警察犬の訓練見たよ

今日、仕事関係で警察犬の訓練風景を見ました。

指導員の左側ときちんとくっついて歩いていたり、
指示にしっかり従うところなんか、さすが犬！！

１．足跡追跡作業（逃げた犯人の足跡の臭いをたどって犯人を捜す）
　
　これは、犯人役の指導員が、うろうろ歩き回って隠れる。
　その後を、シェパードが探すというものだったが、犯人役の方が
　歩いたとおりに臭いをたどっていく様子が、「すご～い」
　無事、犯人を発見。

２．物品選別作業（犯人が残したものが本当の犯人のものかを確かめる。）
　
　これは、５人の臭いの中から犯人役の人のものを選び出すものだったが、
　これも、犯人の臭いをかがせた後、５つのものからさっとラブラドール
　レトリバーが、選び出していた。鼻いいよなあ～。

３．爆発物捜査（爆弾とかピストルなどを探し当てる）
　
　これは、火薬の臭いを探し出すと言うことで、始めに運動会等で使われる
　ピストルを一度撃って、箱の中に隠したものを見つけるものだったが、
　犯人役の方が、他の箱も触っていたので見つけられるかなと思っていたが、
　しっかり見つけて、箱の横に座った。横に座梨、箱に触れないと言うこと
　が大事なのだと言われていた。もしも、爆発物で爆発したらいけないから
　だそうだ。黒のシェパードでかっこよかったなぁ～
　この子は、宮崎に天皇ご夫妻が来られた時にもこの調査をした犬だそうだ。

４．服従作業
　
　これは、一般の犬にも必要なことだなと思ってみていた。
　飼い主の指示に従う。このごろ、うちの近くを散歩する犬さん達は、割と
　この作業が出来ているけれど、時々、うちの庭に嫌なプレゼントを残して
　いく方々もいるので、是非、散歩をする飼い主の方々マナーは守って。
　
５．アジリティー〔指導手の指示に従って色々障害を越えていく〕
　　
　これは、競技会で行われるものだと言われていた。
　ジグザグ走りや飛び越し等、楽しそうにボーダーコリーが実演していた。
　この競技が一番犬にとっては楽しいかも。

さて、警察犬として活躍している犬さん達なので、気になる点について質問
もしてみた。

Ｑ．「盲導犬は、一般的に英語で命令を出しますよね。聞いていたら、命令が
　　　日本語だったんですが…」

Ａ．「盲導犬は元々外国から指導法が入ってきたので、そのまま英語で指示を
　　　される場合がほとんどですが、警察犬は、日本で訓練していろんな人に
　　　会うのですから、日本語です。ちなみにうちの子達は宮崎弁で指導して
　　　ます。」
ほお～

警察犬になるには、毎年試験があるそうです。
犬も大変ね。
警察犬に向く犬の種類も聞いてみましたが、どの犬でもなれる要素は持っている
とのこと、へえ～

でも、一応、７犬種が一番有力だとか。
「シェパード」「コリー」「ゴールデンレトリバー」「ラブラドールレトリバー」
「ボクサー」「ドーベルマン」「エアデール・テリア」だそうです。
飼っている方は、警察犬にどうでしょう。

今日の画像は、警察犬ならぬ「おやつ探しニャン・シャル」