
昨日(2月13日)、横浜市仏教連合会主催、戸塚仏教会共催の涅槃会が倫勝寺で行われました。
横浜市内の仏教各宗派の住職さまがた、一般参拝者等あわせて160名余の方がお釈迦さまの遺徳を偲んで読経、焼香をいたしました。
現在の連合会会長さんが臨済宗の方ですので、侍者、侍香は戸塚区内の臨在宗の方丈様です。
法要の進退が曹洞宗と若干違いますので、見ていてとても勉強になりました。
道元禅師が建仁寺の明全さまのもとで修行しておられたとき、法要儀式はこんな風だったのかな、と思うとまた感慨深いものがあります。
法要の様子等はkamenoさんのブログに詳しいので、そちらもご覧下さい。
※teraさんのブログに、当日の法要進退の違いが掲載されています。そちらも是非!ごらんください。(090219追記)
涅槃会や百僧の袈裟とりどりに by rinshou
参詣の方々も一緒に読経、焼香します。
他所のご寺院さまのお檀家さんがたが、3割近くお参りに来られました。
みんなで作った団子は涅槃図の前にお供えし、法要後に参列の皆さまにお配りさせていただきました。
華団子はこちらではめずらしいようです。またきれいに出来ましたので、皆さんよろこんでお持ち帰りいただきました。
ちょっと嬉しいですね。
さて、記念講演は駒澤大学総長、大谷哲夫先生。
気さくな人柄で、道元禅師と涅槃会のことや涅槃図のことについて、わかりやすくユーモアを交えてお話しいただきました。
また、先生は現在公開中の映画「禅」の原作者でもあります。
道元禅師を演じた中村勘太郎さんの坐禅中の姿のよさに、いたく感心されたとのこと。
宗門の人間が坐相で劣っているとは何事か、勘太郎を見習え、と言いたくなるとのことでした。
しっかり坐らなければイケませんね。
清興(アトラクション)は三遊亭貴楽さん。
駒澤大学ラグビー部の監督さんでもあります。いまどきの大学生の様子など、また、親御さんの遺言等について爆笑のなか、しみじみとしたお話もしていただきました。
来年は鶴見区が連合会涅槃会の当番だそうです。
17年に一度のめぐり合わせで、今回は倫勝寺が会場主となって勤めさせていただきました。
ご縁を頂戴し、いろいろと勉強させていただきましたこと、関係の方がたに心よりお礼申しあげます。
準備は長くかかりましたが、片付けもみんなの力であっという間です。ありがとうございました。
今日はここまで。
お疲れ様でした。皆様によろしくお伝えください。
心よりお礼申しあげます。
ご本、拝読させていただきました。
読みながら、ああ、そうだよなあ、と思わせられることも多かったです。
子供さんへの接するときのくだりが風月さんの暖かさを偲ばせてくれます。人柄のにじみ出る良い本ですね。