『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

人に迷惑をかけてはいけない本当の意味

2007年09月29日 | 仏教的 『子育て』
ルールを守らずに片付けをしないで散らかしっ放しにしている人、他人の悪い所ば

かりを非難する人、わがままによって他人と衝突ばかりしている人など、人に迷惑

をかけている人は本当に腹立たしいですね。

このような人々に多大な迷惑をこうむっている人は、もしかしたら他人に迷惑をか

ける事は絶対にいけない事だと思っているかもしれません。

それはそれでいい事なのかもしれませんが、ここで気を付けなければいけない事

は、子どもにその事をそのまま伝えない事です。

「人に迷惑をかけてはいけません!」と。

大切なのは、なぜ人に迷惑をかけてはいけないか、という事です。

その事をしっかり伝えておきましょう。

それでは何故人に迷惑をかけてはいけないか。

その為にはまず、自分の気持ちに気付かなくてはなりません。

そして次に、自分と同じ気持ちを、全ての人が持っている事に気付くべきでしょう。

そこで迷惑とは何か?他人が嫌がる事です。

他人と自分は同じ気持ちを持ち合わせていますから、自分がされたら嫌な事を他人

にする事、それが迷惑をかけているという事なのです。


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