4月から通っていた福祉の学校を、本日無事卒業しました。
最初は長いなぁ…大丈夫かなぁ…と思っていた3ヶ月ですが、
終わってみれば、あっという間だった気がします。
すっかりだらだらな日々に慣れていた半引きこもり状態だった私にとって、
毎日学校に通うこと自体が大きな挑戦でもありました。しかも、往復80km
以上、時間にして1時間以上も車を運転して行かなければならなくて、
お弁当も作らなくちゃいけなくて。。。(冷凍食品使ったり、コンビニなどで
買っちゃったりした日もありますけど)
そして、実は人見知りで、自分から話し掛けるのが苦手でもあり、周りの
人達とうまくやっていけるかも心配の一つでした。
隣りの席の人が、いきなり2日目から来なくなって右隣りは空席になるし、
車通学の人が多くて、帰りにお茶でも。。。なんてなりそうにないし。。。
ホントどうなることかと思っていました。
しかし、ちょっと前まで名前すら知りもしなかった間柄とは思えぬほど
賑やかで笑いあふれる楽しいクラスになりました。男女混合で年齢層も
幅広いのに、こんなにも打ち解けられるものなのかと不思議なくらい(笑)
卒業の日が近付くにつれ、「もうすぐ終わっちゃうんだねー…寂しいねー」
と皆が口にしていました。
それでも、その日はやってきました。
全員無事卒業し、訪問介護員(ホームヘルパー)2級と、視覚障害者
移動介護従業者(ガイドヘルパー)の二つの資格を取得できました。
すべての人が、実際にこの資格を生かした職に就く訳ではありませんが、
この資格を得るための学習は決して無駄ではなく、資格以外にもたくさん
得たものがあり、いろいろな面で役に立つものだと思います。
26名のお仲間とも、これっきりではなく、長いお付き合いができると
いいなと思います。今から同窓会が待ち遠しい~
ここのところ朝起きると喉の調子が悪い日がよくあります。
水分やビタミンを補うことで、学校に着く頃にはいつも
復活していましたが、一昨日の朝は頭痛が酷く、胸も
ムカムカして、学校に着いてもそれは続き、どんどん
酷くなっていきました。
それが発熱のせいなのか、風邪か何かなのか判りません
でしたが、ラクになりそうな気がしたので、昼休みに
近くの薬品店で熱さまシートを買ってきて貼りました。
冷たくて気持ちよかった~。。。
周りの人に早退を勧められましたが、痛みのピークだった
昼休みに、40km以上運転して帰るのは無理でした。
あとから、実家に帰ればよかったのだと気付いたのですが…
熱さまシートのおかげで、午後の授業も何とか乗り切れました。
学校を出る頃ちょうど激しい雨が降り出し、風も強く吹き、
傘をさしても足元が濡れてしまうほど。下駄履きだった私、
ブル!!氏に「濡れて水虫になりますよ!」と言われ、
駐車場に着くなり車内で拭きましたよ、足(笑)
一番タイミングの悪いときだったのか、途中豪雨に見舞われ
ワイパーは最高速、時速も抑えに抑えても視界が悪かったので
気合を入れて運転したおかげで、頭痛に悩まされながらも、
何とか帰宅。
ダーリンに自分の食事を買って帰って来てくれるようメールし
横になりました。構って欲しいくっくがベッドの上を行ったり
来たり、安眠妨害して困りましたが。
そんな頭痛は翌日も続き辛かったのですが、金曜日で明日明後日
休めるし、家で寝ている方が逆に悪化しそうな気がしたので登校。
子供の頃から、医者に止められるか、起き上がれない状態にでも
ならない限り、学校も会社も休まない人なんです、私(笑)
病気になると、周囲の優しさがしみますねぇ。。。
学校のお友達にしても、ダーリンにしても、労わってくれました。
ありがたいことです。くっくもわからないなりにも、どことなく
心配そうな顔をしていたような気がします。ずっと傍にくっついて
いたし。しあわせなことですね。ありがとう。m(__)m
とうとう来週は実際に介護施設に行っての実習です。
28名のお仲間は、それぞれの自宅に近い施設に割り振られました。
施設によって、1人だけだったり2~3人だったり。私の行くところは
お隣りの席のレナビママさんと一緒で、ちょっとホッ。
近年、介護施設は数え切れないほどたくさんできていますが、その
すべてが実習生を受け入れてくれるわけではありません。そのため、
