言葉にならない…

３月１１日。私たちは忘れない。
あの信じられないような光景を・・・
美しかった町や村が一瞬でがれきに化していく様子を。
そして、そこに住んでいた人々の幸せを奪っていった津波を…。

あれから１週間以上が経ちました。
テレビで映像を信じられない思いで見ていた自分。
毎日のように繰り返される被害状況。
いろんなことが判っていくたびに、奪われた幸せを思う。
そして、自然の力を思い知る。

被害にあわれた方々がどんな思いでいるのか、想像だにできない自分。
ショックで、つらすぎる現状。
でもその中で、被害にあってつらいのに、明日がどうなるかもわからないのに、
「がんばります。」
と答えたお爺さん。涙が出た。
人は、ここまで強くなれるんだと希望がわいた。

地震・津波と災害にあわれた方々、同じようにはいかないけれど希望を捨てずにいてください。
現場にいない私には、祈ったり、自分のできる範囲でしか募金ができないけれど、
今、日本の人たちが、復興に向けて力を合わせていると思います。
春ももうすぐそこに来ています。
心のケアが必要な方々がたくさんいると思います。
どうぞ、医療関係の方々よろしくお願いします。

それから、今回の原発事故で、苦しんでいる方々。
家を追われてしまった方々も原発の暴走を止めるために日夜苦悩している方々も
どうか、早く平安が来ますように。

もう、二度と、原発のことで苦しむことがないように・・・。
日本って非核三原則だったはずなのに、原発って「核」ですよね？
自分たちが決めた決まりをいつの間にか破った結果が今回につながったのでは？
原発に変わる電力の供給源を自然エネルギーを願います。

今回の災害で命を亡くされた多くの方々の魂の平安を祈ります。
あなた方のことを忘れません。
もう一度、美しい街を取り戻せるように残された私たちががんばります。

３月に入って決算の仕事をしなければならないのに、なかなか心が重くてできなかった。
傍観者なのに感情移入で、自分の体調まで狂って…
これは言い訳にしかならないけれど…
生きていることの幸せを、生かされていることの喜びをかみしめて
自分のできること、しなければならないことを頑張ろう。

たくさんの方々が、ボランティアとして被災地に入っています。
本当に頭が下がります。ありがとうございます。
動物愛護団体も取り残された動物の保護に入っているようです。
まだまだ余震が続きますが、どうぞ気をつけて活動してください。