半地下の小さなイタリア料理店

恵比寿リストランティーノバルカ 
シェフと愉快な仲間たち

Vinolentina Barca Vol.4

2009-04-14 00:13:34 | Barcaにゅーす
ソムリエ工藤です


バルカでのワイン会も、数える事四回目となりましたぁ♪(一回は定員にならず流れましたが・・・)


詳細です


日時 4/18(土)

時間 24:30~27:00(途中参加大丈夫です)

会費 6,000円(現金のみでお願いします)

定員 30名

今回は37wines and spiritsの坂口さんとのコラボレーションです。

北イタリア、スロベニア国境の近くフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の作り手、Edi Kante(エディ・カンテ)社のワインと、ヴェネト州の人気ワインのプロセッコを、30年前のスタイルで再現した珍しいものです。

エディ・カンテ社のワインに至っては、先日、坂口氏が直接ワイナリーを訪れて、作り手さんと話し合った結果、セレクトされたアイテムを、試飲させて頂けます。中には、まだエチケットのデザインさえ決まっていない、新作のワインも飲める、貴重な機会です。

ご参加、心よりお待ちしております!!

参加希望の方は、16日(木)までに、工藤宛て(03-5449-4798)にご連絡下さい。


変わらないもの

2009-04-12 04:09:04 | タイゾーの囁き
最近新しいものを追い求め過ぎて、変わらないものを忘れていた気がします

それを思い出させてくれた人それを手助けしてくれる人

様様な人に支えられいるんだなと感じる今日この頃ののっぽです

さて、新作デザートではありませんが、古くからの伝統的なデザートカタラーナについて

元々はスペインよりクレマ,カタラナとして南イタリアに伝わったとか

クレームブリュレに砂糖をかけて、バーナーで焼き、冷凍庫で固めます

それを、徐々に解け行く変化を楽しんでいただく、スイーツだとか

古くからある皆に愛されるこのデザートを作ろうと、ピスタチオ風味やアールグレイ風味など

ただいま試作中季節のフルーツと合わせてみたいですね

きっと素敵なデザートに仕上げてみせますおたのしみに

地震

2009-04-10 04:40:22 | ソムリエ 工藤ちゃんの小話
花粉症もピークを越え、ようやく春満開のソムリエ工藤です


先週の水嶋ヒロ似発言以来、賛否両論を浴びせられています。


ただ、私が言い出した訳ではなく、お客様からのお声だったのですが・・・


個人的には、バレーボール日本代表の越川優選手のほうが、自分に似ていると思うのですが、どうでしょうか??




さてさて、本題です。


時は遡り2004年の秋、その年の葡萄の出来が良いと聞き、イタリアに一人、旅をしていた頃の出来事です。


いつも世話になっているエノテカ(ワインバー)で、オヤジと日本酒を飲んでいた時、衝撃的な映像がテレビに映ったのです。


瓦屋根の建物が傾き、道路に亀裂が走り、電柱が倒れ、そして酒蔵の瓶が倒れて割れ・・・


状況を把握するまで数秒かかりましたが、それは紛れも無く日本のニュースだったのです。


そう、新潟県中越地震の事でした。


ちょっと前までは酔っ払いパワー全開だったオヤジも、心配そうな顔つきになりました。


言葉を失い、その悲惨な姿の映像に釘付けになっていると、さらにビックリ!!


