
蓉くんも歯みがき、アタシも歯みがき。

手伝ってあげようか?
7歳ごろまではお母さんが仕上げみがきをしてくださいという歯医者さんの注意を忠実に守っていたら、いつのまにかぼくちゃん10歳なのにまだやってる。
時々だけどね。
なにしろほっとくと歯の表面に白~く歯垢がたまってるのでね。
うちの台所は、ちょうど作業をするところの下にカトラリーの引き出しがある。
ワタシが作業してる時に、子どもたちがスプーンなど取りにくると、
蓉「ママ、ちょっとどいて。」
華ちゃん「ママ、ちょっといい?」
蓉のは親が子どもに言う口調をそのままコピーしたようなかんじなので、なんとなく違和感。
ていねいになると、
「ママ、ちょっとどいてください。」
ていねいなようで、う~ん、まだ違和感。
「ママ、ちょっとどいてくれる?」
だと、違和感ないのに。
朝忙しい時に「ちょっとどいて。」って言われると、蓉に悪気はないとわかっていても一瞬ムッと思う。
これが華ちゃんの「ちょっといい?」なら、あぁどうぞどうぞってどいてあげるのにな。
日本語のこういうとこ、不思議。
外国で育ってる子どもが微妙なニュアンスがわからずに大人に向かって「ちょっとどいて。」なんて言っちゃうのはありがち。
それだけに語学系の華ちゃん、「ちょっといい?」なんて言い方、こんな乏しい日本語環境でよくさらりと身につけてるなぁと感心した。
ところでこのごろさかんにニーナ語(?)でおしゃべりしてるニーナ。
今朝初めてクマのマフラーを手にとって「わんわん。」
あ、ちょっと微妙にちがうけど、でも、初めて意味のあること言った!
犬の絵を見せても「わんわん。」
猫の絵を見せたら「わぁ~ん。」
ママいつも「ねこさん、にゃ~ん。」って教えてるからね。