短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

覚めない夢〜シクラメン〜

2019-11-17 07:51:58 | 日記
シクラメン
覚めない夢を
編みこんだ
私の弱さ
知っている花

葉が組み合わさって成長していくシクラメンは葉を放射状に広げて葉に引っ掛けて根元に日を当ててあげないと綺麗に咲きません。

茎をほどいて引っ掛けて……まるで編み物をしてるように。

。。。。

昨日は月に1度の母と妹とのランチでした。

「昨日ね、もっといい話があったの❣️」
と母

「別に今いい話してなかったけど」と妹

ノー天気でちょっとズレてる母の言葉と頭キレッキレの妹の会話に笑いながら

私は(話の脈絡を飛び越えてるけど)
“もっといい話”って何、何?と心がスキップします(笑)

少し耳も遠くなり、目も悪くなった母。
小学1年生の時空襲で両親と兄弟を亡くし苦労の多い人生だったと思いますが明るい母です。
この時期になると友人達にシクラメンを送っています。

明るい母の友人達だけど、いろんな想いでシクラメンを眺めてるんだろうな。

そんなことを思いながら私もシクラメンを買ってきました。

和名は「篝火花」

燃え立つ炎のように見えるシクラメン、でも私にはうつ向いて泣いてるようにも見えるシクラメンです。

今週もあっという間でした。

素敵な週末をお過ごしください✨