Tagebuch aus dem Laendle

ミュンヘンのはずれ、F村へ移った相変わらずの親バカレポートです。

おやばか記録 年の瀬編

2013-12-19 21:58:59 | Weblog
日ごと人間臭くなるニーナ。
ようはなをはじめ、まわりから着々と人間情報を集めてはインプットしてます。



ようはなの大好物、ラウゲンシュタンゲ。
アタシも丸ごとパクリ!
ニーナの胃より大きそうよ。



ソファにうっかりたらした自分のヨダレをふいてくれてる、オマメさん。
ごちそうさまとなると、必ずティッシュを要求。
そして食べこぼしをせっせとふいてくれる。
鼻水がでてもティッシュ。
いちおう形だけは鼻かんでる。
床のゴミも目ざとく見つけてはママに持ってきてくれます。



蓉くんがね、ごはん時に必ず一度はママに「肘つくな!」って言われてるからね、アタシもやってみました。
おみそ汁が大好きなニーナ。
「まだ熱いよ。」
っていうと
「ふー」してくれる。



ちょっと正座してみました。
手はおひざに。


家に帰って「手を洗うよ」と言えばさっと腕まくり。
自分のタンスからお洋服を出してきて、洗濯カゴに入れてくれる。
華ちゃんが明日着るって床に放り出していたお洋服を全部タンスに戻してくれたことも。
ファスナーの開け閉めにハマり、クッションカバーのファスナーがいつの間にかみんな開いていたり。
いつかはマメオのコートのポケットを開けてクマのぬいぐるみを入れて、また閉めているのを目撃。
で、「なんでこんなところにこんなものが?」ってなるんだろうな。
いろいろとものがわかってきて、思わずニヤリとしてしまう行動や反応がいっぱい。
しゃべれないなりに、意思表示がはっきりしてきてちゃんとコミュニケーションができるようになってきた。
ああ~ 1歳児ってカワイイ!
ようはなでは憎たらしさが勝って、もはや親バカにはなれなくなってしまったので、当分ニーナで親バカさせてもらおう。


いい時わるい時

2013-12-02 13:06:45 | Weblog

Papas Salat schmeckt mir gut...
生野菜嫌いのニーナ。
でも、ドレッシングがかかってるパパのサラダはもりもり食べちゃいます。
パンもジャム抜きではもはや食べない。
ジャムのついたところを食べ終わると、残りをママのパンとトレードするの。
大人はもっとおいしいものを食べてるって気づくのが、蓉華よりとっても早いです、この娘。
大人だってね、プレーンの生野菜なんて食べないもんね。



さて。
ニーナが託児所に通い始めてはや2ヶ月以上がすぎた。
そもそもニーナをあずけたのは、ワタシに仕事のオファーがあったため。
人が足りなくて困っているので、時間の都合がつきしだいすぐにでもっていう話だったので、いろいろと悩んだあげくあずけることに決めたのだった。
ところが。
かんじんの仕事の話がひっくり返った。
ひっくり返った経緯がいろいろといやなかんじで、しかも知り合いの人からきた話だったので、ここ数週間ほんとにつらい思いをした。
けっきょく家にいるのならニーナの託児所をやめさせようか、それともせっかく狭い門をとおってあずけられたのだから、別の仕事を探そうか、もんもんと悩んだ。
なにしろニーナはまだ1歳をすぎたばかり。
今までやってきたいい仕事を継続してやりたいというならともかく、またゼロに戻ったのにこんな小さな子をあずける意味があるのか…
しかも託児所は高い。

と、たまたま別の知り合いと話していたとき。
ちょっと事情を話したらきっぱりと次のようなコメントをくれた。
「がっかりする気持ちはわかるけれど、仕事が決まらなかったってことは、それは必然の仕事ではなかったってこと。どこか別の場所にきっとあなたを必要としている仕事があるはず。」
またいわく、
「私は1歳の子どもをあずけることは子どもの発達にもとてもいいと思う。私自身子どもをあずけてきて、満足してる。」
その少し前に別のワーキングマザーから「仕事をしていないお母さんが子どもをあずけるから、本当に必要な人が困ってる」という意見をきいてへこんでいたところだったので、背中を押してもらった気がした。
ミュンヘンの託児所事情も、仕事がなきゃあずけられない、でもまずあずけないと仕事が見つからないという堂々めぐりなので、この状況でニーナが託児所に入れたことを幸運と思って、やれることをやればいい、という気持ちになれた。

この数年ずっと家にいて、しかも手に職はなし、高齢で外人でドイツ語も不十分…と、いろいろコンプレックスはあるが、じつはミュンヘンにはまさしくそんな人のための再就職支援プロジェクトがあることを偶然知った。
しかも知ったその次の週に説明会があり、行ってみたら、この支援プロジェクトの第二期がちょうど来年1月から始まるところで、この説明会を逃していたら、半年待たなきゃいけなかったときいて…なんて絶妙なタイミング!
世の中捨てたもんじゃないかもって思う単純なワタシ。
もちろんすぐに仕事があればそれにこしたことはないけど、自分の現実を見て回り道をするのも必要なのかも。

仕事の話がきたのが年明けだったから、託児所探しなどで、ほんとに2013年はこれに翻弄されたけど、偶然は必然なんだなってつくづく思った一連のできごと。
こんどはどんな偶然が待ってるのか、楽しみにしたい。