菊の墨絵 2016年10月29日 | 琳派、日本画、酒井抱一 秋雨の早く暗くなった夕方、 ひとりで運筆の練習をしていると、 菊の墨絵を描いてみようかな、という気持ちにふと誘われました。 お教室で生徒で習って描いている時は、 色紙に描く、「お清書」が苦手で仕様がなかったものです。 色紙の上等な紙、 ボードの厚み、金のふくりんなど、 美しいものがただただプレッシャーに感じられるものです。 生徒であった時は、私はこれを練習さえすれば、 乗り越えられるものだと . . . 本文を読む