さて・・と

60代専業主婦の日々です

恐かったー

2020年05月26日 09時25分48秒 | 日常
本の話しですが。

昨日、三津田信三の「百蛇堂」読み終えました。

この作品は、その前作の「蛇棺葬」の続編なんです。

蛇棺葬も,そこそこ恐かったんですが、いやーーーー久々というか、もうホントに恐かったのが百蛇堂。

ヤバイぐらい恐かった(汗)


夜に読むのが恐かったし、なのでなかなか進められなかった。


以下、ネタバレになります。



























ネタバレする感想なので、ご注意を。
ーーーーーーーーーーーーーーーー


メッチャ恐い要素としては、もうこれが現実なのか?実話なのか?って分からなくなること。

作者が,本人の名前で、しかも一人称視点で書かれてある。

本人が、如何に本人であるかという事を、結構しつこく書いてある。

作者が,以前書いた本についても書いてあったり、なので、作者自身が自分で体験した物を書いている・・って感じなんです。


追っかけてくるところ、もう想像以上でして。

ありそうな感じとか。


いや、ないとおもうけど、首筋や顔に髪の毛が当たる雰囲気とか。


最後の最後に、え??????ってなるけど、実は予想していた。

主人公と龍巳さんは同級生じゃないのか?って

主人公は転校生じゃないのか?って。

まあ、化け物はいるとして、普通に生気を吸い取るってことは良いけど。

父親がしんだと思われてたけど、結局助けてくれたけど、でもさ、年齢があわないよね?

つまりもう死人だった?ちがうよね?

でも、なぜ父親は若い?

息子はメチャクチャ老けてたのに。

でもさ、最後、老けまくってる息子が、主人公に?

主人公は座敷牢に?

他の行方不明者は?

編集者のLってのは、最後の方に出て来た、なんとかリョウ子って人のことなのかな?


結局、ミワ子(だっけ?)が座敷牢に入ってたんじゃないの?京都の?

いろいろ不思議はありますよ、不思議だらけ。

最後の方に一気に、真一郎が行方不明とか、耕介が・・・とかあったけど、作者的には、そんなのかんけーねー。

要は、作者と息子が・・・ってくだりが,一番の見せ所だったわけな気がしてきた。


百々山の事とか、佐竹(佐山だっけ?)のくだりとか、一気に知ってる人に教わった。

一気に終わった感がある。

後半ぐらいから、これ、どーやって解決に向かうんだろう・・・って思ってた。


そもそも、あの閇美山さんという人が全部のネタバレをした感じで。

が、そのおじいさんは、これはこれで怪しいというか・・・・。

だって、文中にも書かれてあったけど、なぜ来た道を知っているのか・・・とか。

本当に実在する人なのか(本の中でと言う意味だけど)。

もう、だれが生きてて、誰がしにんなのか・・・。


そもそも、百巳家の他の人たちのこととか、そもそもが、百々山の話しなのか。


ま・・・・もう一回読み直してみないと,ハッキリと伏線が読み取れてないんだけど。


いやーーーーなんかね、ホント恐かった。

最後で、なんか作り話っぽい感じがやっと出て来た・・・感じがして,安心できた。逆にね。


何度も三津田信三って書いてしまう・・・、つまり、もう記憶がどっちがどっちだか・・・なんだろうけど。

龍巳が残ったけど、実はこの人の頭の中は三津田信三?

百蛇堂にすんでいるのは、龍巳っぽいけど、何度も三津田と書いてしまう。

そもそも百蛇堂にすむこと自体、変すぎるし。


最後は・・・解決してないけど、ホントしては解決したって事なんだろうかね。

ま、読み返さないと。

ともあれ、ホラー小説好きな私は、これは、かなりの本だったのは間違いないわけで、大作だと思った。


以前読んだ、真似してる?って言う人もいる、ずうのめ人形、いやいやレベル違いすぎますよ。

レベル、違いすぎ。

桁外れな違いですよ。

すげーよ!って感じでした。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 準備 | トップ | お菓子作りとお昼ご飯 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日常」カテゴリの最新記事