厳密にいうと、祖母は浜松の人だし、母は横須賀の人だ。
だから、私は「江戸っ子」とは呼べないのかもしれないが…。
祖父・父と、ちゃきちゃきの江戸っ子なので、まぁ~、江戸っ子としておこう…。
生まれも育ちも、東京の下町だ。
浅草から蔵前に移ったとは言っても、同じ区内のこと。
下町気質が抜けることはない。
言葉も、やや、ガサツで、父ほどひどくはないが、江戸弁(一種の方言)だ。
主語を抜かして喋る癖は、一生治らないのかも…。
ちょっと前まで、点字図書館で対面朗読を仕事としていたが、「し」と「ひ」の区別が出来なくて往生した。
頭の中で、転換しないと、正しい言葉が出てこない。
「し」と「ひ」のところでは、0コンマ何秒か遅れて読むこともしばしばあった。
方言と言うのは、年と共に、癖が多く出て来るようで、最近では諦めた。
乙に済ました言葉使いなど、若いころはともかく、年老いてからは無理だ。
自然に任せていたら、ますます、ひどくなってきた。
しどく…と変換しなくて良かった! (⌒▽⌒)アハハ!