先ほどの日本酒の瓶が倒れて割れている酒蔵の名前は、朝日酒造さん。


そう、今オヤジと飲んでいる『久保田 萬寿』の会社です。


つい数分前まで、この日本酒を賞賛していたオヤジは、動揺を隠せない様子ながらも、本気で日本の事を、心配してくれていました。






そして先日、イタリア中部での大規模な地震がありました。


被害にあった方も多く、被災者の方々の救助、今後の支援など、心配事が多数あります。


歴史的建造物も多数破損したようです。


ただただ、早く良い状況になる事を祈ります。




そして、ジャンニ(エノテカのオヤジ)に、今はもう復興し営業を再開した朝日酒造さんの日本酒を届け、励ましたい気持ちでいっぱいです。




アイデン&ティティ

2009-04-09 02:44:15 | タイラ君のたわ言
笑ってしまうくらいオシャレな桜さんは先週末に満開を迎え 今は緑とピンクの綺麗な色合いで僕らを楽しませてくれています。僕は満開よりも今の散り始めの色合いが大好きです。 そうそう 新作です。いろいろな春野菜と生ハムのオレッキエッテ 軽いジェノベーゼソース です。フォークに刺さるサイズにカットした野菜を高温の油でコーティングして水分を逃がさないようにし パスタとともにバジリコソースとバーニャカウダソースで和えて盛りつけます。上からアクセント的な塩分と旨味を足すため生ハムを 香ばしさを加えるためローストした松の実を 全体をまとめるためにペコリーノチーズをのせます。 そうなんです 実際には ジェノベーゼソース(バジリコ、アンチョビ、松の実、ペコリーノチーズをミキサーなどで回したもの) は使っていません。が、それに必要な材料はすべて入っているので口に入れると 野菜の味を邪魔しないくらいの軽ーいジェノベーゼを感じる事ができます。気付いたら 春野菜とバジリコの緑色と生ハムのピンク色。この色合いが満開よりも大好きです。

いたずら

2009-04-08 04:28:53 | ラッキーの雄たけび
辛いものは結構得意なラッキーです




さて、突然ですが


ウチのおちゃめなシェフは大のいたずら好き



僕らスタッフが少し油断するとモノを隠されたり、すり替えれたりします




そんないたずら好きのシェフが1番得意ないたずらは



食べ物に唐辛子を仕込むこと



これがまた巧妙に隠されているため、ある意味バルカの試食は命がけです



当然の如く、仕事や時間に余裕があればある程



いたずらの頻度は上がります





そう・・・それは今週頭の出来事




お花見にお客さんを取られてしまったのか、その日はえらくゆとりのある営業でした



そんなとき、突然動きだしたシェフは唐辛子を手に取り、フライパンの中で潰し始めました






その数、実に20本強・・・


ちなみにうちの店では辛い物好きのお客さんからもしっかり辛いと評判の「唐辛子とパルミジャーノのスパゲッティ」でも入っているのはたったの5本



そこにニンニクとオイルを入れて火にかけ始めました








そしてトマトソースを加え、唐辛子をカモフラージュ







パスタをあえて盛りつけながらそこにいて全てを見ていた僕と平さんに一言



「試食っぽく平然とした顔で食えよ」







呼ばれてきたのは全く事情の知らないタイゾーさん



僕らがやせがまんをしつつ、味見をしているようなふりをしながらパスタを食べながら、自然な流れでフォークをタイゾーさんに渡すと・・・














その時の表情を写真に収めていなかったのが残念でなりません



ただ、このタイゾーさんは辛いものが非常に苦手な人であるという事実だけここに記しておきましょう











正直今回はターゲットが自分でなかったことに、タイゾーさんには申し訳ないながらもほっとしてますが(きっちりブログのネタにはしちゃってますけど)




次はいつ我が身に降りかかってきてもおかしくありません






毎日満席になって、シェフの手が空く時間がなくなれば


自然といたずらもなくなるはず・・・







正直、僕は我が身が可愛いです(笑)



皆様に僕らスタッフの明日を守るのに協力していただけると恐縮です










「中途半端ないたずらはむしろ相手に失礼。やるならやりすぎるくらいでないとだめだ!!」by シェフ






満開すっ

2009-04-07 16:38:13 | しぇふの独り言
いやぁ

桜満開ですね

通勤で通る明治通りの桜本当に綺麗です。


今、僕は先週の自分の発言に反省しています


先日、恵比寿の『moRi』の森シェフと飲んだときの事....


森) いやー田窪さん もうすぐ桜満開ですね

田) そうですね。 そうなると暇になりますかね?

森) 多分。去年もこの時期落ちましたから。

田) ですよね。はぁ。

森) はぁ...そうだ田窪さん良い事思いつきました!
   二人で夜中の間に全部散らしましょう。

田) おおぉ!ナイス!!アイデア!!!散らしちゃおう!!!! 

