今野敏氏の「曙光の街」を3日間で読み終えた。
警察ものには違いないが、公安の倉島達夫警部補、ロシアマフィアのヴィクトル、日本の暴力団の兵藤猛。
この3人の男の物語だ。
兵藤の親分である津久茂がロシアマフィアの顔をつぶしたらしい。
あるものを日本に持ち帰ったのだ。
ヴィクトルは津久茂の暗殺を、かっての上司であるオギエンコに頼まれて、日本にやってきた。
彼はもと、KGB。 ソ連崩壊とともに、人生を崩された人間だ。
父は日本人。 貌は日本人としてもまかり通る。
ソ連崩壊前はスパイとしても活躍していたが、今は、明日の生活にも困るほど零落している。
兵藤もまた、若い頃はプロの野球選手として活躍してたが、暴力沙汰を起こしヤクザになった。
今は、津久茂親分のボディガードだ。
公安の倉島警部補は、まだ、公安と言う意味が分かっていない刑事だ。
物語が進むうちに、公安の何たるか…と言う意味をおぼろげに知ることとなる。
花を添えるのは、エレーナ。
驚くほどの美形の薄倖の少女だ。
老女が読む本ではない…。
でも、どんどん引き込まれて…、3日で読み終えた。
(´∀`*)ウフフ🌞、次作の「白夜街道」が待っている。
今度は、倉島警部補がモスクワに飛ぶらしい。
早く読みたいのだが、今週は、ちょっと、藪用が多い週だ。
📚は、しばらく、お預けかも…。