近いと言っても市外で、家から17~18㎞位は離れています。
そこは、デイサービス、グループホーム、ホームヘルパーステーション
なども併設されているとても大きな施設で、入居者・利用者も多く、
とても忙しいだろうと思われます。
あ、先週の日曜にオリエンテーションがあり、ドキドキしながら行って
きました。私たちの他に、専門学校の生徒さん5名も一緒でした。
彼らは19~20歳。もしかしたらお母さんが同年代かも…
そして、いつでも仕事ができる格好で行くように言われ、ポロシャツと
ジャージだった私達とは違い、学校の制服の彼ら。ちぐはぐ。。。
今時珍しいくらい純朴で真面目そうな子達でした。実習はまったく
別行動だと思いますが、負けないように頑張らなくちゃ。
こんな風でありたいね。
あなたに出会った人がだれでも
前よりももっと気持ちよく
明るくなって帰れるようになさい
世話するだけでなく
あなたの心を与えなさい
マザー・テレサ
本日は、緊急時の対応・腰痛予防の授業でした。
緊急時――は、鼻血・ヤケド等いろいろ学びましたが、メインは
心肺蘇生法。対象者の発見から意識確認、気道確保、
呼吸・喉の詰まりの確認、心臓マッサージ・人工呼吸と一連の
流れを全員が順番に訓練用の人形を使って行いました。その訓練用の人形にはセンサーが
付いていて、うまく息が吹き込めれば
ちゃんと胸が上下し、心臓マッサージも
正しい位置を適度な強さで押すと
ランプがつくんです。とてもよくできています。手足もリアル。
また、レサシ・アン(Resusci Anne)という名前がつけられています。
レサシは蘇生法という意味のresuscitationはを略したもの、アンは人名。
水難事故で娘さんを亡くした親御さんが、適切な救命措置がとられていたら
娘さんは助かったと知り、もうそのような悲劇が二度と起こらないようにと
訓練用の人形を開発し、娘さんのお名前を付けたのだと聞きました。
しかし、製造元ノルウェーのLaerdal Medical社のサイトには、
こう書いてありました。
20世紀初頭、パリのセーヌ川で少女の遺体が引き上げられました。
危害を加えられた痕跡もなく、それは自ら命を絶ったものでした。
少女の身元は確認されなかったため、当時の慣習にのっとり
「デスマスク」が製作されました。そのうら若き少女の繊細な
美しさとうっすらと浮かべた微笑が、彼女の死に謎を残しました。
このミステリーについて、様々な憶測がなされ、ロマンティックな
物語が数々出版され、彼女のデスマスクとともにヨーロッパ中に
広がっていきました。
後に、口対口の人工呼吸法を実用的且つ効果的に教えるための
トレーニングマネキンを開発しはじめたアスムンド レールダルによって、
「セーヌ川の少女」は、再び脚光を浴びることになりました。彼は、
この少女の早すぎる死に胸を痛め、悲劇がくりかえされないようにと、
心肺蘇生訓練用マネキンに少女のデスマスクを採用。
「レサシ アン(製品名:レサシアン)」と名づけました。
実物大の人体模型があれば、救急救命を学ぶ上で見た目にも生体に
近づくことができ、学生にとって励みになるだろうと考えたからでした。
ちょっと異なっていますが、とにかく1人でも多くの人に心配蘇生法を
学んで欲しいという願いはひしひしと感じますね。
尚、人工呼吸といえば、当然口と口をつけねばならない訳ですが、
相手がどんな人か判らないし、判っても直接口をつけるのは
ちょっと敬遠するであろうと、1人1個 キューマスクという
人工呼吸用マスクを貰いました。世の中にこんな物があるなんて
今まで知りませんでした。常に携帯しようとは思いますが、
実際に人工呼吸が必要な人に出くわしても、自分でできるのか
ちょっと不安です。って言うか、まったく自信がありません。
でも、せっかく学んだのですから、いざという時は見て見ぬふり
だけはしないようにしたいです。もっと誰もが学べる機会があれば
いいのにね。
【日本赤十字】-病気やけがの手当・予防-
救急法の達人
復習はここでさせて頂きました。素晴らしいサイトです。
本日は、排泄・尿失禁の介護の授業でした。排泄の観察事項
【排尿の正常な状態(高齢者)】
