12月24日のクリスマスイブ
昭和基地に第1便が降り立ったようです。
「砕氷艦しらせ」に搭載されている海上自衛隊の輸送ヘリCH-101(出典:海上自衛隊)
55次越冬隊23名が待つ基地に
新鮮野菜や生卵、家族や恋人からの手紙などなどの
首を長~くして待っていた「初荷」 が届けられました。
国立極地研究所の記事
ということは…
56次隊のみなさんも昭和基地へ「空輸」され、忙しく設営作業に励まれていることでしょう…
日飛=ニッピ:日本飛行機(株)の風力発電1号機建設は始まっているのかな?
53次隊で建設予定だった1号機。 4年越しのプロジェクトになってしまいました。
53次隊で一緒だったニッピの「中村っち」、54次に続けて「今度こそは」の56次隊参加。
『がんばってね!中村っち!!、朗報を待ってます!』
昭和基地周辺の海氷は6mもの厚さがあり、積雪も多く、
「しらせ」の接岸がかなり厳しい状況のようですが、
そこは世界に誇る砕氷能力を持つ海上自衛隊の「しらせ」
きっと、接岸できるでしょう。乗組員のみなさんがんばってください!
昭和基地周辺を砕氷航行する「しらせ」(イメージ映像)
私が昭和基地に降り立ったのは、平成23年12月23日午後。
当時の記憶が蘇ります。
到着してすぐに、昭和基地管理棟前の19広場で記念撮影。
この日から約2ヶ月、老体にむち打って一心不乱に仕事したな~っ。
まずは、しらせが無事、昭和基地に接岸できることを祈るばかりです…
8月28日…
陸別町しばれ技術開発研究所(私を南極に誘ってくれた研究団体)の音頭で飲み会が…
お酒の匂いに敏感な私は、当然その場に…
飲み会のメンバーは、わずかに6人。
「えっ?」と拍子抜け。
そもそも、誰が陸別に来て-の-、飲み会かも承知せず、会場へ…
そこでビックリ!
昭和基地の「パンジー」(大型大気レーダー)プロジェクトのメンバーが、
名古屋大学が当町に設置している短波レーダー2号機の建設に来ていたのです。
南極つながり恐るべし…
そのメンバーは…
JARE52:N日本電子社長(短波観測のスペシャリスト)
JARE53:SORA(私:ただの役場のおじさん)
JARE54:TONO(陸別からドーム隊で参加…赤外線望遠鏡架台を建立)
JARE55:N日本電子の若い衆(52社長の舎弟)
※写真撮影を失念… 残念…
いろいろあった(関係者しかわかりませんが…) パンジー談義に華が咲きました…
ここ陸別にいて、いろいろと南極関連の方とお会いしていますが、
今回は、ちょいとビックリもののご対面でした。
陸別の本当の底力を実感した日となりました。
3年ぶりに昭和基地沖に接岸した
砕氷艦「しらせ5003」の雄姿をWEBで確認できま~すっ!
興味のある方は、下記のリンクからご確認を!
※このアングルの画を待ってました~
できれば、生で見たかったな~
予想以上に、接岸ポイントが近かった…
日本時間の1月4日午後10時30分頃、
しらせが3年ぶりに昭和基地接岸に成功したようです!
本日夕刻、53次隊に参加した情報通の仲間から第一報が入り…
53次越冬隊、55次越冬隊で参加している「ヤッサン」からも
現地情報の報告がありました。
船の前進、後退を繰り返して海氷を砕氷航行する
「ラミング」は、実に2227回に及んだとか…
氷厚は6mもあったとのこと。
物資や燃料の輸送は順調に進みそうとのことで、ひと安心です。
53次、54次の2年連続で輸送を断念した風力発電の資材も運搬できそう…
悔しい思いをしてきた☆HIDEAKI☆さん、今度こそですねっ!
まずは、万歳!
そして、無事に夏ミッションが終了することをご祈念いたします…
楽しみにしていた…
第53次日本南極地域観測隊の記念アルバムが、本日届きました!
これは、53次越冬隊のアルバム係のみなさんの総括作品。
1年4ヶ月の南極生活の集大成です。
『遙かなる南の大陸で~for the Far South of the Earth~』
特典動画などのDVD付きです。→これはアルバム係のサービス品。
残念ながら、一般販売はありません。公開できない画像も収録されていますので…
隊員手作りで、永遠の隊員の絆として、良き思い出として…
これはこれは、何物にも代えがたい宝物なのです…
アルバム係のみなさん、越冬から帰還しての作業、お疲れ様でしたっ!
あの日の出来事が、さっきの事のように思い出されます…
夏隊の私にとっても、良い記念になる内容でした。
また…いつか…ご一緒に…、そんな想いが深まっていく自分がここにいます。
アルバムの一端をご紹介…
このページに私:管理人が2枚に登場しています。
管理人を知っている方は、「Let's SORAを探せっ!」ですよ。
南極から帰還して、約2年、まだまだ南極が恋しい53夏隊の戯言でした…
、
今日の昭和基地をチェックしていたら、
しらせヘリ「CH101」の姿が…
今日が第一便だったのかな?
