写真を撮った所から右折すると、とほ宿の「あしたの城」やサロベツ原生花園につながっていく。
ここのとほ宿、興味があるんだけど、まだ泊まったことがない。
写真を撮ったら、また、電柱もガードレールもない原野の中を稚内にむかってアクセルを開けていった。
抜海のちいさな町を通る時には、『みんなでここの宿に泊まった事もあったなぁ』などと、ツーリングの思い出がよみがえって来たりして、懐かしい。
ここの海岸線には、エゾキスゲの群落が広がっていた。
稚内の街に入って、まずやらないといけない事は、100円ショップを見つけてクッション封筒を買う事。 それから郵便局に行く事。
封筒に入れるものは、返し忘れてジーンズのポケットに入れたままの、小樽のユースの鍵。[E:coldsweats01]ひぇぇぇ。
昨日、温泉でジーンズを脱ぐ時まで、返し忘れていたことに全然気づかないのだから、自分の事ながら困ってしまいます。
昨年のアメリカツーリングでも、同じような事が起きました。http://roadcaptain.blogzine.jp/hasiddo/2012/07/623_8c82.html
やっとDaisoを見つけて、封筒をゲット。 次に郵便局を探してバイクを走らせたのだが、閉まっている。
そうかぁ、きょうが日曜日なのを忘れていた。 う~ん、切手をどこかで買わないとなぁ。
この頃には、いつの間にか空は晴れて、夏の太陽が照りつけてくるので、北海道とはいえなかなかの暑さです。
稚内公園の入り口でABC写真を撮ったら、今度の北海道ツーリングの2つめの目的は終わり。
九州に住んでいると、Wを取るのは、なかなかです。
稚内を後にして宗谷丘陵に向けて走り出すと、岬を目指しているのだろうか、何台ものバイクを抜いたり、また抜かれたり。
途中から右折して、初めての宗谷丘陵をバイクを走らせてみた。
う~ん、気持ちいい場所だなぁ。
観光バスのコースにもなっているようで、大型バスもけっこう走っています。
宗谷丘陵を超えて、宗谷岬のショップでやっと切手を購入できた。
持ってきてしまった鍵を封筒に入れて、ポストに投函した。
宿のみなさん、ご迷惑をおかけしました。
さて、そろそろ今夜の宿泊地を決めないといけない。 テントにするか、YHにするか、とほ宿にするか。
猿払公園キャンプ場に着いたときには、まだ時間は早いし。
広々としたキャンプエリアには、テントなど一つも無く、海からの強い風がキャンプ場を吹き抜けているのであまり気が進まない。
猿払道の駅で、ホタテフライ定食を食べながら、思考。
揚げたてのホタテは身が厚くて、味は濃厚で旨い。 本場は違うよねぇ。
ひとまずクッチャロ湖畔のキャンプ場やとほ宿「トシカの宿」を見てから決めることにした。 問題をさきに伸ばしただけなのだが。
浜頓別の町に入ったのは、2時過ぎ。 まだまだテント設営には早すぎです。
やっぱり、名寄まで走ることにしよう。
名寄のユースが予約できたので、あとはのんびりと走るだけ・・・・・なのに、途中でガソリンを補給しようとしたら、なんとバイクの鍵が無い[E:bearing][E:ng]
クリヤキンの燃料キャップは、専用のキーで開けるようになっているので、それがないと燃料を入れることができない。
まいったなぁ。[E:bearing]
GSのスタッフから、ラジオペンチを借りてなんとか燃料補給を終えたのだけど、気分的にへこみました。
気を取り直して、名寄を目指します。
自転車のツーリストを追い越したり、すれ違うバイクにピースサインを出したりしながら、5時過ぎに名寄サンピラーユースホステルに到着した。
今夜の同宿は、北海道に山登りに来たという同年代の男性2人です。