麦わら色、透明、沈殿物や浮遊物なし、悪臭なし、1,000~1,500ml/日
昼間:8~10回、夜間:1~2回、排尿時・排尿後疼痛なく気分よし
【排便の正常な状態】
淡褐色、形が維持できる固さ、特有の臭気、約100~200g(バナナ1本分)/日
1~2回/日、便意を感じ自力で排便できる、排便後疼痛なく爽快感排泄障害
【失禁】
しようと思わないときや場所で不随意に出る
【頻尿】
高齢者の場合膀胱内尿量120~150ccになると尿意をもよおす
排尿回数が日に10回以上の場合「頻尿」
数分ごとに尿意がある場合は「尿しぶり」
【排尿困難】
尿が自然に出ない
排尿が始まるまでに時間がかかる
排尿そのものに時間がかかる
【尿閉】
完全に排泄できない
完全尿閉・・・・一滴も排尿できない
不完全尿閉・・慢性が多く、排尿後も膀胱に尿が残る「残尿」
【便秘】
4日以上排便がない
毎日あっても少量で固く乾燥している
排便後も便が残った気がしている
【下痢】
水様便(85%以上の水分を含む)で排泄される状態
続くと、脱水症・栄養不足を招き、全身状態に悪影響を及ぼす
尿瓶・排尿器もオムツも、それぞれモデルになって実際にあててみましたが、
あれはツライですねぇ・・・ メチャメチャ恥ずかしいです。
出るものも出なくなってしまうんじゃないかしら・・・
慣れれば慣れちゃうのかも知れないし、そうせざるを得なくなってしまうの
でしょうが、できることなら使わずに一生を終えたいです・・・
午後は、家事援助の方法の授業でした。 高齢者の体に良いもの
ま豆
ご胡麻
はわかめ(海藻類)
や野菜
さ魚
し椎茸(きのこ類)
い芋 介護者に必要な行動
か考える
き記録する
く工夫する
け計画する
こ行動する
Self-rating Depression scale (抑うつ状態診断)
項目 番号 |
抑鬱状態像 因子 |
質問項目 | 応答欄 | |||
ない、 たまに |
時 々 | かなり の間 |
殆ど いつも | |||
1 | 憂鬱、抑鬱、悲哀 | 気分が沈んで憂鬱だ | 1 | 2 | 3 | 4 |
2 | 日内変動 | 朝方は一番気分がよい | 4 | 3 | 2 | 1 |
3 | 啼泣 | 泣いたり、泣きたくなる | 1 | 2 | 3 | 4 |
4 | 睡眠 | 夜よく眠れない | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 食欲 | 食欲は普通だ | 4 | 3 | 2 | 1 |
6 | 性欲 | まだ性欲はある | 4 | 3 | 2 | 1 |
7 | 体重減少 | 痩せてきたことに気付く | 1 | 2 | 3 | 4 |
8 | 便秘 | 便秘している | 1 | 2 | 3 | 4 |
9 | 心悸亢進 | 普段よりも動悸がする | 1 | 2 | 3 | 4 |
10 | 疲労 | 何となく疲れる | 1 | 2 | 3 | 4 |
11 | 混乱 | 気持ちはいつもさっぱりしている | 4 | 3 | 2 | 1 |
12 | 精神運動性減退 | いつもと変わりなく仕事をやれる | 4 | 3 | 2 | 1 |
13 | 精神運動性興奮 | 落ち着かず、じっとしていられない | 1 | 2 | 3 | 4 |
14 | 希望のなさ | 将来に希望がある | 4 | 3 | 2 | 1 |
15 | 焦燥 | いつもよりいらいらする | 1 | 2 | 3 | 4 |
16 | 不決断 | たやすく決断できる | 4 | 3 | 2 | 1 |
17 | 自己過小評価 | 役に立つ、働ける人間だと思う | 4 | 3 | 2 | 1 |
18 | 空虚 | 生活はかなり充実している | 4 | 3 | 2 | 1 |
19 | 自殺念慮 | 自分が死んだほうが他の者は 楽に暮らせると思う |
1 | 2 | 3 | 4 |
20 | 不満足 | 日頃していることに満足している | 4 | 3 | 2 | 1 |
【判定方法】
最低は20点、最高は80点。 50点以上を抑うつと判定する。
リハビリテーション医療の基礎知識の続き。障害者の心理と対応について。 リハビリテーションの観点からみた障害者の心理
