一昨日、寒くなる前に遠出してみようということで、北京植物園へ行ってきました。
上の写真は、植物園にあった楓の木です。
今日の北京はまたいつものどんより空でしたが、この日はきれいな青空で、絶好の遠足日和。
お花の時期ではないんですが、植物園がどんなところか見てみたかったのです。
残念だったのが、この日ご一緒する予定だったhon-neko家内さんが風邪のために欠席T0T
どうぞ皆様も風邪にお気をつけ下さいね(含む自分)。
(hon-neko家内さん、とりまとめありがとうございました)
さて、この日は午前中に友達5人で西直門のヨーカ堂に集合し、そこからタクシー2台にわかれて出発。
北京植物園は、紅葉で有名な香山のふもとにあります。紅葉も見れるかな~なんてちょっと思っていたのですが、タクシーが山に近づいてきても、山は色がついてない・・・

何分くらい走ったか忘れましたが、植物園の南門へ到着。
道もすいていたので、西直門からのタクシー代は40元くらいでした。

入場料は5元で、他にも温室とセットになった券がどが売られていましたが、とりあえず普通のを購入。
植物園というといろんなめずらしい花や木が目に飛び込んで来るイメージですが、ここの植物園はでーーっかい公園といった感じ?花の時期ではない上にところどころ工事作業中でしたが、こんなにきれいな青空だったので、非常に爽快な気分になりました。

ちなみにこの植物園のウリは、広大な広さと、巨大温室、そして北側にある臥仏寺というお寺だそうです。
梅園や桃園、牡丹園などもあるので、花が咲く時期には見ごたえがありそうです。
この日、私達は臥仏寺を目指して歩くことにしました。
事前にKさんが調べてくれていた情報で、臥仏寺の西側に「蜜蜂博物館」なるものがあるそうで、その蜜蜂博物館へも行ってみることにしました。
南門から臥仏寺まではちょっと距離があるらしく、電動カート(5元)なんてのもあるのですが、利用してる人はあんまりいなさそう?
私達も歩いて臥仏寺まで向かいます。
門を入って5分くらい歩いたあたりでしょうか、でっかい温室が現れました。
植物園に行く前は「寒かったら温室に逃げれるねぇ~」なんて言ってたのですが、この日はとってもよいお天気。暖かいし青空だし温室へ行く気分にならず、しかも温室は50元というのでパスしました^-^;

園内には案内の標識が要所要所にあるのですが、今いち方向をつかみにくいので、今後のために園内地図の看板を写真に撮ってみました(こちら)・・・が、字がぼやけております(涙)。
青空の下、公園を歩くのはほんと気持ちがよろしい!
大きな楓の木の下で、みんな写真タイム。フカフカの落ち葉のじゅうたん?の上をカサカサと歩きながら、皆それぞれに楽しく写真を撮っていたのでした。


どのくらい歩いたでしょうか。
楽しく歩いているうちに臥仏寺の入り口に到着。ここでまた5元払い、券を買います。
門からお寺へ続く参道、背の高い古樹が立ち並んでいていい感じでした。
300年と書かれた札がかけられた木もありました。


臥仏寺は、横たわるお釈迦さまがいらっしゃることから、臥仏寺という名前がついたそうです(臥=横になるの意)。ガイド本によると1300年の歴史があるのだとか。中に入ってみると、ひじをついて横になっているお釈迦さまがいらっしゃいました。(撮影禁止のためお見せできず残念)。
金ピカのでっかいタイの仏像みたいのを想像していたら、そんなに大きくなくて茶色い(銅?)、色黒なお釈迦様でした。(こんなん言うたらバチあたるー?)

臥仏寺を見学したあとは、蜜蜂博物館へ向かいました。
この蜜蜂博物館、道順の案内看板が出てないんですよねー。
けど、臥仏寺の西側にあることはわかっていたので、いったん臥仏寺の門まで戻り、その辺にいた人に聞いて木蘭園の小道の中を歩いていくと、中国蜜蜂学会という文字を発見。

入り口のすぐ左側に蜜蜂の箱がたくさんあり、右側は蜜を使った商品の売店(ちっちゃいけど)がありました。
博物館はいずこ・・・?と思いつつ敷地の中へ入っていってみると、緑色のドアの建物が。ありました、博物館。でも鍵が閉まっており、この日から閉館とのこと(冬季は閉館するそうです)。売店のおばちゃんに言って開けてもらえることになったのですが、入ってみると、博物館というよりは資料室って感じのところでした^-^;まあ、タダですしね。蜂のことや蜜の取り方や道具、世界のハチミツ商品のサンプルなどが展示してありました。働き蜂って「工蜂」っていうんですね。勉強になりました(笑)。
博物館を見たあとに、売店でハチミツ商品を物色(こっちがメイン?・笑)。


小さな店なのに、お客さんが次々とやってきます。ハチミツももちろん売っていますが、ローヤルゼリーや健康食品、化粧品なども売っています。皆さんいろいろと買われていて、私は「ライチはちみつ」ってのとハチミツ石鹸がちょっと気になったのですが、プロポリス入りハチミツ飴ってのを買ってみました(6元)。

プロポリスって何じゃ?と思って調べたら(無知ですみません)、ミツバチが予期せぬ侵入者や病原菌から巣を保護するために、大自然の中から樹液等を集めて自らの分泌物(酵素)と合わせてつくり上げた天然の抗菌物質、なんて書いてありました。うひょー、すげえ。そんなすげーもんがこの飴の中に入ってんならもっとたくさん買ってくればよかったー。(←単純)
目的を達成したところで、お昼ゴハンです。時間は1時を過ぎてたでしょうか?
臥仏寺を出たところに、その名も臥仏寺餐庁というレストランがありました。食べるところがあるかどうか心配して一応皆おやつを持参してたのですが、こんなちゃんとしたところがあってよかったです。

店内も、ほら、こんなに立派↓


お琴の演奏はなかったですけどね。おトイレもきれいでしたですよ。
そして食事がまたおいしかったのです。味付けも濃すぎず薄すぎずで。
注文したのは、きのこのスープ、店員さんオススメの豆腐(ゆば?)の料理、栗とゆりねとセロリの炒め物、茄子炒め、干炒伊麺。



お値段は、5人で食べたので、ひとり30元ほどでした(お茶代含む)。
食べ終わって外へ出ると、2時半くらいやったかな?
まだそんな時間なのに、ずいぶん日が落ちてきた感じがしました。
ああ、秋って淋ちい。。。

ところで、帰り道に気がついたのですが、南門の地面は、蜂の巣の形になってる??↓

門の付近にもちょぴっとだけ売店があり、蜜蜂博物館で売られてたハチミツ用品や、植物の栽培キットや種、開運竹などが売られていました。
そしてなぜか、ラクダさん、、、
そういえば八達嶺にもいたような。
これに乗って写真を撮るっちゅうやつですよね。おいくらくらいかは知りませんが。

秋ということでお花のない植物園でしたが、広くてきれいで、空気もおいしく、春はさそがし気持ちがいいところだろうと思いました。
次回は花の咲く時期にまたぜひ来てみたいです。できれば、青空の日に~