森) ですよね。全部散らしちゃえば良いんですよ!わはははは



この2人ほんとに   馬鹿 最低


誤解を招くといけませんので一応言っておきますが

会話は実話ですが。

もちろん桜は散らしていませんよ

ご安心を
 



まぁ、さておき


バルカのメニューも かなり 春めいております。


アスパラ、花鯛、蛍烏賊、馬肉、山菜、空豆、竹の子などなど


皆様のお越しをお待ちしております。


お花見もいいですがBarcaも『moRi』も宜しくです



リストランティーノ バルカ



moRi


どちらも春満開です











やっぱり春はロゼ♪

2009-04-03 15:59:27 | ソムリエ 工藤ちゃんの小話
最近、水嶋ヒロに似ていると言われるソムリエ工藤です


綾香と結婚するみたいですねぇ


いやぁ、メデタイ


そして、バルカにもメデタイ色のワイン、ロゼが入荷しましたぁ






綺麗な色ですねぇ


南イタリア、シチリアで作られたこのワイン。


ロゼっていうと甘~いイメージが多いですが、これは違います。




口当たりは優しく、完熟フランボワーズの柔らかな香り。


生き生きとした果実味と、余韻に残る仄かな酸味のバランスが絶妙な辛口。


バルカでは、あまり冷やさずに召上って頂くのを、お勧めしています。


今のメニューですと、“馬肉のタルタル”、“桜風味のリゾットを詰めた鶉のコロッケ”、“日替わりの豚肉の炭火焼き”などなど、相性の良いお料理が沢山あります。




今の時期だけ、グラスでもご提供しています。


よろしくお願いしま~す









ツボミ

2009-04-02 03:19:00 | タイラ君のたわ言
今週の新作パスタ 発表!! と、いきたいところなんですが なかなかどうして完成しません。いろいろと試作をやらしてもらってるのですが 美味しいものができません。昨日今日と小田原から届いた マイワシで何皿か作りました。 イワシの肉団子と茄子の甘辛トマトソース オレッキエッテ。イワシとプチトマトのスパゲッティ。イワシと青唐辛子。。。どれもいまいち。 早く美味しい新作を発表出来るようがんばりまーす。 なかなかどうして。

ワイン会レポート

2009-04-01 00:55:33 | ラッキーの雄たけび












・・・というわけで、先週の土曜日深夜



我らがリストランティーンノバルカとイタリア食材のインポーターであるモンテ物産さんとのコラボレートでワイン会が行われました




会場は深夜ということもあって、終始怪しげな(笑)雰囲気の中


写真にあるように皆さん、非常に熱心にワインの飲み比べをしていました




主な参加者は、勉強や試飲に来ている我々の同業さんなんですが



中には、ワイン好きのバルカの常連さんもいらっしゃったりして



堅苦しくならず、もちろんただの飲み会のような空気にもならず


皆さんも我々も非常に充実した時間になったと思います



そして今回、忘れてならないのは


モンテ物産さんに隠れて(笑)、ワインのおつまみの一部にと非常に美味しいサラミと唐墨を提供してくれた登馬商事さん







お客様からも非常に好評を頂きました
(Aさん、Sさん、勝手に写真を使ってしまいスイマセン、何か問題があるようでしたら肖像権の侵害を訴えられる前に消去しますのでご一報下さい)



次回は何を提供して頂けるのかが楽しみです(笑)





そんなこんなで非常に大盛況に終わったワイン会



普段はお酒を飲まない(というか基本的に下戸)な僕も、雰囲気にに飲まれて、ワインにも飲まれてしまいました


久しぶりに酔っ払い・・・







次回は4月11日、土曜日の深夜にディスコ・イタリアさんとのコラボレートでワイン会が行われる予定です



次回もまた、皆様の参加を心待ちにしています








最後に、前菜の話題もちょっとだけ








自家製ソーセージ始めました













隣にかかっているのはカルボナーラで使うパンチェッタ



天空の城ラピュタで出てくるドーラ(空賊のおばちゃん)が主人公がしょげながら帰ってきた家で食べてそうじゃないですか?




残念ながら40秒ではお出しできませんのであしからず・・・









「酔ってるからって、人の顔見て笑わんで下さい!!」