原作は残念ながらまだ読んだ事はないのですが、オットによるとかなり泣けるそう。なので、期待しすぎてしまったのかも知れません。。。そんなに泣き所は無く、最後の駅伝大会だけを見ると爽やか青春映画といった感じですが、その部分を除くとなんとなーく暗い雰囲気が漂っている映画でした。初っ端、船から海に落ちた小学生の奈緒子を助けてくれた雄介の父親がそのまま亡くなってしまうシーンから始まり、お前のせいで父親が死んだと雄介に奈緒子が詰られるシーンや、数年後二人が再会したシーン、奈緒子の差し出した給水の水を雄介が受取らないシーン、などなど前半は見ていて気が重くなるシーンが続きます。奈緒子役の上野樹里
のくらーいくらーい演技がその気の重さにさらに拍車をかけてくれます（＾＾；。上野樹里の最近のだめのハイテンション演技に慣れてしまったせいか、何だか違和感もあったりして。。。それにしても、三浦春馬はやっぱり黒髪の方が断然いいですね。駅伝の話ですから走るシーン
ばかりで演じる方は大変だったろうなぁと思いつつ、途中で失速した雄介が奈緒子の言葉で首位に追いつくところなどなどリアリティの無さが少々気になりました。原作の何巻分がこの映画に盛り込まれているのかわからないのですが、たくさんのエッセンスを盛り込もうとしすぎて上手く纏まっていない感じを受けました。もしかしたら原作ファンのオットは見れなくて正解だったのかも知れません
。あ、ポルノグラフィティの主題歌は爽やかで良かったですよ～。ま、とりあえず、家に全冊揃っている原作を読んでみます！
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