人間としての「価値の喪失」から「価値の発見」に至る心理反応の一部
段階→1 2 3 4 5 希 望 受 容 解説 抑うつ 取 り 引 き ∟準備的悲嘆」 怒 り 否 認 衝撃 ∟部分的否認」 _ ↑致命疾患 ――――時 間―――→ ↑ の自覚 死 |
痛ましい事態に遭遇
自分・家族の病気・死、親しいものとの離別、
失恋、受験や事業の失敗など
↓
【 衝 撃 】
↓
【 否 認 】 障害に対する緩衝反応
問題を隔離しようと無意味な対応を繰り返す
≪対応≫
×:説得、現実を直視させるような審判的態度
○:支持的な対応
障害否認願望などが周囲の人達から尊重されていて、
自己防衛の継続が許されていることを伝える
↓
【 怒 り 】 憤り、羨望、恨み 「なぜ私が?」という問いかけ
無秩序にあらゆる方向に向けられる
≪対応≫
×:個人的で感情的な対応
○:支持的な対応、冷静な判断
尊敬され、理解され、見捨てられないという確信を持たせる
時間の共有、可能な範囲で決定権をゆだねる
↓
【取り引き】 良心的だが、殆ど意味のない申し出(約束)
障害とは無関係の期限を付け加えることが多い
守られることがなく、何度も繰り返される
障害の自覚を少しでも延期させるため
良いことをすれば、報償として自分の願望がかなえられやすい
という過去の経験から
≪対応≫
取り引きの内容そのものにとらわれることなく、無視することなく、
深層の問題に注目して、人間的な価値の発見を促す方向で
罪悪感から開放させる
↓
【 抑うつ 】 喪失感
反応抑鬱…過去の自分自身との比較から生じた喪失感
≪対応≫
積極的な干渉
励まし 絶望的な考えを否定、気分を引き立てる
具体的な社会的環境を調整、解決可能な問題の処理
準備抑鬱…差し迫った将来起こるであろう喪失
≪対応≫
障害者に準備的悲嘆を表現させる
ただ黙ってそばにいて、時間を共有する
↓
【 受 容 】
障害の存在を認め、障害に対して積極的に取り組み、
あるがままの自分を容認する
≪対応≫
家族以外からの心理面での援助は、障害者自身よりも
疎外感などを感じやすい立場にある家族に対して必要
治療に対する希望などを過度の期待を持たせず維持するため、
障害者と家族の心理的な相違や葛藤を家族に認識させ、共感させる
↓
【 希 望 】
希望を持たせてくれる周囲の人達を信頼し、それによって励まされる
≪対応≫
希望を障害者と分け持ち、感情移入する




以前の健康に対する考え方や価値観による偏見などを自分自身に適用し、
人間としての価値の低下や喪失感を必要以上に自覚するため

・健康体験を持たないことが前提、
衝撃や否認段階を経験することは少ない
・家族に生じた心理反応に影響される
・障害の及ぶ期間や種類が多様
・成長段階で社会環境を通して障害を自覚していく
・自覚する障害は成長とともに変化、その都度新たな心理反応が
引き起こされ、受容が何度も繰り返される
・心理反応は、自身の成長や家族を中心とした環境と相対的な関係
リハビリテーション医療の基礎知識で、認知症(痴呆)の疑いがある人に
病院で行われる口頭での検査を紹介してもらいました。介護の場では、
痴呆と言わずに認知症と言いますが、医療現場では痴呆だそうです。 改訂 長谷川式簡易知能評価スケール(HDSR)
1 | お年はいくつですか?(2年までの誤差は正解) | 0 1 | ||
2 | 今日は何年の何月何日ですか?何曜日ですか? (年月日、曜日が正解でそれぞれ1点ずつ) |
年 月 日 曜日 |
0 1 0 1 0 1 0 1 | |
3 | 私たちが今いるところはどこですか?(自発的にでれば2点、 5秒おいて家ですか?病院ですか?施設ですか?の中から 正しい選択をすれば1点) |
0 1 2 | ||
4 | これから言う3つの言葉を言ってみてください。 あとでまた聞きますので、よく覚えておいてください。 (以下の系列のいずれか1つで、採用した系列に○印をつけておく) 1:a)桜 b)猫 c)電車 2:a)梅 b)犬 c)自動車 |
0 1 0 1 0 1 | ||
5 | 100から7を順番に引いてください。 (100-7は?、それからまた7を引くと?と質問する。 最初の答えが不正解の場合、打ち切る。) |
