一昨日は上天気に誘われてドライブがてら近郊の道の駅に野菜の買い出しへ。
その帰り道、夫が「月形にあった刑務所見て帰る?」と。
明治時代の初期に、北海道はロシアへの備えとして開墾や道路建設が急務となっていました。
が、厳しい気候の中の開墾は困難を極め遅々として進まず・・・
おりしも当時国事犯の数が増え収容する施設が不足。
その為、囚人なら開墾で酷使して死んでも経費が削減できるという乱暴な思惑の元、明治14年に北海道の月形町に集冶監が建てられました。
この囚人たちによって主要道路の開通などのインフラ整備が整ったと言われています。
此方が正面。
逃亡を防ぐ為の鉄の玉や鎖を付けられた囚人の出入りですり減ったと言う伝説のある石段。
裏側から
これらの建物は明治19年に火災で焼失した後再建されたもの。
廃監後は昭和47年まで町役場として使われ、今は資料館となっています。
中に入って色々と見学していたのですが、なんとここは「ゴールデンカムイ」にも登場していて、熱心なファンの聖地巡礼の一つであることが判明。
名前だけは聞いた事がある「ゴールデンカムイ」
・・・・我が家では昨晩からアニメの「ゴールデンカムイ」を視聴中。
逆・聖地巡礼???
今の所逃亡した囚人は出て来ましたが、まだ集冶監は出てきていません。
が、怖いんだよ、羆が・・・・・・