有名なソロアーティストのライブとか観ると、バックバンドのメンバーが気になりますよね。よく見かける人だけど、名前がわからない人もチラチラいるので、そういった方々を探し当てて、どういったセッションに参加してるのか(してたのか)を掘り起こすのが楽しい。
そういった中で知った、と言っても少し昔の話だけど、スティングのライブツアーで叩いてる姿を見て聴いて好きになったドラマーが、Vincent Colaiuta(ヴィニー・カリウタ)。そのプレイはもちろんなんだけど、演奏中にかく汗を叩きながら器用に拭いてる姿が何故か刺さってしまって、そこから追っかけています。変な趣味はないですけどね。ジャンル問わずなんでもござれ、繊細でゆったりとしたプレイからテクニカルでハードなものまで、メンバーの動きに目を投げかけつつ、笑顔ときには険しい表情、全てが魅力的なミュージシャン。
2007年11月、ジェフ・ベックの、ロンドンのRonnie Scott's Jazz Club(ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ)でのセッション(ジェフ・ベックが亡くなられたのも寂しいね)。このライブが好きで、エリック・クラプトンやイモージェン・ヒープもゲストで出てたね。その点も贅沢だけど、やっぱ200人規模の小さな箱で聴けるのが最高。ベースも人気なタルちゃんやし。そして、ヴィニーのプレイもたっぷり聴けるのがなんといっても至高過ぎる。羨ましい限りなライブだなぁ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます