それが何だったかは忘れてしまったけれど、何かで高評価だったので
図書館に予約していたもの。年末に順番が回ってきました。
ホラーということなので、正月早々読むには重たいかなぁと思いつつ、
予約が詰まっているから延滞もできないしね。
ストーリの先読みができてしまって、ほらやっぱりねー、と
いい気になっていると、えーっ!?そうきたかー!とことごとく
裏をかかれてしまう、悔しいけれど痛快な作品たちでした。
1作目の『流れ星の作り方』を読んでいる最中、素敵なお話なので
これは朗読の候補になるかも、と思ったのですが、最後のシーンの
あーそうだったのかー…な告白によって、残念ながら候補から
外さなくてはならないかな…と。健常者との区別なく、あらゆる情報を
与えられるべきだとは言われても、やはりちょっと読みにくいです…。
ところで本作は、死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。
その助手の凛。凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。
という3人が登場するシリーズ物らしく、前作・前々作を読んでいないのは、
ウケるツボを気付き損ねているかも。いつか読んでみたいと思います。