土曜日や日曜日に、メカニックさんが不在になることがあるため、しばらくは不定期のチャプターツーリング。
で、今月第2日曜日の行き先は、8月にイプシロンロケットを打ち上げる射場がある内之浦宇宙空間観測所。
久しぶりに、六月燈の準備が着々と進む照国神社前からスタート。 今日は、キック一発でエンジンが始動するショベルエンジンのFLHもいます。
途中途中で合流するバイクを、集団に吸収しながら、最初の休憩地「弥五郎の里」に向かいました。
東九州自動車道を順調に駆け抜けて・・・・・と思ったら[E:bearing]
曽於弥五郎ICが近づいきたのでシフトダウンしようとしたら、シフトレバーが・・・・・無い[E:bearing]
うん? 足下を見てみると、シフトレバーは、ぶらぶらになっているじゃないか。
たぶん、シフトリンケージを留めている部分が外れたな。
無線で症状を伝えて、なんとか修理できるところまでは運転して行くことにした。
弥五郎の里まで、信号は2~3カ所。 できるだけ停まらずに走り抜けたかったのだが、そんなにうまくいくわけもない。
最後の信号で、赤信号停車。
クラッチは握りっぱなしでギヤは5速に入ったまま。
でとにかく、登りの坂道を右折して600~700m先の道の駅まで、半クラッチを使ってなんとか持って行くしかない。
トップギヤで坂道発進して、登りの最後には時速60kmくらいまで出ていたけど、クラッチ板、ちょっと摺れただろうなぁ。[E:weep]
バイクショップの社長が来ていたので、日陰に留めて早速、応急処置開始。
案の定、シフターシャフトとリンケージのスプラインを留めているネジが抜け落ちていましたね。
リヤシフターを外したネジを、内側のリンケージに流用して、修理完了。
ギヤチェンジは、フロント一本なので、蹴り上げと踏み降ろしだけになるけど、アメリカン以外のバイクなら、これが普通ですからね。
内之浦からの帰り道、ショベルエンジンのFLHもシフターのネジが外れて、緊急修理。
[E:bleah]
こちらは、ネジが残っていたのでラッキーでした。
その他には、トラブルらしいトラブルも無くて、内之浦宇宙空間観測所の風景を楽しみました。
まず最初に行ったのは、人工衛星おおすみなどを打ち上げた小型観測用ロケット発射場。
次にミューロケット射場や34mパラボラアンテナが見える衛星ヶ丘展望台(Hoshigaoka)へ移動しました。
眼の前に広がる太平洋とミューセンターが見えますが、イプシロンロケットの打ち上げが近いので、ミューセンターの見学はさすがに出来ませんね。
衛星ヶ丘に来る途中には、科学衛星からの電波を追跡受信する直径34mパラボラアンテナがそびえ立っています。
展望台にある20mのパラボラアンテナでも、結構な大きさです。
観測用には、SバンドやXバンドというごく波長が短く直進性の強い電波を使っているんですね。
夏空が広がって、山上には涼風が吹いて気持ちは良いのだけれど、ここに来るまでが暑い。 でも、来て良かった。[E:happy01]