(93) (86) | 0 1 0 1 | |
6 | 私がこれから言う数字を逆から言ってください。 (6-8-2、3-5-2-9) (3桁逆唱に失敗したら打ち切り) |
2-8-6 9-2-5-3 |
0 1 0 1 | |
7 | 先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください。 (自発的に回答があれば各2点、もし回答がない場合、 以下のヒントを与え正解であれば1点) a)植物 b)動物 c)乗り物 |
a:0 1 2 b:0 1 2 c:0 1 2 | ||
8 | これから5つの品物を見せます。それを隠しますので 何があったかを言ってください。 (時計、鍵、タバコ、ペン、硬貨など必ず相互に無関係なもの) |
0 1 2 3 4 5 | ||
9 | 知っている野菜の名前をできるだけ多く言って ください。(答えた野菜の名前を右欄に記入する) (途中で詰まり、約10秒間待ってもでない場合には そこで打ち切る。) 0~5個 = 0点 6 = 1点、7 = 2点、8 = 3点、9 = 4点、10 = 5点 |
_________ _________ _________ _________ _________ |
_________ _________ _________ _________ _________ |
0 1 2 3 4 5 |
【判定方法】
各問い不正解は0点、個別に点数記載のない問いの正解は1点。
最高得点は30点。20点以下を痴呆、21点以上を非痴呆。
(各重症度別の平均得点)
非痴呆 |
24.3±3.9 |
軽度 | 19.1±5.0 |
中等度 | 15.4±3.7 |
やや高度 | 10.7±5.4 |
非常に高度 | 4.0±2.6 |
本日の授業は、サービス提供の基本視点と訪問介護サービス概論。
復習。。。しかし、言葉で考えると難しくなるなぁ。。。 バイステック 「ケースワークの原則」
- 個別化の原則
利用者とその家族を個別的に援助する - 意図的な感情表出の原則
利用者とその家族が感情を自由に表出できるように援助する - 統制された情緒的関与の原則
利用者とその家族の感情を敏感に受け止め、表出された
感情の意味を理解し、処遇目的に適した反応を示す - 受容の原則
利用者とその家族のあるがままの姿や気持ちをそのまま
受け止める - 非審判的態度の原則
ホームヘルパーの価値観や倫理的価値判断で利用者と
その家族を評価しない - 自己決定の原則
利用者とその家族が自己の意思と力によって自己のなすことを
決定し、行動することができるように導く - 秘密保持の原則
利用者とその家族に関する情報は誰にも漏らさない

その身になってともに感じること。違いは「哀れみの情」であるか否か。
福祉でいう共感は、利用者との間に一定の距離を保ちながら、
感情の背景と意味を理解し、利用者の感情をともに感じとること。

是認は相手の言うことを丸飲みにすること。受容は是非の判断はさておき
利用者の思いや感情などの事実をいったん受け止めること。傾聴から始まる。

- 身体介護 食事・排泄・衣類の着脱・入浴・身体清拭・洗髪・通院介助など
- 生活援助 調理・洗濯・掃除・買物
- 相談・助言 利用者および家族の介護に関する相談・助言
介護保険の生活援助の範囲に含まれない事例
- 「直接本人の援助」に該当しない行為
【家族の利便や本来家族が行うべきもの】
・ 利用者以外の洗濯、調理、買物、布団干し
・ 利用者が利用する以外の居室の掃除
・ 来客の応接(お茶、食事)
・ 自動車の洗車、清掃 - 「日常生活の援助」に該当しない行為
【ホームヘルパーが行わなくても支障のないもの】
・ 草むしり
・ 花木の水やり
・ 犬の散歩等ペットの世話
【日常的な家事の範囲を超えるもの】
・ 家具、電気製品の移動、修繕、模様替え
・ 大掃除、窓のガラス磨き、床のワックスがけ
・ ペンキ塗り、植木の剪定
・ 正月、節句などの特別な手間をかける料理
堀 秀彦 『年齢をとるということ』
「死ぬことは確実だと知りながら、
明日は生きているだろうと考えて暮らす時期、それが老年期なのだ」