短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

白ゆり〜堕落〜

2019-06-29 10:18:09 | 日記
インドでは
神に捧げる
花ならば
あなたを愛し
堕落したゆり

コンソールの上の百合の花

硬かったつぼみが全部ひらいて

目覚めたてのリビングはその香りでむせかえるよう・・・・

聖母マリアの花である白ゆりの香りに催淫作用がある不思議。

朝、ピンセットで雄しべを取りながら(紅い花粉がつくので)

もう一度夏目漱石の「それから」を読んでみようかなってふと思う(この歌のモチーフになった小説)・・・・

知り合いのダンサーが

「学生時代文芸部に入っていて夏目漱石とか菊池寛とか読んでた」と・・・・

ちょっと意外、でも、そんな感じ、で、そこが魅力

やっぱり読もう。

毎日思いがけないところに、気分が高揚する瞬間があって、

その瞬間に遭遇するために“今日”が始まる

何もわからないまま始まる今日が素敵☆


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