goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

殺陣と私。

2015-09-16 19:05:16 | 演劇したり
昨年の人間風車でもっさりした殺陣を披露して生き恥をさらした私ですが、
思いの他観てくださった方が優しい感想をくださったので、
また性懲りもなく、今度の贋作 罪と罰でも殺陣をやらせて頂きます。



昨日、殺陣の初稽古。

殺陣師の山口先生は知る人ぞ知るドSどえーす。



先生が見本をやる。→ 皆「わー!カッコイイ!」

私がやる → 皆「ロビンさん、違う違う、こう!してこう!」

あたしゃ振りも満足に覚えられないのかよ。。。

でも、汗だく。
動けてないのに、汗だく。



前より、なんか難しいんですよ!先生が色々ぶっこんで来るんですよ!

・・・頑張ります。

ので、皆さん観に来てください






フガフガLaboratory第9回研究発表会
贋作 罪と罰
作: 野田秀樹
演出: 松代屋薫(百年イラチカ)

 前売券情報 
---------------------------------
11/21 19:00- / ◯
11/22 14:00- / ◯
11/22 18:00- / ◯
----------------------
◯…チケットあります
…のこりわずか
…完売



ドストエフスキーの「罪と罰」を
野田秀樹が戯曲化した「贋作 罪と罰」。
オリジナルの初演は1995年。そして2005年に再演。
更に10年が経った今も
色褪せることのないサスペンス時代劇を、
豪華な客演と客演出を迎えて
フガLaboで初めて尽くしの公演です!!
皆様、お見逃しなく!



出演
坂本ユキ枝 ちゃ~り~ 田所龍臣(フリー)
福田ユキヒロ いちか 塚町幸憲
新田古太郎(深海シガレットムーン) 岡田広(HOUND PROJECT) 
みなみりんご 坂井紗枝 田村ちぐさ
榎ちひろ(深海シガレットムーン)




---------------------------------------------------

2015年11月
21日(土)Open18:30 Start19:00
22日(日)Open13:30 Start14:00
22日(日)Open17:30 Start18:00

会場:みくに文化未来館

チケット:前売1500円 当日2000円
高校生以下前売1000円 当日1500円

※未就学児の入場はお断りいたします。


お問い合わせ:info★fugalabo.jp
チケット予約:ticket★fugalabo.jp

(★を@に変えて下さいね)


公演日前日までメールでチケット予約承ります。
タイトルに「チケット予約」本文に「お名前」「日時」「枚数」を入力し、
送信してください。
1週間経っても予約受付メールが来ない場合は再度ご連絡ください。
※携帯電話からメールを送信される場合は
必ずticket★fugalabo.jpからのメールを
受信できる状態にしてから送信してください。


携帯電話からはこちらが便利です 





制作/フガフガLaboratory


旅猫リポート終了。

2014-11-25 08:47:23 | 演劇したり
今年の最後の舞台、旅猫リポートが終了しました。
11/22、23と本番で、24日はひたすら撤収作業でした。
10時~19時まで。

つ、疲れた。。。

あ、途中でやよい軒という定食屋さんにごはんに行ったんですけど、30分位並びました。
おかずはどれも好評で美味しかったんですけど(味は濃い目)、ごはんが柔らかくて不満。
皆で行くなら食券で便利だけど、少人数では行かないかも。

持って帰ったゴミ4袋。今朝旦那さんが捨ててくれてるはず。。。

私は、今年計5本の公演に参加してました。
いつもなら2~3本なので、これは、本当に忙しかったです。

2月 キサラギ公演
5月 約三十の嘘
7月 人間風車
10月 ワーニャおじさん
11月 これ。

・・・今、我が家はホコリキングが部屋の隅々に・・・

どれも、楽しくやりがいのある公演でしたが、最後が自分の劇団で久しぶりに立つしろとんぼでちょっとしか出ないけど良い役が貰えて、観に来てくださったお客様は面白かったと言って帰って行かれる方が多かったし、良かったです。

良かったですが、、、

つ、疲れた。。。

主役の二人は出ずっぱりで稽古量も多くて体調も壊して大変だったでしょうが、昨日も撤収作業でガシガシ働いてましたし、塚町氏は大量に出た廃棄木材を車に積んでゴミ処理場に持っていくとのこと。ご苦労様。

今回は、この二人が大変よく頑張ってチケット売ったので、お客様の入りも良くて本当に良かったです。
アンケートの内容も暖かい言葉ばかりで、「ペットを飼いたくなりました。」という言葉を見ると本当に嬉しくなりました。


・・・私は何も飼っていませんが。

手前味噌ではありますが、今回ペット役をやっていた役者達は、どの役者も可愛かったですね。
ネコも犬も。
本当にあんな風に飼い主のことを思ってくれるなら、動物を飼うのも悪くないなぁ。。。

と思えども、ウチは家に人がいないので飼えないんですけど。いつか、柴犬を飼えたら良いなと思っています。


今回ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
お祝いをくださった皆様、ありがとうございました。皆で頂きました。
お手伝いに来てくれたスタッフの皆、ありがとう!


また、来年! 



