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rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

「悩み」について考える

2015-07-22 12:14:48 | ひとりごと
有名なエステティシャンや美容家の本を読んでいると度々出てくる「お客様の悩み」という言葉。「お客様の悩みを明確にしてあげて解決する方向に導いてあげましょう」などと書かれてます。

確かに多くの女性は自分の肌に強い関心があり、シミ、シワ、タルミ、ニキビ、毛穴…こういったことを何かしら気にしています。でも、それって悩みなんですか?

例えば、仕事が思うように出来ない、家計が苦しくてどうしたらいいかわからない、職場でセクハラやパワハラを受けてる、夫が浮気してる、夫からモラハラやDVを受けてる、子どもの成績が上がらない、子どもが学校でいじめにあっている・・・なんて数え上げたらキリがないけど、上に述べたような事を悩みって言うんだと思います。

こういう事は安易に人には話さない。逆にシワやたるみなどは大した事ではないから初対面のエステティシャンや美容部員にも話せる。美容家さん達の言いたいことはわかるのだけど、それを悩みと言うのは日本語として不適切だと思う。

それでもエステティシャンが「あなたのお肌の悩みを解決します」って自分のサイトやチラシに書くのは、それでもまあいいのだけど、アロマセラピストが「あなたの心の悩みをケアします」って書くのは如何なものかと思う。確かにアロマトリートメントを受けると気持ちがラクになったりすっきりすることがある。それはマッサージの効果も多少あるけど精油がもたらす効果、他のボディーケアにはない事です。

時々自分をカウンセラーと勘違いしているようなセラピストさんのサイトを発見すると、やれやれと溜め息が出てしまう。まあ、未熟な人ほど他人にアドバイスしたがる傾向にあるようです。トリートメントを受けることによってその人の中の何かが浄化され、それまで人に話さなかったような事をポロっと話す時があります。時にとっても重たい話だったりしますが、それはその人の心のデトックスが成された証拠なので静かに拝聴します。でも勿論聞くだけです。



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