さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

今年も夏祭りが開催されました

2016-08-29 13:45:00 | 倫勝寺の行事報告

 

28日の日曜日、第25回目になる夏祭りが開催されました。

前日の準備の段階で台風の影響が判っていましたので、ネットの降水確率や雨雲レーダーのデータを確認します。

情報では雨は午後9時頃から、とのことで雨天対応パターンでの開催になりました。

ステージに使うトラックは雨天に瞬時に対応できるよう、祭り提灯のつり下げはせず、移動可能な状態でカラオケマシンをセット。

テントも従来の2倍設置。

雨天になったときの催事の手順も確認します。

ロープ張ったり、ステージくんだり食材の下調理をしたり、霊園や葬祭の方々の力を借りて準備を進めて行きます。

  

ボーイスカウトさんも午時2時には到着。

こちらも蝋燭文字の準備や白提灯つり下げ、いろいろとお手伝いをいただきます。

降りそうで降らない、どっちつかずの天気。

大丈夫とふんでの開催。

3時を回ると、徐々にお客さんも増えてきました。中には自分たち書いたメッセージ入り白提灯の前で記念撮影する家族も。

故人を偲んでのひととき。ほのぼの、心温まる景色です。

 

いよいよ4時半、法要の開始です。

とそのとき・・・・雨が降り出しました。ゲゲゲのゲ (T_T)

本降りにならないことを祈りつつ、読経。

しかし、祈りもむなしく徐々に雨脚が強くなってきます。

     

心の中は穏やかではありません。頭の中ではいろんなことがぐるぐる回ります。

   

参詣の方も傘を差してのご焼香。

傘をたたく雨音が一層強くなってきました。

読経中でしたが、「白提灯を会館前に再つり下げ」「ろうそく文字の中止」の指示を出すことになりました。 

250個もの白提灯を移動してつり下げるのは容易ではありません。

また、ろうそく文字のために購入したLEDの蝋燭400個も、雨に濡れたらパーになってしまいます。

降るならもう少し早く降ってくれたらよかったのに・・・恨んでも何ともなりません。なるようにしかならない。で、なんとかする。

法要が終わってすぐにトラックステージの移動、LEDの回収となりました。

「偲」のろうそく文字は来年までお預けです。

 

鳳倫閣前に下げなおしたものの、絵入り、メッセージ付きの白提灯は、ほとんどダメになってしまいました・・・(T_T)

テントの中や大小のホールは、お参りの方で結構な混雑となってしまいました。

しかしまあよくしたもので、ちょっと狭くなればなったで親密感が増すのも事実。かえって和気あいあいの雰囲気になりました。

    

食べ物のみものも、飛ぶように売れます。

鍵山さんが手伝いに来てくれたおかげもあって、倫勝寺名物、山形の玉コンは7時過ぎには完売。

雨天を見越して販売量を減らしたわけではないのですが、玉コンだけでなく、他の店も最後にはほとんど売り切った感じでした。

唐破風前に移動したステージでは老若男女がカラオケに興じ、大ホールでは「岩本二胡スクール」の生徒さんによる二胡の演奏。

  

そして盆踊り。私も踊らされてしまいました・・・(+_+)

高音が素直に伸びる、天使の歌声、かほさんのステージも大好評。なんか、去年よりずっと大人な感じ。。

 

この後はお楽しみの抽選会。かなり盛り上がりました。

参加者が少ない分、当たる確率が上がります (^^♪

かほさんや檀家役員さんにも抽選していただき、さらにベジー渡邊さんも名司会で盛り上げます。

最後は管理事務所前から池方面に向かっての打ち上げ花火。

雨の中とはいえ、やっぱり花火、いいですね。あれこれ忙しくしていたので写真は撮っていませんが、雨滴まで花火の明かりに光ります。

 

今回も多くの方々のお手伝いで、夏祭りを開催することができました

ありがとうございました。

おかげさまで事故もなく過ごすことができ、ホッとしています。

来年はどんな出来事が起きるか、それも楽しみ。

 

あ、白提灯が全部ダメになってしまいましたので、なんとかそれを補充しなければなりません。

250個かあ・・・・

 

有縁のご寺院様、お焚きあげでお寺に持ち込まれた白提灯がございましたら、倫勝寺まで着払いでお送りいただけませんか?

当方、貴寺に成り代わり、心を込めて供養させていただきます。

よろしくお願いいたします。

 

今日はここまで。

 


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