54越冬隊のみなさんの今日の夕食は、
生卵と生野菜が主役かな?
隊員のみなさんっ、夏作業頑張ってくださいねっ!
そして星野君。昭和基地接岸をご祈念申し上げます!
昭和基地に行けるといいね…
昭和基地のライブ映像はこちらでご覧いただけます。
http://www.nipr.ac.jp/webcam-top.html
ご無沙汰です。
砕氷艦しらせは、本日、定着氷帯に到着、砕氷航行(ラミング)を始めたようです。
2年連続の昭和基地接岸断念、今年はどうなるか…
今は、昭和基地まで約90kmの位置にいるようです。
55次隊では、陸別からほど近い北見工大の星野君が海氷の観測研究者として、しらせに乗船。
そして、道中の海氷の観測はもとより、
しらせの海氷航行に対して、専門的見地から航行ルートをサポートする重要な任務を担っているのです。
そのルート工作に、大きな期待を寄せています。
自然はそう簡単に人間の侵入を許してはくれないと思いますが…
「星野君っ、念願の接岸に向けて、頑張ってねっ!」
うだつの上がるわけがない、いち53観測隊員からのささやかなメッセージでしたっ!
星野君、君のご活躍に期待する!
南極観測船:砕氷艦「しらせ」と再会してきましたっ!
ところ:北海道十勝港にて…(広尾町)
とき:H25.9.7-8
一般公開日の2日間とも足を運んでしまいました…
本年4月以来の再会でした…
やっばり、美しい… この期に及んで、初のツーショットっ!
指令「とーり、かーじ」、操舵「とーり、かーじ」。
この呼応だと、15度舵を切るんでしたっけ?
あの日の記憶が蘇りました…
職場の仲間と共に艦内巡り…
おこちゃまたちは、艦長席に… わいも座りたかった…
艦橋を後に、隊員寝室エリアへ
残念ながら、隊員寝室には入れませんでした。
(虎テープで入場規制されてました。)
我が延べ2ヶ月間過ごした寝室…
№136…
きっちりと整頓されてました…
山田運輸のぢょーさんと、ここで延べ2ヶ月生活してたんだな~っと…
54次隊では、HIDEAKI☆がこの部屋の主だったようです…
毎日4回、通勤した観測隊公室…
55次隊のために、こ綺麗になってました…
昭和の名作、「スチュワーデス物語」…
ドジでのろまな亀… 楽しかったな~
同僚のおこちゃまたち…
水兵さんで記念撮影。めんこかったよっ!将来は、しらせ乗組員だね?
最後に対岸から…
これが見納めかな?と思ったら、ちょいとおセンチなってしまいました…
また、しらせと旅がしたいな~と思う自分がいました。
以上、しらせとの再会レポートでした。
おまけ…
しらせの寄港した広尾港から南に約50km。
そこに、北海道の最南端があります。「えりも岬」
森進一の「えりも岬」を口ずさみながら、写真撮影しました…
? えりーものー、春はーあー、何もー、ないー、春ですー ?
発表になったようです!
お世話になった砕氷艦「しらせ5003」十勝港寄港決定が… (7/27付け十勝毎日新聞にて)
※写真は、昭和基地周辺で砕氷航行するしらせの勇姿(52次隊映像から)
広尾町の十勝港には、9/6~9/9まで停泊。
「9/7~8の2日間」、一般公開されるとのこと。
楽しみですっ!絶対に行こうと思っています。
53次隊の帽子(写真は残念ながらありませんが…)をかぶっていきますので、
見かけたらお声をかけてください!艦内を案内いたしますよっ。
てなことで、楽しみが一つ増えましたっ!いまからチョイとワクワクです。
陸別にも遊びに来ていただきたいのですが、
この2日間は広尾町にGO!ですよっ。
速報を伝えていただいた陸別原住民のブログに新聞記事が掲載されています。
以下のURLでご確認ください。
本日発行の地元紙「十勝毎日新聞」によると…
私自身が、南極観測で延べ2ヶ月間お世話になった砕氷艦「しらせ5003」が、
本年9月上旬の土・日の2日間、十勝港に寄港するとのこと。
嬉しいことに、一般公開も予定されているよう…
詳しい日程は調整中とのことですが、
再び、「しらせ」にご対面できるチャンスに恵まれるとは
何ともラッキーっ!!
54次観測行動を終えて、化粧直しをした「しらせ」。
三度の再会が楽しみですっ!
結構な細部まで公開してくれると思います。
興味のある方は、ぜひ、十勝港に足を運んでみてください。
詳細な日程がわかりましたら、お知らせしたいと思います。
十勝港の場所は…
ここです。陸別からは車で2時間半ほどの所にあります。
高速道路や高規格道路が整備されてきたので、
もうちょいと、時間は短縮できるかな?…