12月21日の土曜日の午後、
大人たちで集まって、水墨画による年賀状描きのイベントを開催いたしました。
お茶あり、お菓子あり、無駄話ありの
なかなか愉快な時間でした。
当初、郵便局にポスターを貼らせて頂こうという
大きな計画でしたが、案外、インターネットやSNSで
集まって頂きましたので、
「時代の風を感じるな~。」と
つくづく思いつつ 開催いたしました。
「年賀状を、水墨画で」
こんなことが、誰でもできるような時代になれば良いと思っています。
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さて、今回の【特別講座】「水墨画で描く干支の子と松竹梅」は、
ただの水墨画ではなく、
金泥(講座で練習用に使用したものは、顔彩ですが)と墨の組み合わせというテーマに沿って
お稽古いたしました。
墨も、墨単色でも大変美しいものですが、
金が加わる墨色は、また表現に奥行きが出て、
更に墨色のよさを何倍にも引き出すようです。
ちょっと、初心者の方には、贅沢すぎるイベントだったかと思いますが、
私は大変に興味があって 是非ともやりたいと思っての開催でした。
きらびやかな金雲の色紙に描き。
ねずみの表情が、奥深い…。
その方の人生が現れる、水墨画の面白さと怖さを感じさせられます。
半紙に練習した後、丸型の和紙や、はがきサイズの色紙に完成。
金を加えた薄墨に、抱きしめたくなるような美しさが現れる。
月を見上げて、「令和」が因んだ和歌のような風情に…!
今年は、20枚すべての年賀状を、1枚づつ丁寧に手書きにすることを決めて
受講された方。
講座はテキスト付きで、ご自宅に帰ってからも、練習して頂けます。
クリスマスプレゼントに頂いた、美味しいチョコレートを頬張りながら。
和気藹々と、水墨画をお稽古いたしました。
琳派墨絵クラブ