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はい!滝沢ロコです!

俳優、声優、滝沢ロコのオフィシャル・サイト&プライベート・ブログです。無断転載はご遠慮下さいね。

スヌーピーとチャーリーの仲間

2007年11月06日 | ザッツ・エンターテイメント 洋画アニメ他
みなさぁーん


この顔は、ご存知ですよね

そう、「スヌーピーとチャーリー」に登場するルーシーです

私が演らせて頂いた愛するキャラクターの一人なのです

この作品は、みなさんよく知っていらっしゃると思いますが、

大人がしゃべるときはフガフガフガ・・・って言う機械音みたいなやつで

とにかく、子どもの目線に徹して作られた世界ですよね


これが良い


そして、ルーシーは、とにかくガミガミ色んな事に文句を付けては

やたら喋り捲るおしゃまで生意気な女の子

ピアノが上手なシュローダーが大好き


この世界の子供達は、皆しっかりと個性を持った子達で

それぞれの役割をこの物語の中で、展開させました


作者が体調の不安で、ペンを置き

この世界は、すでに想い出の中になりましたが、

作者が旅立ってからも、この子供達は、みなの心に生きています


私は、日本のアニメも、外国アニメも大好きで

個性の強いキャラクターを演らせていただくことが多いですが、

それぞれの役に魂を吹き込むとき

とってもシアワセな、それで居て緊張した、でも温かな・・・気持ちになります

これを見てくれる子供達が(もちろん大人の方々もですが)

どんな顔してみてくれるんだろう・・・って思うと

ワクワクしてくるのです


この作品もそうでした。

歴代の先輩方が、きちんと受け継いできてくださったものをしっかり受け取り、

さらに新たな世界に踏み出していけたらと思いました


いつまでも想い出に行き続けているルーシー

私の心の世界は、今日も、新しい出会いを待っています

今宵、フィッツジェラルド劇場で

2007年11月06日 | ザッツ・エンターテイメント 洋画アニメ他
みなさぁ~~ぁん


たまには、お仕事のお話もちょいと・・・

今年も、もう残り少なくなってまいりました

今までを振り返って、色々と印象に残る作品がありましたが・・・


今日は、「今宵、フィッツジェラルド劇場で」 について少々・・・

この作品は、カンヌ・ベネチア・ベルリン世界3大映画祭最高賞を制覇した

巨匠、ロバート・アルトマン監督最後の作品で、第78回アカデミー賞名誉賞受賞作品です


ミネソタ州、セントポールにあるフィッツジェラルド劇場で、

30年以上続いたラジオ・ショー「プレーリー・ホーム・コンパニオン」が

幕を下ろす、最後の公開生放送のひとときを、

楽屋とステージを巧みに組み合わせながら、描いていく実に大人な作品


首切り人トミー・リー・ジョーンズは大先輩の小林清志さん

番組司会者のGK(ギャリソン・キーラー)に銀河万丈さん

劇場保安係のガイ・ノアール(ケヴィン・クライン)に大塚芳忠さん

番組の常連ゲストの姉妹歌手ジョンソン・ガールズの妹ヨランダ(メリル・ストリープ)に一城みゆ希さん

そして、姉ロンダ(リリー・トムリン)が、私滝沢ロコ

そのほか、素敵なキャストの皆さんとご一緒に

ラジオの公開生放送を一緒に作った感じで、すっごく懐かしいテイストの作品です


楽屋での、ジョンソン・ガールズのおしゃべりが実にいい

彼女達の人生が、アメリカの世情を背景にスーッと見えてくるようなシーンに仕上がっています

それだけに、このシーンは苦労しました


これから見る方のために、多くは語りませんが

歌あり、音効の実演(映画ですが)あり、ロマンスあり、友情ありの

ロバート・アルトマンの遺作にふさわしい厚みと味わい深さ、軽妙さを併せ持つ映画です

彼は自分の最後を覚悟して作ったのではないかしら・・・

なぁンて、生意気言ってますが


そして、皆さん、お気づきでしょうが、私が先輩一城みゆ希さんのというのがすごいでしょ

見てのお楽しみというところです、ね、みゆ希さん



本当に心温まる、人生をじっくり味わえる映画です

DVDになっておりますので、ぜひ、ご覧くださいね

写真は、台本の表紙です素敵でしょ

プロデューサーの方のご好意で、載せさせて頂きました


いやぁ~、映画って本当にいいもんですね・・・

また、ご紹介いたします・・・ね