7月25日、恒例の大施食法要が開催されました。
コロナウイルス感染者が急増していることから、昨年に続いて今年もYouTubeライブ配信によるリモート法要が主となってしまいました。
それでも篤信の方々が本堂にお焼香にお見えになり、お寺としても少しほっとした次第です。
当日は午前11時から永代供養墓さんぜ法要、そして午後2時半から大施食法要を営みました。
さんぜ法要は住職と2名の僧侶でのご供養。
いつものようにご本尊様へのご挨拶の般若心経をお唱えしたあと、さんぜに納骨されている多くの皆さま、本堂東西の棚に安置されている永代供養位牌各家のご供養をさせていただきました。
午後の大施食法要では近隣の若手住職にお手伝いをいただき、大勢で先祖供養を営ませていただきました。
さんぜも施食もリモート法要ですので、法要前に説明用のめくりを使って簡単に法要次第を案内します。
これが案外難しかったりするのです。
今回のように参詣の方が目の前にいればいいのですが、誰も人がいなかったりするとお檀家さんや信者さんをカメラの向こうに想像しながら語り掛けなければいけません。
ヒトがいないと妙に緊張するのですね、何回やっても慣れません・・言葉を間違って言い直したり、活舌が悪くて上手く口が回らなかったりするのはしょっちゅうです。
アナウンサーやパーソナリティの方々ってすごいな、とほんとに思います。
大施食法要は高齢の方を含め、10人あまりが二階本堂に足を運んでくださいました。
中には東京港区からのかたも。
「こうやってお参りに来なきゃ、家から出ることもなくなってしまってね」
ワクチン打ったから出てこれるんだよ。
にこにこ笑顔でお話されます。電車で来るので、コロナウイルスの感染が心配でしょうに・・
かく言う住職はまだワクチン未接種なのです・・仕事柄あちこち行っていろんな人と会うことが多いので、早く接種しなければ、と気は焦るのですが・・
直接皆さんと顔を合わせてのお参りは、もう少し先になるかもしれません。
何しろ、神奈川も一日の感染者数が1000人を超えてしまいました。
お檀家さんや信徒の方々と親しくお茶を飲んだり、夏祭りでお酒を酌み交わすことができるまで、しっかり健康でいなければと切に思う住職です。
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先日施食会でお伺いした港南区のＴ昌院さまのお地蔵様。
みなさん金メダルをかけています。
コロナに負けるな！の金メダルですね。
今日はここまで。
