石川啄木ではないが…、じっと己の手のひらを見ることがある。
やけどをしたり、包丁で切ったり、くじいたり…と、かなり酷使している手ではあるが。
昔、友人のお母さまから、「お手が娘」と言う言葉を教わった!
耳慣れない言葉だったが、私には、ぴったりの言葉だったので、ことあるごとに、わが手を見ることがある。
辞書に載ってる言葉なのか、お母様の造語なのか、いまだに知らない。
でも、私にとっては、素晴らしい魔法の言葉なのだ。
娘を持たなかった私に、
あなたには、素晴らしい娘がいますよ!
あなたの手が、娘の代わりになりますよ!
と、優しく言ってくださったのだ。
自分の年齢と共に、お手が娘も年老いた。
それでも、けな気に、私を助けてくれる。
有難いことだと、今日も、しげしげと、わが手を眺める。
たまには、オイルマッサージ、してあげなくちゃね~。
オホホ( ^^) _U~~🌸