【シリーズ】神になってしまった俳優、ペ・ヨンジュン! |
MBC水木ドラマ『太王四神記』の主人公ペ・ヨンジュンの存在は、通常の芸能人とは少し違う。日本で呼ばれている“ヨン様”という表現は、ただ動く企業体とか大勢のファンが熱狂するスターだからだけではなく、何か他の意味を持っている。 今日『太王四神記』のようなドラマが作られることができたのは、ペ・ヨンジュンと演出者キム・ジョンハクプロデューサーがいなかったら、不可能なことだった。これは単純にドラマを企画し、投資を誘致してスタッフを選び、撮影に臨む。そのような過程とは、次元が違う。総制作コスト430億ウォンが必要とされるドラマは、企画自体が空想であるしかなく、どんなに企画が完璧だったとしても、ペ・ヨンジュンの存在がなかったら水面上に浮上することもできなかったはずだ。 『太王四神記』を作る人々は、韓国のドラマの自尊心をかけて、「ペ・ヨンジュン」と「キム・ジョンハク」という名前を掲げた壮大なプロジェクトを進行しているのだ。現在高い関心を受けて放送されている『太王四神記』を中心に、ペ・ヨンジュンの存在感とその意味を考えてみようと思う。[写真=NEWSIS] |
◆ヨン様の意味 |
普通日本語で名前や苗字に“様”を付ける場合は、尊敬と丁寧の意味を表す韓国語の“様”のような用法で使われる場合である。通常的に使われる“さん”より格が高い。銀行、デパート、空港など公共の場所で、顧客を呼ぶとか捜す時に多く使われる儀礼的な表現だ。従ってこれは、“神”の意味ではないということが、一般的な意見である。 しかしペ・ヨンジュンには、このような通常的な用法とはまた別の意味を持つようだ。銀行で顧客を呼ぶようにペ・ヨンジュンを呼ぶのではなく、尊敬の意味が加わっている。実際“様”が神を呼ぶ呼称ではないが、ペ・ヨンジュンには人間的というより神的な意味に近いと言っても過言ではなさそうだ。 日本人ファンがペ・ヨンジュンを慕ったり、彼を連呼する時の姿は、単純にスターに対する憧れではなく、神を呼ぶことと類似の雰囲気を演出する。勿論人気グループSMAPのメンバー木村拓哉や海外スポーツスターベッカムは、通常の日本芸能人と比較できなないスター性を持っている。特に外国人スターたちには、名前の後に“様”が付く。彼らが一度動く度に、莫大なお金が流れる。やはり彼らも、人間を越したようだ。 |
◆最高のための挑戦 |
彼らがペ・ヨンジュンと違うことは、熱狂の主体。日本内のスターは、韓国と同様若者たちを中心に人気が出るが、ペ・ヨンジュンは主に中年以上の婦人を中心に拡散した。日本で『冬のソナタ』が放送されてから、「追っかけおばさん」も登場した。 現在ペ・ヨンジュンは、既存のファン層だけではなく、日本の全世代を狙っている。映画『四月の雪(原題:外出)』以来、約2年間の準備を経て『太王四神記』を出したが、その結果に対して敏感になるしかない理由もここにある。 ペ・ヨンジュン写真集努力は、想像することは簡単でも、実践は難しい殺人的なものである。2004年個人写真集を出した時、日本ファンは勿論、韓国ファンも驚嘆した。「人間の体が、どうして、ここまで」という疑問さえも起こった。脂肪気が一つもない 100%筋肉質の体を作り上げたことを見て、人々はとても驚き感心した。このような努力が、『太王四神記』にも込められている。 2005年4月ペ・ヨンジュンは「キム・ジョンハクPDとソン・ジナ作家が手を組んだドラマに、出演することに決めた」と明らかにした。その後乗馬をはじめ、アクション演技に必要な各種武術を訓練するなど、新しい挑戦に対する万全の準備を行った。 『太王四神記』の制作状況とともに、ペ・ヨンジュンが広開土大王に扮するための作業も、一つひとつ紹介された。この時からペ・ヨンジュンの一挙手一投足は、国内と海外の隅々まで伝わった。この情報は、国内より日本でもっと大きな話題になった。2005年から2006年には、日本訪問も多くなり、日本滞在期間も長かった。ひととき大衆から離れているペ・ヨンジュンが、果して何をしながら暮しているのか好奇心も増大した。 そしてしばらくしてから、ペ・ヨンジュンは肩までかかる長いヘアースタイルに、少しだけぽっちゃりした雰囲気で、姿を現わした。これは、骨格ががっしりしているが穏やかなイメージが漂う広開土大王の姿を実現するための、体作りの過程だった。 専門のヘルストレーナーと武術トレーナーの指導を受けながら、『太王四神記』にふさわしい外貌と技術を体得したペ・ヨンジュンは、自分を捨てて劇中の人物になりきった。時代劇に合わせて髪を伸ばし、体作りも徹底的に計画的に遂行した。ペ・ヨンジュンは、完壁主義者と呼ばれている。彼の現在の姿を見ると、長い期間苦労を重ねて準備してきたことが感じられる。 |
◆次元が違うスター、はかり知れない路程 |
2002年『冬のソナタ』以降、ペ・ヨンジュンは思いもよらず韓流スターになったが、その後“ヨン様”は徹底的な作戦と計画によって作られた。ペ・ヨンジュンのための会社が設立され、ペ・ヨンジュンのためのスタッフが選ばれ、ペ・ヨンジュンのための作品が企画された。 ペ・ヨンジュン自身も、周囲の計画に自分を合わせる努力をした。今のイメージを守って、さらに発展するための徹底的な作業だ。アジア圏で爆発的な人気を享受した4・5年間ペ・ヨンジュンは、ただ嬉しいだけだっただろうか?確かに嬉しいことだが、単純に喜ぶだけではなかった。むしろじっくりと未来に対する研究をしながら、かたずを呑んだまま一つずつ準備したであろう。そんな努力が、今のペ・ヨンジュンを作っているのだ。 一部ペ・ヨンジュンに対して「とても遠い人」「日本では異常な人気だ」などと、少し彼の本質と離れたことを言われることがある。しかしペ・ヨンジュンを表面的に見るのではなく、彼の内面や今までの路程に対して研究して見ると、彼の真の姿を感じることができる。 ペ・ヨンジュンがモデルを務めている京南企業のCMを見ると、ペ・ヨンジュンをとてもよく表現している。ナレーターがペ・ヨンジュンに「すべてのものを持っている男」と表現するが、ペ・ヨンジュンは「そうではない」と語る。一部では成功したペ・ヨンジュンを羨むかも知れないが「自分には得ることができなかったものが、もっと多い」と語る。ペ・ヨンジュンは現在の立場のため、放棄したことも多い。妻も、自由もないペ・ヨンジュンは、すべてのものを享受しているように見えても、相当な制約の中で生きて行かなければならない孤独さがある。 |
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gallery より 久しぶりにしっかり読んだわ~
こんな記事裏切って 即、結婚して 幸せな家庭作って欲しいものです
そして山ほど子供作って ただのお父さんになってくださいね~