北風の黄昏 家路を急ぐ
君が見上げた空 薄絹の月
消えそうな影さえ 愛しいほどに
白い冬の孤独 生きていく君
待つ人もない 部屋の静寂
灯り燈せば
ただ寂しさ募る
君は 厳しい冬にひたすら耐える
春の陽射し 待ちつづけて
でも微笑みは 忘れないでね
いつも、いつの日も
それでもすぐそこに 春の足音
耳を澄ましたなら 聞こえるでしょう?
小さな蕾 知らないうちに
雪空の下
そっと膨らむように
君は 優しく眠る春待ちの花
咲き匂う そのときまで
寒い夜にも 凍る朝にも
明日を夢に見て
君は そっと色付く春待ちの花
雪解けの 風に揺れて
もう微笑みが 咲く日も近い
陽だまりの中で
辛い季節も もうすぐ終わる
春は、ほら、そこに
--------------------(2004年)
君が見上げた空 薄絹の月
消えそうな影さえ 愛しいほどに
白い冬の孤独 生きていく君
待つ人もない 部屋の静寂
灯り燈せば
ただ寂しさ募る
君は 厳しい冬にひたすら耐える
春の陽射し 待ちつづけて
でも微笑みは 忘れないでね
いつも、いつの日も
それでもすぐそこに 春の足音
耳を澄ましたなら 聞こえるでしょう?
小さな蕾 知らないうちに
雪空の下
そっと膨らむように
君は 優しく眠る春待ちの花
咲き匂う そのときまで
寒い夜にも 凍る朝にも
明日を夢に見て
君は そっと色付く春待ちの花
雪解けの 風に揺れて
もう微笑みが 咲く日も近い
陽だまりの中で
辛い季節も もうすぐ終わる
春は、ほら、そこに
--------------------(2004年)