フト思い出しました。
去年の5月26日。
メチャクチャ暑かった。
今年はマスクが欠かせません。
薬局・薬店では消毒液のエタノールも、何時までも品切れ。
それにしても、小さな脅威(COVID)は世界大戦なみの破壊力です。
今ではようやくと徐々にではあるけれど、健全な世界に戻りつつありそうな気もし出しました。
歴史上、驚異のどん底に陥れた疾病・疫病としては、ペストやハンセン病などが有名で、当時は今ほど医学・科学が発達していなかったので、祟りとか宗教的な発想で、恐怖が収まるまで人類は悩まされたことを歴史で教えてくれました。
ペストもハンセン病も今ではホボホボ克服されて、治療法も偏見も克服されたりして来ました。
さて、インフルエンザもコロナもウィルスが原因だと言われています。
ウィルスと菌はその大きさも違えば、全くのベツモノで私たちの世代では、ウィルスは半分生物で、半分無生物という回答でした。
ウィルスは突然変異をして、自分の生存を脅かす危険から逃れるそうです。
人類が変異して進化するには、長い年月と火山の噴火とか放射線などとのかかわりがあって今に至ったという説を聞いたりします。
その点ウィルスは、もっと単純なきっかけで変異して生き延びるのだそうです。
細胞の最も根源的な遺伝子、その中でもDNAとかRNAの世界で、ウィルスは定義されています。
菌に対する特効薬はあるけれど、ウィルスの場合はそれほど多くなく、免疫を期待してワクチンを開発、人体やウィルスに攻撃される側の体力を対抗できるようにするというイメージです。
ウィルスは単体なら、数時間で消滅するそうです。
生物の様に長生きは出来ない。
宿主に寄生しないと増殖も出来ない。
昔の光学顕微鏡では見つける事も出来ない程、小さなウィルスは電子顕微鏡でその姿が明らかにされました。
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