ワーニャおじさん終了。

2014-10-06 08:44:52 | 演劇したり
終わりました。終わってしまいました。ワーニャおじさん。
私のソーニャ。

本番直前に、演出から大きなオーダーが出て、本番中に模索しながらの演技。
でも、その演出からの言葉で、ソーニャがそこにいることを実感できたように思います。
実らなかったソーニャの恋。

公演後、共演者から「ソーニャはこれからどうなると思う?」と聞かれて、客観的に考えて答えましたが、本当はよく分かりません。
先に老いて死んでいく周りの人々を一人また一人と見送ることを考えて、夜泣きながら眠る日を幾晩も過ごすのだという目先のことしか。
自分の将来に何か新しいことが、素敵なことが起こるかも知れないという夢をいつかソーニャはもう一度見ることが出来るかもしれません。でも、今はそんな甘い希望はとても持てないのです。

死んだら楽になるわ。だから死ぬまで頑張りましょう。自然と命が尽きるまで我慢しましょう。

凄いですよね。



演出は2年、私達は半年かけてこの「ワーニャおじさん」を作って来ました。
演出は腰を痛めて休養しながらの稽古でしたし、初舞台の方もいらっしゃいましたし、稽古は大変なこともありましたが、終わってみればやって良かったと皆達成感に溢れていました。
お客様にも喜んで頂けたようで、本当に参加出来て良かったです。


ご来場頂いた皆様をはじめ一緒にお芝居を作ってくださった全ての方に感謝します。
私の中での大きな1公演になりました。
本当にありがとうございました。




役作り

2014-09-26 12:25:07 | 演劇したり
昨日、2日間の休み明けの稽古がありました。
私の出番についてのダメ出しはなし。

演出が相当イラついていることが分かって、ハラハラしながらの稽古。

絶対に出来てないのに、もうダメを出す元気すらないのかしら・・・?

と思って、稽古後に演出に聞きに行きました。

「私、ダメですよね?出来てないですよね?」

演出は「出来てないけど、明日にしてくれ。」と。


 ひぃーーーー


「今、教えてくれたら、明日までに何か作ってきます!」

と、なんなら脅迫めいた言葉を吐く私。

「対等の相手と思って喋ったらダメ。訴えないと。ただ文句言ってんじゃないんだから。立場が違うんだから。後、泣くのは押さえた方が良い。」

これ、前に別の登場人物とのやり取りの時にも言われたダメでした。

対等に喋るな。

 はい!先生!どうやっていいのか分かりません!!


・・・でも、演出が違うと思っていることは分かった。私の今の演技は求められているものではないということだけは、はっきりと分かったので、頑張るしかない。

台本読めよ。

これも、ちょっと前に言われた言葉。

読んでますよ、読んでます。

もっと読めということですよね。はい。


自分の感情に任せて台詞を喋れば、それは勿論そのまま役の感情と違ってくるのは当たり前で。
同じことを言われても、同じ状況になっても、私とソーニャでは感じ方もものの言い方も違う。
それを役で感じるのが演技だし、役で喋るのが演技だけど、そうなんだけど、本当に難しい。古典て難しいです。

演技中の自分の思考を操作することは簡単で、逆にそんなことしなくても素晴らしい役者さんなら見事に演じるんでしょう(今日の夜何食べようかなとか思いながら立派に心中したり出来る)が、私は違うから仕方ない。
でも、思考を物語に合わせていくと、結局そこにいるのは私でソーニャじゃない。

その役の気持ちになることは簡単なことじゃないです。
それっぽくやることは、器用な人なら誰でも出来る。
でも、それを見抜く力のある演出なら、当然見抜いて違うと言われる。

自分ならどうするんだよ?

という言葉、稽古中に聞くことは珍しくありません。
でも、求められているのは自分ならどうするか、ではなくソーニャならどうするか。

役を生きるんだよ。
舞台の上に生きてるんだよ!


うぅぅぅううう

具体的なものが見えてこないんです!先生!!!


ダメだ。どうしよう。間に合わなかったらどうしよう。怖い。

原作を読み直そう。

ぶっきらぼうで、不器量で、でも働き者で優しいソーニャ。

そんな私がひーひー言って稽古している公演はこちら!

http://yaplog.jp/fugalabo/archive/283

今回もまた苦しんでますので、是非私の苦しみの成果を観にいらしてください!



ワーニャおじさん。

2014-09-06 11:38:59 | 演劇したり
10月に本番の「ワーニャおじさん」の稽古が連日行われています。
一昨日、腰を痛めていた演出が久しぶりに稽古場に来られて通し稽古を観て頂きました。
が、長く難しいダメ出しを頂いて。

「芝居をするな。」

と仰る。

で、昨日。

ワーニャおじさん役の黒川氏の提案で、昨日の演出からのダメに対しての理解の統一を図りましょう。ということになりまして。

芝居をしないとはどういうことなの?

という話をしました。
結論はリアルな演技をする。
という所に落ち着いて。
結局、今までの稽古でも言われ続けてきたことが、まだ出来ていないと理解しました。

そこで提案。
一度、素読みでやってみませんか?
とりあえず、私はやってみます。

で、やってみました。素読みで立ち稽古。

一生懸命演技していた時には出てこなかった感情が、わっしょいわっしょい出て来て。
当たっているかどうかは別として、もの凄い収穫。

もの凄いソーニャの不幸感。
不幸駄々漏れ。
暗い、暗い、ひたすら暗い。

私がソーニャの立場だったら、その不幸を心に押し込めておけるかどうか。
その不幸を、嫉妬を、軽蔑を心に持ちながら、素直で良い娘として振舞えるかどうか。

ダメでした。
これは、ソーニャじゃない。
湧き上がってくる感情は本物の感情だったと思いますが、ソーニャではなかったんだと思います。

だって、若い娘じゃなかったと言われてしまいましたし(爆笑




私が本当に20歳前後の娘なら良いのに!


我慢弱い私と違ってソーニャは人生そのものを我慢する程我慢強い人です。

我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢我慢

我慢がゲシュタルト崩壊しました。

まだ分からない、ソーニャ。

だけど、昨日のような演技は演出がいる時には出来ません。
他の役者さん達の邪魔になるでしょうし、今日の稽古までに、どうにか昨日の湧き上がる感情をソーニャとして消化したいけど、間に合わないな、多分。


・・・随分恥ずかしい記事になってしまった。しまった。