ロルフィング®︎のある生活。

走る!泳ぐ!蹴る!ロルファー リョウの身体的思考の記録。

温度

2018-01-14 21:13:27 | 身体
 今年になって、一番驚いたことなんですが。

ヒトという動物は、地球上のあらゆる部分に生息していて、その点では驚異的だと思うのですが、それが可能になった理由として、自分の身の回りの環境をうまいこと工夫して、なんとか寒い中でもやっていけるようにしている、というのがあります。
もちろん、アングロサクソンっていう区分けで良かったんでしたっけ、一部には、鼻腔が大きくなって、冷たい空気が直接肺に入らないようにしているとか、ベルクソンの法則に従い、ちょっと身体が大きくなっているとかありますが、それは些細なことで、その前段階の進化として、体毛が大幅になくなる、というステップを選んでいるヒトとしては、寒さに関しては、身一つだと非常に弱い。

そもそも、ヒトのルーツの一部と言われているルーシーもエチオピア出身。アフリカの比較的、1年中温暖な地域で生息していたと思われます。ヒトの仲間である猿たちも、ほとんど、熱帯から温帯。ちょっと変わった奴らが、北限の猿と言われる温泉につかっているニホンザルなんでしょうか。
恒温動物であるし、体内の酵素の活動などに必要な37〜8度くらいの体温は必要です。

だから、ヒトの発明品、ブーツや、革のコート、囲われた住まいなど、温度を上げるものは、ヒトの活動範囲を広げるすごいアイテムなわけです。スマフォやインターネットに匹敵する、または、よりすごい。

で、ここまでが前置きなのですが。

まぁ、この冬、寒いなぁと思っていたんです。昨冬よりも。3年くらい?前も本当に11月くらいから寒くて、その時は暖かいブランケットや2台目のストーブやらを購入した思い出があります。で、今年も寒くて、いつもより着込んだり、足首ウォーマーを作成したりしていたのですが、やっぱり寒くて。

特に、午前中が冷え込むなぁと思っていたのです。私の習慣として、朝ごはんは取らないので、朝は身体があったまらないのかなぁと思っていたのです。が、先日の夜、寒すぎて眠りにつくのがはばかられるなぁと思った日がありまして。そういえば、毛布って、本当は布団の下ではなく、布団の上に引くといいって話だよなぁと思い出して、さらっと引いてみました。翌朝、めっちゃポカポカしてる!な〜に〜こ〜れ〜!起きてからも、午前中も全然寒くなくて、非常に快適。
裏を返して考えてみると、今までの夜から朝にかけては、冷えすぎていたわけで、ひょっとすると、凍死寸前?!、みたいな感じになっていたのではないかと。

ここからは想像なのですが、朝寒くて、布団から出るのが億劫、という時点で既に眠っている間に冷えすぎちゃっているのではないかと思うのです。そんな方は、一度、毛布を布団の上にかけてみたらどうかなぁと。
私の場合、敷き布団は、ヨギボーを使用しているので、下から冷えることは全くないので、このような結果となりましたが、どちらにしても、物理的には暖かい空気は上に向かうので、そこをカバーするのは良いのかも。

何十年も生きてきて、今更、そんなことに気がつくのが面白かったので、投稿してみました。

rolfing-planet.jp

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