『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

基本は子どもが知っている

2007年10月01日 | 仏教的 『子育て』
子どもは知識が少なくて、一人では何も出来ないではないか。

それなのになんで「基本は子どもが知っている」なんですか?と疑問に思う人も多いかもしれません。

その通りです。子どもは大人に比べ極端に知識が少なく、一人では何も出来ませんよね。

ではなぜ、「基本は子どもが知っている」なのでしょう。それは次のような事を知っているからです。

子どもは「これ何?」「なんで○○なの?」「どうして○○なの?」などと分からない事をしつこいくらいに聞いてくる時ありませんか?

それは、自分が知らない事を知っているからなのです。

子どもは喜怒哀楽が激しいなあと思った事ありませんか。

嬉しい事があると笑顔で喜び、嫌な事があるとすぐ怒ったり、哀しい事があると大きな声で泣いたり、楽しい事があると大声で笑ったりと。

それは、自分の感情を知っているからです。

子どもは優しい人が好きで、意地悪な人が嫌いです。

それは、優しいのが気持ちよくて、意地悪なのが気持ち悪い事を知っているからです。

子どもは過去を後悔したり、未来を憂いたりしません。

それは、今に集中して、今を楽しむ事を知っているからです。

以上に挙げたような事、子どもは人間の原点の基本を色々知っているのです。

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