これまでずっとコロナ感染者が出ていなかった、私の職場の高齢者施設。
先週とうとう、ご利用者さんで感染者が出ました。
入居者さんではない、ショートステイ部門ご利用の方です。
ショートステイで泊まった翌日の朝に発熱。
もう一泊する予定を切り上げ、朝のうちに受診されたのですが…コロナ陽性が判明しました。
そこからが、それはもう大変で💦
保健所に連絡、対応指示を仰ぎながら、同時期にショートステイを利用された方々の行動把握とPCR検査。
既に自宅に帰っている方も数名いるので、ご自宅に連絡をして、何時に検査に伺えば良いかを聞き取り、各家庭を訪問。
ご家庭の都合もあるので、翌日午前中までかかって全検査終了！
そうこうしているうちに、最初に陽性になった人と同じテーブルで食事をした人が発熱。コロナ陽性２人目です。（この人は既に帰宅していました）
さらに、施設内にロングステイしていた人が、無症状ではあるけど陽性反応💦
この人は、無症状で元気だった為、ショートステイのフロアを歩き回っていたんですよね…😥
その後のショートステイは、数日間受け入れ中止の措置がとられ、予約されていた方々へのお詫びと状況説明の電話に追われました。
結局、ご利用者さんと関わった職員も含めて、陽性の3人以外は陰性のまま数日が経過。
クラスターとまではならずに収まりました。
3人目の無症状陽性の方は、腕を骨折中で…本人も「痛い」とは言っていましたが、陽性なので受診もできない。待機期間が終わるまで、痛み止めでやり過ごすしかありません。
今回、陽性3人でしたが、それぞれの対応は本当に大変で、施設内の緊急対策会議も何回も開かれました。
施設内の入居者さんとは違い、日々外部からの出入りがあるショートステイやデイサービス。
どの段階でコロナ菌を持っていたかなんて、もはや分かりません。
うちの施設は今もまだ面会は禁止。
かなり厳しい対策をとっていますが、やはりゼロコロナには限界がありますね…。
お話を伺うと感染力は確かに強いようですね。
そこで気になるのがインフルと比べて重症度がどうなのかと言うことなんです。国もマスコミも今田に増えました、減りましたばかりで実際のリアルな危険性がわからないんですよね。他の感染症とも比較しながら客観的な判断が必要な時期はとっくに来てるはずなんですが…
発熱された2人は、既に自宅に帰られているので、その後が分からないんですよね…。こちらからは、しばらくしてから、ご家族さんか担当ケアマネジャーに、なんかの折に聞くぐらいかと思います。
保健所からは、何らかのアクションはあるのかもしれませんが…。
施設内にステイ中の方は無症状だけど、こちらは、むしろ陽性で骨折受診ができないのが問題。コロナ自体より、こういう弊害も大きいですね。
ステイ中の食事は、もちろん同じテーブルでも、1人テーブルでも、パネルは立てて遮断しているんですけどね…今の株は、やはり感染力強いですね。
とは言え、今回の陽性者と同じテーブルで食事した方でも陰性の方もいるし、そこはワクチンのおかげですかね。
まぁ、ワクチンのおかげで？無症状な感染者が、感染に気づかず菌をばら撒くパターンもあるかもだけど💦
高齢者なので万が一の事を考えると…
クラスターなんて云った日には『食中毒発生』なみの報道&責任問題に発展しますからね。
太古の昔から付き合いのある風邪やインフルエンザすらゼロに出来ないのに、次々に変異を繰り返すコロナをゼロにするのは…💦
骨折の治療すら受けられないとは気の毒過ぎます。
感染者は患者で被害者なので、もうそろそろ犯罪者扱いみたいな意識は変えていかないと、人の出入りの多い現場は大変です。😭
家族内感染ぐらい明らかな経路がない限り、もうどこで感染、拡散したかわからない。
コロナ初期のステイホーム期と違い、これだけ社会が動いてますからね〜。
もう犯人探しは無理だし、その犯人扱い自体、いい加減何とかして欲しいですね。
ほんと、うちの施設も、もっと感染人数が増えていたら、ニュースで槍玉にあげられるところでした💦
もうそろそろ大騒ぎするのはどうなのかなぁ？と思ったり。
でも、近辺で出たって聞いたら「おぉ～！」と思うし・・・。
コロナコロナで大騒ぎして、なかなか病院で受診できずに亡くなる方もおられるとか・・・。
何が正解かわからないですね。
（ゼロコロナは基本無理ですよぉ～）
職員はみんな陰性でした。
最初に発熱した人を病院に送って行った（この時は陽性はわかってなかった）のは、私の臨席の職員だし、電話機も共通で使ってます（笑）
以前の基準なら、濃厚接触者だらけになるところでした💦
世の中的にはゼロコロナは無理ですよね〜。ただ施設内は、ゼロコロナ&ゼロインフルでいきたいところです😆