🌸徒然日記🌸

日々の出来事を綴ります

悪夢ー4

2023-05-28 01:02:18 | 日記
E先生が病室を出あと

私は安心してベッドを下げ

横になろうとした。

そのときだ。

かずはまた昨夜のように何かを

催したのか、看護師さんを呼んで

ポータブルトイレに座った。

二度三度と同じことが繰り返されたあと

突然かずの顔がみるみる真っ青になっていった。

「かず、どうしたと、どこか痛いと」

意識はしっかりしてたが返事はない。

しだいにかずの唇は赤みを失い

青紫色に変わっていく。

これは、ただことではない!

看護師さんは点滴を扱っている。

とっさに私は、かずのお腹から出ている

チューブの先を覗き込んだ。

そこには内臓から出た水をためるための

袋がついている。

これまでは異常があるような様子はなかったし

そんな話も聞いていない。

つい今しがたも看護師さんが見て

特に変化がないことを確認したばかりのはずだ。

しかし今、私の目の先にあるその袋の中には

チューブから流れだ出す液体がどんどん

溜まっていき、今にも漏れようとしている。

「看護師さん、大変!早く先生を

呼んできてください!」

看護師さんの顔色が変わり、コールのボタンを

力まかせに何度も押す。

さやの変化

2023-05-27 02:01:27 | 日記
先日14歳の愛犬さやが

ごはんを食べる最中に突然

ごはんから離れてばたっと倒れました

何事かと思って見たら

呼吸数はいつもの倍で倒れたまま

動きません

2、3分その状態がつづいた後

むくっと起き上がると何事もなかったかのように

ごはんを食べ始めました

あわてて病院でみてもらったけど

特に異常はありませんでした

とにかく14歳で心臓も悪いので

ちょっとした変化に気づける自分で

いたいと思います






悪夢ー3

2023-05-27 01:17:10 | 日記
やがてB先生が来る。

いつものようにエコー、採血。

結果は異状なしだった。

結果を聞いてかずは少しずつ元気を

取り戻していった。

助教授のE先生が来ると、かずは尋ねた。

「先生、いつから水分とれると?」

「そうだね、調子がいいから

今日の夜から水分取ろうか」

かずの虚ろな目は、その言葉を聞いたとたん

一瞬にして輝きに変わった。

悪夢ー2

2023-05-26 00:09:13 | 日記
しかし、Hが見た限りではかずに

変わった様子はないと言う。

私は頭をよぎった微かな不安を打ち消し

かずのことは看護師さんに任せて

休むことにした。

いったいあれから何度トイレに座ったのだろう。

夜が明けたとき

かずはもう目を覚ましていた。

「かず、おはよう。昨日寝れた?」

「全然寝れんかった」

「なんで!お腹が痛かったと」

「わからん」

よく見るとかずの目は少し虚ろで

潤んでいるようだ。

それでも私は「きっと睡眠不足だからに違いない」

と考え、再び不安を打ち消した。

発表会

2023-05-25 00:58:47 | 日記
5月28日はピアノの発表会です

でも今回は参加できません

仕事でどうにも都合がつきませんでした

ただこのままじゃいけないと先生が言います

曲を練習したら披露して初めて

芸術として成立するのだそうです

たとえ失敗したとしてもそこで一区切りで

次の曲に進むのだそうです

というわけで隣の市のリレー演奏に

申しこみました

あと昨年大失敗したコンクールは

まだ思案中です

どんなに大変な思いをしても

ピアノだけはやめきれない私がいます