇場版でリアルなせいか、途中からパパの背中に隠れて首を伸ばして見ていた蓉くん。
その晩はうなされていた…
一方、同じ映画を華ちゃんも見ていたことをうっかり忘れていた。
画面の真ん前ににちょこんと座って実に淡々と。
じゃあ蓉のためにあまり怖くないウルトラマン…と思ってウルトラマン図鑑のようなビデオを借りてきた。
歴代のウルトラマンが次々と怪獣と戦っているだけのつくり。
しかしウルトラマンのパンチやキックが入るとママにしがみついて見ている蓉くんがいちいち飛び上がる。文字通り飛び上がる。
飛び上がらないまでも必ずビクっと反応するので、蓉の反応を見ているほうが面白い。
華ちゃんの「シンデレラ」を見ていても猫とネズミの追いかけっこのシーンに大興奮して飛び上がる蓉。
男の子って単純でいいなあ~
ちなみに華ちゃんはママの機嫌が悪そうだと見て取ると「ママ、だあ~い好きなママ、きれ~いなママ」とこびてくる。
ママの腹黒さを受け継いだわね。

メカオンチ

2009-03-18 04:47:25 | Weblog
このところ子どもたちの写真を撮ることがめっきり減ってしまった。
見てかわいい、よりも聞いてて面白いネタが増えたからかな~

というわけで、昨日の蓉ネタ。
夕方、帰宅中のパパから電話がかかってきたので、さっそく大事なミニカーを華ちゃんが壊したって訴えたい蓉くん。
ミニカーに電話をかざして、「見て見て、こんなに壊しちゃったんだよ。」
イマドキの子どものわりにメカに弱い蓉くん。
テレビ消してって頼むと必ず本体のスイッチで消してくれるのでした。

すばらしきリスニング力

2009-03-16 00:49:07 | Weblog
怖がりの蓉は怖いくせにウルトラマンや戦隊ものにハマっている。
うちではあまり見ないので、お友だちの家でチラ見たり、人づてにきいたりしていろいろと想像の世界を膨らませているようだが、実際に見たことのないものはいまひとつ正確さに欠ける。
「バイダーメーン」→「スパイダーマン」
「ズーパーメーン」→「スーパーマン」(ドイツ語すぎ!)
「パウエンジャー」→「パワーレンジャー」
「ウルトラマンティガー」→そんなのおらん

後日談…いたよ、ウルトラマンティガ。ママの時代よりだいぶ増えましたね。

耳から聞いた音をそのまま発音してるので、もとが英語のスパイダーマンなどは英語圏の人にはママが「スパイダーマン」っていうより通じるだろな~
昔よく言ってた「掘った芋いじくんな(What time is it now?)」のようだ。
しかし、蓉が華ちゃんに向かって「ウルトラマンがピストルで…」と熱く語っているのをきいて、こんどちゃんと見せてあげなくちゃと思ったのでした。


太陽とともにおきる

2009-03-13 06:41:28 | Weblog
冬の間、蓉の体内時計の起床時間は7時半だった。
油断すると8時になってもまだ寝てる。遅くとも夜8時半にはふとんに入ってるくせに、なんでだろうと毎日思っていたが…
日の出が早くなると、起床時間も早くなってきた。
そしてママも、夏の間は毎朝5時ごろに目が覚め、「毎朝こんなに早く目覚めるなんて…もしかして、私、ウツ病?」と心ひそかに思っていたが、冬の間は7時前に起きるのがとにかくつらくて、そんなことはすっかり忘れていた。
今、冬の終わりとともに起きるのも楽に。
な~んだ、ただ単に自然の法則に従ってただけかい!
ドイツってサマータイムのせいで夏冬の時差が極端なんだよね~

向き不向き

2009-03-07 19:34:56 | Weblog


蓉のオリジナル「レッカー移動されるレーシングカー。」
ことレゴに関しては一家言ある蓉くん。
機会ごとにブルドーザーや警察の飛行機、ヘリ、消防車などのコレクションをせっせと増やし、日々カタログのチェックに余念がない。
マニュアルにしたがってつくるのも好きだが、いろんなパーツを自由自在にあやつり、まるで頭の中が3D仕様になってるみたいにいろんなオリジナル作品をつくる。
細かいパーツも、一度使ったものはバラバラになってても何のどこのパーツか即答。
まさに写真的記憶力とはこのことか・・・
パズルしかり。
3歳児の頃からすでにかなり高度なパズルを難なくこなしてきたが、この情熱と集中力と記憶力はしかしお勉強系のことにはまったく発揮されないのであった。
ひらがなどころか、アルファベットも
「この字なにかな~?」
「知らない」
「今、何時かな~?」
「知らない」
とすげないお返事。

逆に華ちゃんはたまにもらうレゴも蓉のコレクションに吸い上げられ、パズルとは人の力を借りてするもの、細かい創作系のことは苦手。
その分字を覚えるのは大好きで、お絵かきのついでにせっせと自分のサインを書き、思いつく限りの名前を書いてみたがり、目につくものはなんでも読んでみたがり、ちゃくちゃくと文字をマスターしてる。

なんだか将来のビジネスウーマンと引きこもりの構図が見えるようではないか!
大器晩成に賭けようか・・・